パリ動物園(ヴァンセンヌ動物園)の大温室
パリ12区、イル=ド=フランス

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 2014年
- 建築家
- ベルナール・チュミ・アーバニスト・アーキテクト(BTuA)とヴェロニク・デシャリエール、ランドスケープはオスティ・エ・アソシエ
- 様式
- 現代的な熱帯温室。木製の梁による外装
- 規模
- 4,000 m²、高さ16 m
- 状況
- 一般公開中(動物園内)
パリ動物園のギアナ=マダガスカルのバイオゾーンの中心にある大温室は、面積4,000 m²、高さ16 mで、湿潤な熱帯林の気候を再現しています。2008年11月30日に閉園し、2014年4月12日に再開した動物園の全面再建の際に、ベルナール・チュミの事務所(BTuA)とヴェロニク・デシャリエールが、ランドスケープはオスティ・エ・アソシエが設計しました。国立自然史博物館が運営する動物園には、1934年のグラン・ロシェが残り、5つのバイオゾーンで構成されています。
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歴史
ヴァンセンヌ動物園は、1934年6月2日にアルベール・ルブラン(Albert Lebrun)大統領によって落成しました。そのシンボルである高さ65 mの人工の岩山グラン・ロシェ(Grand Rocher)には、貯水槽、動物舎、階段、そしてヨーロッパ最速をうたうエレベーターが収められていました。施設の老朽化により、公園は2008年11月30日に閉園しました。
敷地はその後、全面的に再建されました。このため、パリ動物園(Parc zoologique de Paris)は、これを扱った記述によれば、世界で唯一、完全に再建された動物園です。約2年半にわたる工事の費用は1億6,700万ユーロで、そのうち約1,000万ユーロは国立自然史博物館、3,000万ユーロは国、1億2,700万ユーロは民間パートナーが負担しました。これはブイグ・コンストラクション(Bouygues Construction)とカス・デパルニュ(Caisse d'épargne)との官民連携によるもので、25年かけて返済されます。建物はベルナール・チュミ(Bernard Tschumi)の事務所(BTuA)とヴェロニク・デシャリエール(Véronique Descharrières)が、ランドスケープはオスティ・エ・アソシエ(Osty et associés)が設計しました。ギアナ=マダガスカルのバイオゾーンの中心にある大温室(Grande Serre)は、この再建の一部で、公園は2014年4月12日に、博物館の運営のもとで再開しました。


建築と構造
公園に関するウィキペディアの記事は、大温室を平面4,000 m²、高さ16 mとしています。一方、別の資料は、ギアナとマダガスカルのバイオゾーンを収める高さ25 mの温室と説明しており、この二つの数字はここでは突き合わせていません。温室は湿潤な熱帯林の気候を再現しています。
BTuA の全体設計は、公園の新しい建物の大半を覆う木製の梁のスクリーンと、二重の外皮に頼っています。最初の外皮は動物たちの必要を満たし、二つ目は多様な生息環境を隠して、パヴィリオンに景観へ溶け込む不定形の形を与えています。温室はこの論理に従っており、オスティ・エ・アソシエが描いたランドスケープの中に置かれています。歴史あるサン=マンデの入口、グラン・ロシェ、ハゲワシの大型鳥舎、霊長類の島は、改修された公園に残されました。


植物コレクション
ウィキペディアによれば、改修された公園には870種、171,000株の植物があり、そのうち3,800株は大温室の構造の中にあります。記事は、これがどの植物かを述べておらず、ガラス室の中にどんな動物種がすんでいるのかも、本文は述べていません。
温室がある、ギアナ=マダガスカルのバイオゾーンは、この二つの熱帯地域の動物を集めています。マダガスカル側では、数種のキツネザル(ワオキツネザル、カンムリキツネザル、クロシロエリマキキツネザル)が展示され、フォッサ、カメレオン、リクガメ、島のさまざまな鳥や爬虫類もいます。旧動物園から受け継いだ霊長類の島も、このゾーンにあります。公園のほかのバイオゾーンは、パタゴニア、サバンナ=サヘル、ヨーロッパです。

見学案内
大温室は、ヴァンセンヌの森の縁、パリ12区のドーメニル大通り(avenue Daumesnil)にあるパリ動物園の内側から見学します。順路は五つのバイオゾーン(パタゴニア、サバンナ=サヘル、ヨーロッパ、ギアナ、マダガスカル)で構成され、温室は順路のうち最も天候を避けられる区間のひとつなので、夏だけでなく冬の外出にも向いています。
動物園全体には半日を見込んでください。高さ65 mのグラン・ロシェが、目印として目に入ります。同じヴァンセンヌの森にあるパルク・フロラル・ド・パリ(Parc floral de Paris)には、バタフライハウスがあり、一日を自然に延長してくれます。
48.83° N, 2.42° E
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