インスブルック大学植物園の展示温室群(Schaugewächshäuser)
チロル州インスブルック(ヘッティング)
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- 年代
- 1977~1979年
- 様式
- 1977~2002年に段階的に増築された、現代的な展示温室群
- 規模
- 展示温室は約759 m²、熱帯温室は高さ12 m超
- 状況
- 一般公開中(温室は週に数日の午後に開く)
1793年に創設され、1909~1910年から現在のヘッティング地区にあるインスブルック大学植物園は、2 haの敷地に約759 m²の展示温室群を備えています。ここには1977~1979年に3棟の温室が建てられ、続いて1993年に多肉植物温室、1997年に鉢植え植物用の温室、2002年に高山植物温室が加えられました。順路は、高さ12 m超の熱帯温室と着生植物の温室から、シダの温室、サボテンと多肉植物の温室、地中海の区画へと続きます。
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歴史
インスブルック大学植物園は、解散したイエズス会の学院の敷地に、1793年に創設されました。19世紀半ばには植物学者アントン・ケルナー・フォン・マリラウン(Anton Kerner von Marilaun)のもとで栄え、ドイツ語版ウィキペディアによれば、園で最初の温室が建てられたのもこの時期の1860年です。
1909~1910年に、植物園は現在のヘッティング地区の敷地に移り、1913年には新しい植物学研究所が開所しました。ウィキペディアは、新しい庭園をつくったのは植物学者のエミール・ハインリヒャー(Emil Heinricher)だとしています。英語版ウィキペディアによれば、この敷地で最初の温室は1909年のものです。1948年から1965年にかけて大規模な再整備が行われ、1929年から1935年にかけては、大学がパッチャーコーフェル(Patscherkofel)に高山植物園を整備しました。
現在の展示温室は段階的に建てられました。英語版ウィキペディアによれば、1977~1979年に3棟の温室、1993年に多肉植物温室、1997年に鉢植え植物用の温室です。世界各地の繊細で希少な高山植物を育てるための高山植物温室(Alpinhaus)は、2002年に完成しました。庭園は温室の周囲で変化を続けており、高山植物のロックガーデンは1987~1990年に作り直され、香りと触感の庭は1999年に開き、薬用・有用植物の庭は2022~2024年に再設計されました。
建築と構造
展示温室(Schaugewächshäuser)は、庭園の北部にまとまった一群を成しています。庭園は標高約600 mにあって、広さは2 haです。大学は温室の面積を759 m²とし、ほかに一般には非公開の繁殖用温室が542 m²あります。
この一群には、いくつもの気候が集まっています。大きな熱帯温室は、英語版ウィキペディアによれば約287 m²で高さは12 mを超え、熱帯雨林の階層構造を再現するように植えられています。暖かく湿度の高い温室は着生植物に充てられています。そのほかに、約70 m²の小さなシダの温室、約330 m²のサボテンの温室、約280 m²のサボテン、多肉植物、地中海の植物を組み合わせた温室があります。これらの面積を足すと大学の数字を上回るので、資料の数字は完全には一致しません。
2002年の高山植物温室には、技術的に注目すべき特徴があります。基礎が地表面から約1 m下にあり、冬の冷え込みと夏の温まりを和らげるのです。参照した資料には、個々の温室の建築家の名はありません。
植物コレクション
庭園全体では5,000を超える種が育てられています。熱帯の区画では、着生植物の温室に着生植物、ラン、ブロメリアが集まり、大きな熱帯温室には、コーヒー、カカオ、ワタ、マンゴーなどの花の咲く植物と有用植物があります。シダの温室には、着生植物、つる性のシダ、水生シダがあります。
乾燥地の植物では、サボテンのコレクションが資料によって500~650種、多肉植物のコレクションは550種を超え、主に南アフリカ、南米、カナリア諸島のものです。アメリカ大陸とアフリカのサボテンやトウダイグサ類が並んで育っています。地中海の区画には、ユーカリ、ブラシノキ、オリーブ、ギンバイカ、リュウケツジュが集められています。
教育的な散策路「Bau und Funktion der Pflanzen」(植物の構造と機能)は、温室内の各ステーションを結んでおり、バナナ、着生植物、タコノキ、パピルス、オジギソウの仲間、タケ、キャッサバ、カランコエ、柑橘類、ナギイカダ、カカオ、フィロデンドロンなどが取り上げられています。
見学案内
庭園は、ヘッティング地区のシュテルンヴァルテ通り15番地(Sternwartestraße 15)、植物学部門の隣にあります。屋外の庭園は毎日開いていますが、展示温室を見学できるのは、一年を通して、木曜から日曜までの週に数回の午後だけです。熱帯温室のガイドツアーは予約で手配できます。
温室には1時間を見込み、高山植物のロックガーデン、系統園、そしてすべての植物に点字のラベルを付けたオーストリア初の庭とされる香りと触感の庭には、さらに時間をかけてください。同じく大学が運営するパッチャーコーフェルの高山植物園が、山の植物の探訪を締めくくります。
47.27° N, 11.38° E
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出典 (8)
- uibk.ac.at/de/botany/botanical-garden/
- uibk.ac.at/de/botany/botanical-garden/botanischer-garten-innsbruck-hotting/tropische-und-s
- uibk.ac.at/de/botany/botanical-garden/uber-uns/allgemeine-informationen/
- uibk.ac.at/de/botany/botanical-garden/uber-uns/offnungszeiten/
- aux.uibk.ac.at/bauundfunktion/
- de.wikipedia.org/wiki/Botanischer_Garten_der_Universität_Innsbruck
- en.wikipedia.org/wiki/Botanical_Garden_of_the_University_of_Innsbruck
- openstreetmap.org/way/97785470
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