🇷🇺ロシア·閉鎖

カザン動物植物園の歴史的オランジェリー

カザン、タタールスタン

この温室には、自由ライセンスの写真がまだありません。お持ちではありませんか? このページ用に提案する →

2026年10月時点で出典を確認済み

「1834~1836年にカザン大学のために石造で建てられ、19世紀に植えられたヤシが今も残っています。」
年代
1834~1836年
建築家
ミハイル・コリンフスキー、植物学者アレクサンドル・ブンゲの構想による
様式
1830年代の石造のオランジェリー、5区画
状況
閉鎖中(建物は危険な状態)。再建計画が2026年に始動

1806年にカザン帝国大学に創設された植物園は、1829~1830年からカバン湖畔に移りました。当時の園長で植物学者のアレクサンドル・ブンゲが5区画の石造オランジェリーを考案し、建築家ミハイル・コリンフスキーの設計で、1834~1836年に建てられました。1931年にタタール共和国中央博物館の動物園と合併して、動物植物園となりました。2011年から文化遺産に指定されているオランジェリーには、19世紀に植えられたヤシを含む約500の種と栽培品種があります。2023年から危険なため閉鎖されており、2026年に始まる計画で最初に改修される建物となります。

見学の計画

アフィリエイトリンクです。Verrière 経由で予約すると、追加料金なしで、当サイトの調査費用の一部になります。

詳細解説 読了目安:約1分

歴史

カザンの植物園は、1806年12月8日に帝国大学に創設されました。その中心となったのは、同大学の教授のひとりで博物学者のカール・フックス(Karl Fuchs、1776~1846年)です。1829年に大学はカバン湖畔の6.7 haの土地を購入し、植物園は1830年からそこに移りました。当時、植物園を預かっていた植物学者アレクサンドル・ブンゲ(Alexander Bunge)が、5区画からなる石造のオランジェリーの構想をまとめ、建築家ミハイル・コリンフスキー(Mikhail Korinfsky)が設計を行いました。建物の年代は資料によって1834年、1834~1836年、1836年とまちまちですが、植物園が一般に正式に公開されたのは1834年です。1931年にはタタール自治ソビエト社会主義共和国中央博物館の動物園と合併し、統合された施設は動物植物園という名称になりました。

歴史的な敷地は、オランジェリーと屋外の植物区画を含めて、2011年に文化遺産に指定されました。それでも建物は傷み、2023年の初めに閉鎖されて、危険な状態にあると宣言され、ガイドツアーも中止されました。2024年2月の報告は、修復の試みが10年続いていると記し、国立設計機関タトインヴェストグラジダンプロエクト(Tatinvestgrazhdanproekt)による計画を紹介しています。2025年6月には共和国首長のルスタム・ミンニハノフ(Rustam Minnikhanov)が歴史的な部分の再建を決定し、市長は、これを段階的に進めると述べました。

2026年3月に市は調査の開始を発表しました。敷地の歴史、都市計画、景観の分析を行ったうえで、年内に建築計画をまとめる予定です。オランジェリーはカール・フックスの家に先立って最初に改修され、資金はタタールスタン共和国と民間企業アグナ・グループ(Agna Group)が出します。

建築と構造

ブンゲの構想とコリンフスキーの設計によるオランジェリーは、5つの区画に分かれた組積造の建物です。植物園はこれを、当時としては唯一無二の構造で、カザンで熱帯植物を育てることを可能にしたものと説明しています。参照した資料には、寸法も、当初のガラス張りや暖房に関する記述もありません。

救済のための計画案からは、建物の弱点がかなりわかります。2024年2月に公表されたタトインヴェストグラジダンプロエクトの案は、基礎を補強し、背の高い植物を入れるために壁を高くして、建物を拡張するものです。さらに降雨を模した自動散水と、雷鳴と鳥のさえずりの音響設備も加わります。2023年11月の発表では、金属の骨組みに載った大きなガラスドームを冠した赤レンガの建物が紹介されていました。これらのスケッチは最終的な設計ではありません。2026年3月に市は、年内に建築計画を準備し、オランジェリーを最初に改修する建物とすると述べました。

植物コレクション

植物園によれば、オランジェリーには、19世紀に導入された熱帯植物がヤシも含めて今も生きており、大学の最初のコレクションとの直接のつながりになっています。2023年11月に施設が数えたところでは、植物は5,941株で、うち温室内で育てられているのが約500の種と栽培品種、露地の種が203、特別な保護を受けている種が約20です。屋外の区画で最も古い住人は、1886年に植えられたカラマツと1887年に植えられたビャクシンです。

歴史上の目録からは、オランジェリーが受け継いだものがわかります。1841年には4人の職員が約4,000種の世話をしており、20世紀初めには、温室の植物が5,273株、果樹が300本以上、低木が1,700株ありました。2024年に提示された計画は、建物をより大きな標本に合わせて整えるとしていますが、将来の植栽の詳細は示していません。

見学案内

動物植物園の歴史的な部分は、カザンのカバン湖畔、ハディ・タクタシュ通りにあります。オランジェリーは2023年から閉鎖されているので、訪れる前に、工事の進み具合を植物園に問い合わせておくとよいでしょう。歴史的な敷地は、例年、11月1日から春まで閉まります。暖かい季節には、屋外の植物区画と、19世紀後半に植えられた木々の間を歩くことができます。2015年に始まった改修を経て2020年に開かれた動物園の新しいゾーンと組み合わせて、無理なく回れます。

インタラクティブな地球儀で見る

55.77° N, 49.13° E

この温室の良い写真をお持ちですか? このページ用に提案する →

出典 (7)

  1. kazzoobotsad.ru/o-zooparke/istoriya/
  2. e-kazan.ru/news/show/51917
  3. ru.wikipedia.org/wiki/%D0%9A%D0%B0%D0%B7%D0%B0%D0%BD%D1%81%D0%BA%D0%B8%D0%B9_%D0%B7%D0%BE%
  4. realnoevremya.ru/news/296190-oranzhereyu-kazanskogo-zoobotsada-prevratyat-v-sovremennoe-pr
  5. inde.io/news/83140-rendery-dnya-kak-budet-vyglyadet-oranzhereya-v-istoricheskoy-chasti-kaz
  6. rt.rbc.ru/tatarstan/freenews/684690559a794736decd2add
  7. openstreetmap.org/relation/19456000
見学の計画

アフィリエイトリンクです。Verrière 経由で予約すると、追加料金なしで、当サイトの調査費用の一部になります。