ルーヴェン植物園(クロイドタイン)のオランジェリーと温室
ルーヴェン、フラームス=ブラバント州

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1821~1823年
- 建築家
- シャルル・ファンデル・ストラーテン(1913年のガラス張りの階:ウジェーヌ・フリシュ)
- 様式
- 簡素な古典主義。レンガ造のオランジェリーと半円形の温室
- 状況
- 一般公開中、入場無料。1976年から保護記念物
1738年にアンリ=ジョゼフ・レガ教授が創設した薬草園の後継であるルーヴェンの現在の植物園は、1819年にかつてのカプチン会の囲い地に移りました。オラニエ公の宮廷建築家シャルル・ファンデル・ストラーテンは、1821~1823年にそこに庭師の住居付きの門衛所と、温室に挟まれた古典主義のオランジェリーを建てました。1835年から市が所有する複合施設は、1913年にウジェーヌ・フリシュの設計によるガラス張りの階が加わり、1980~1983年に修復され、1984年に新しい熱帯温室が設けられました。1976年から保護されています。
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歴史
ルーヴェン最初の植物園は、薬用植物を供給するために、1738年に大学の医学教授アンリ=ジョゼフ・レガ(Henri-Joseph Rega、1690~1754年)によって、ダイレ川(Dijle)とフール川(Voer)のあいだに造られました。1745年から園長を務めたヨハネス・ミショー(Johannes Michaux)は、パイナップル用の温室を建てさせています。1797年に大学が閉鎖されると、国家が庭園を接収し、この最初の敷地には1874年に女子校が建てられました。
新しい国立大学のもとで、カプチン会修道院(1617~1802年)のかつての囲い地が1819年に取得されました。1821年から1823年にかけて、オラニエ公の宮廷建築家シャルル・ファンデル・ストラーテン(Charles Vander Straeten、1771~1834年)が、庭師の住居付きの門衛所、温室に挟まれたオランジェリー、境界の壁を建て、造園家のギヨーム・ロッセールス(Guillaume Rosseels、1769~1832年)が庭園を設計しました。国立大学が1835年に閉鎖されると、ルーヴェン市が所有者になりました。
オランジェリーの東側は、1852~1853年にかさ上げされてパームハウスに改められ、1903年頃にはファサードのレンダーが剥がされ、1913年にはウジェーヌ・フリシュ(Eugène Frische、1850~1919年)が中央部を改築してガラス張りの階を加えました。複合施設の一部は1929年に取り壊されています。1976年には温室の建物が記念物として、庭園が歴史的景観として保護され、1980~1983年にはR・ファンデンダール(R. Vandendael)の指揮による修復が行われました。1984年には1880年の熱帯温室がより大きなものに建て替えられ、2021年にはこの敷地がフランドルの建築遺産目録に登録されました。
建築と構造
簡素な古典主義で設計されたファンデル・ストラーテンの建築群は、門衛所、十分に暖房されたオランジェリー、そして当時としては近代的に見えた温室群を組み合わせたもので、組積はレンガ造で、砂岩の基壇の上に立っています。オランジェリーの南側には、建築家は半円形の温室を2棟計画しました。
建物は何度か手を加えられています。1852~1853年には、東側がヤシを収めるためにかさ上げされました。1913年には、ウジェーヌ・フリシュが中央部に、鋳鉄の柱のあいだに9つのガラス張りの開口部を持つ階を加えています。1971年には、1980~1983年の修復に先立って、ロトンダの金属構造がアルミニウムに置き換えられました。1984年の熱帯温室は、置き換えられた1880年の温室よりも大きく、この一群を完成させています。市の中心部にある約2 haの庭園は、19世紀の古典主義の壁、柵、門を残しています。


植物コレクション
コレクションには、長い園芸の歴史の跡が残っています。1829年には、庭師長のアンドレアス・ドンケラール(Andreas Donkelaar)が、アントウェルペンに届いた日本産のツバキの積み荷のほぼすべてを救い、これが重要なツバキのコレクションの始まりとなりました。1837年にはベルギー政府が約100株のランを送り、1840年代にはメキシコとブラジルから、とりわけプロイセン領事サポルタス(Saportas)を通じて、さらに数百株が届きました。世紀末近くには、ラン専用の温室が建てられています。園長のマルタン・マルテンス(Martin Martens、1836~1847年)は、ヨーロッパの主要な植物園9か所との種子交換を続けました。
当初は薬用植物のための庭でしたが、庭園は観賞植物と有用植物にまで範囲を広げました。現在、温室では熱帯の水生植物、高山植物のコレクション、サボテンが見られ、ツバキの花壇はドンケラールの遺産を伝えています。


見学案内
クロイドタインは、ルーヴェン中心部の Kapucijnenvoer 30 に入口があります。入場無料の市立公園で、住民にも旅行者にも開かれており、現代美術の展覧会が開かれることもあります。ファンデル・ストラーテンの新古典主義の門衛所から、花壇、オランジェリー、温室へと続いていて、熱帯温室、高山植物とサボテンの温室、そしてツバキの花壇という順で見て回れます。ダイレ川とフール川のあいだにあった1738年の最初の庭園は、1874年に建てられた女子校の下に消えました。1820年代に新しい大学のもとで造られた現在の庭園が、その役割を引き継いでいます。
50.88° N, 4.69° E
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