植物世界観測所(Observatoire du Monde des Plantes、リエージュ大学植物園の温室群、サール=ティルマン)
ワロン地域リエージュ(サール=ティルマン)

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1992~1996年
- 様式
- 四つのテーマ別温室(温帯、地中海、熱帯、砂漠)からなる現代的な複合施設
- 規模
- 温室約2,300 m²
- 状況
- 限られた時間に一般公開。2026年は蝶を放し飼いにする展示
サール=ティルマンのキャンパスでは、リエージュ大学植物園が、1992年から1996年に整備された約2,300 m²の温室群を占めています。四つのテーマ別温室(温帯、地中海、熱帯、砂漠)が三つの主要なバイオームを再現し、ベルギーで唯一とされるコケ植物のコレクションを含め、約3,000の種、亜種、変種を収めています。放置された時期を経て、この施設は2008年に非営利団体エスパス・ボタニク・ユニヴェルシテール・ド・リエージュ(Espaces botaniques universitaires de Liège)に引き継がれ、2010年に一般公開が再開されました。
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歴史
植物世界観測所(OMP)は、サール=ティルマンのキャンパスにあるリエージュ大学の植物園で、市の中心部にある植物園の歴史的な温室(本アトラスでは別項目)から約6.6 kmのところにあります。公式サイトは複合施設が1992年から1996年に整備されたとしており、エスパス・ボタニク・ユニヴェルシテール・ド・リエージュについてのウィキペディアの記事は1996年としています。調べた資料のどれにも、建築家や施工者の名は挙がっていません。
来訪者のブログによれば、この場所は放置された時期を経て、2008年に非営利団体エスパス・ボタニク・ユニヴェルシテール・ド・リエージュが再生のために引き継ぎました。ブログは再開を2010年9月18日とし、公式サイトは2010年としか述べていません。2008年に結成されたこの団体は、大学の四つの施設、すなわちOMP、サール=ティルマンの植物園と樹木園、世界の庭(Jardin du Monde)、リエージュ植物園の歴史的温室をまとめており、全体は21 haで、学童、学生、一般の人々、研究者に向けられています。OMPは現在、大学の博物館・文化拠点の一部です。
2025年10月、RTBFは、燃料油で暖房されるこれらの温室が多くのエネルギーと水を使い、チームがより持続可能な解決策を探していると伝えました。


建築と構造
公式サイトは2,300 m²の温室群と述べ、来訪者のブログは近代的に建てられた温室2,000 m²としています。OpenStreetMapは全体を、2,300 m²をわずかに超える一つの建物として描いています。読んだ資料は、ガラスも構造も説明していませんが、ウィキメディア・コモンズの写真には、小道、石壁、植栽床の上に、金属の骨組みに載るガラスの屋根が写っています。
施設には四つのテーマ別温室があり、三つのバイオーム、すなわち湿潤な熱帯・亜熱帯林、地中海性の森林・疎林・低木林、そして砂漠・乾燥低木地を再現しています。ウィキペディアはそれらを温帯、地中海、熱帯、砂漠と呼んでいます。RTBFによれば、熱帯温室は密で、暑く、湿度が高く、砂漠温室は乾燥して乾ききっています。池が、冠水した熱帯林を再現しています。非営利団体クルーソー(Crusoé)が管理するテラリウムには、爬虫類、両生類、クモがいます。


植物コレクション
OMPは約3,000の種、亜種、変種を紹介しています。公式サイトは、ベルギーで唯一のコケ植物のコレクション、マダガスカルとナマクアランドの植物、ラン、アリ植物、食虫植物を挙げています。来訪者のブログでジャン・ドワネ(Jean Doinet)と名づけられている砂漠温室には、1,000を超えるサボテンと多肉植物があります。熱帯温室には、ヤシ、バナナ、タコノキ、タビビトノキ、木生シダなどが集められ、RTBFはそこにインドネシア産のニクズク、中国産の大型のタケ、カカオの木があると述べています。
地中海温室には、地中海性気候の四つの地域の植物が集められ、セイヨウヒイラギガシとコルクガシも含まれ、野生では絶滅して栽培で維持されているメノルカ島のオカトラノオもあります。農薬も化学肥料も使われず、ラベルには種のIUCNの評価が記されています。薬学、生物学、獣医学の学生がここで学び、オックスフォードとモンペリエとの共同研究があります。


見学案内
複合施設はシュマン・ド・ラ・フェルム(Chemin de la Ferme)1番地、サール=ティルマンのキャンパスにあります。RTBFが引用したプロジェクトの責任者は、約1時間の世界一周の旅と表現し、公式サイトはガイド付き見学に言及しています。夏には、2026年版として公式サイトで7月4日から10月25日と告知された展覧会「自由に飛ぶ蝶たち(Papillons en liberté)」が、約100匹の異国の蝶を植物のあいだに放ち、OMPとサール=ティルマンではスマートフォンを使った宝探しも用意されています。
見学は、大学の森にあるサール=ティルマン植物園・樹木園で締めくくることもでき、樹木のコレクション、低木のコレクション、水生植物の庭があります。
50.58° N, 5.59° E
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出典 (7)
- omp.uliege.be/cms/c_12770096/fr/omp-presentation
- omp.uliege.be/
- rtbf.be/article/les-biomes-de-l-observatoire-du-monde-des-plantes-de-l-uliege-un-voyage-a-
- blog.exometeofraiture.net/lobservatoire-du-monde-des-plantes-omp-sart-tilman-liege-belgiqu
- fr.wikipedia.org/wiki/Espaces_botaniques_universitaires_de_Li%C3%A8ge
- nl.wikipedia.org/wiki/Botanische_Tuinen_Universiteit_Luik
- openstreetmap.org/way/94155732
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