ラ・バンブスレ・アン・セヴェンヌ(プラフランス)のマゼル温室群
オクシタニー地方ジェネラルグ(アンデューズ近郊)

2026年9月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1860
- 様式
- ヴィクトリア朝様式またはナポレオン3世様式の温室
- 状況
- 公園とともに一般公開(開園シーズン)
アンデューズ近郊のプラフランスの敷地に、植物学者ウジェーヌ・マゼルは、最初のタケを植えた4年後の1860年に、順化コレクションの中で最も繊細な植物のための温室を建てさせました。雑誌『ジャルダン・ド・フランス』はヴィクトリア朝様式またはナポレオン3世様式と評しており、現在は熱帯植物と企画展を収めています。2016年の来園者の記述には、滝で湿度を保った高温温室が出てきます。温室へは階段で上りますが、敷地が2008年に歴史的建造物に指定されているため、この階段には手を加えられないと、公園は説明しています。
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歴史
この温室群は、セヴェンヌ山地のふもとにあるプラフランスの所領とともに生まれました。ウジェーヌ・マゼル(Eugène Mazel、1828~1890年)は孤児で、母方の叔父であるマルセイユの裕福な船主に育てられ、その財産を相続しました。彼は1855年にこの地所の整備を始めます。歴史的建造物の登録記録は、タケのコレクションの始まりをこの年としていますが、公園自身は最初の植栽があった1856年としています。彼は日本、北米、ヒマラヤの植物、インドや中国のタケ、レバノンスギとアトラスシーダーを順化させました。1860年には、もっとも繊細な種のために温室を建てさせ、1865年には所領の灌漑網をつくり、拡張しています。
マゼルは、公園と雑誌『ジャルダン・ド・フランス』(Jardins de France)によれば1889年に、ウィキペディアによれば1890年に破産を宣告され、その財産はクレディ・フォンシエ・ド・フランス(Crédit Foncier de France)に差し押さえられました。ガストン・ネーグル(Gaston Nègre)は1902年にろうそく競売でこの所領を買い、1906年に完全な所有権を確保しました。『ジャルダン・ド・フランス』によれば、1956年の霜がコレクションの大半を枯らし、1958年のガルドン川の洪水が大きな被害をもたらしました。1960年に亡くなったモーリス・ネーグル(Maurice Nègre)とその妻ジャニーヌ(Janine)のあとを、1977年に娘のミュリエル(Muriel)が継ぎ、ガストン・ネーグルのひ孫であるヴァランティーヌ・クルーゼ(Valentine Crouzet)が、2020年から所領を率いています。
公園は2005年に「ジャルダン・ルマルカブル(Jardin remarquable)」のラベルを受け、歴史的な所領は2008年7月24日に歴史的建造物に指定されました。参照した資料のいずれも、温室の修復の時期を記していません。


建築と構造
建物そのものについて、入手できる資料はあまり多くを語っていません。温室は1860年のもので、雑誌『ジャルダン・ド・フランス』はこれをヴィクトリア朝様式またはナポレオン3世様式に位置づけています。2016年に発表された来園者の記述は、マゼルがこれを鋳鉄で建てさせたと述べ、奥の滝で湿度を保つ、熱帯の雰囲気の中央の高温温室と、それより涼しい温室群を描いています。
温室へは階段で上がります。公園は、歴史的建造物の指定があるため、出入りしやすくするために手を加える自由がないと説明しています。2008年の保護は、歴史的な所領の全体に及びます。マゼルの庭、生産エリア、そして公園に水を引く水利システムの全体で、水車、水路、ポンプも含まれます。英語版ウィキペディアは、水路の長さを約5 kmとしています。
温室の寸法も、施工者や建築家の名前も、ガラスの種類も、参照した資料には出てきません。


植物コレクション
マゼルが導入したもっとも繊細な種を守るために建てられた温室は、公園の来園者向け小冊子によれば、現在は熱帯植物と企画展を収めています。『ジャルダン・ド・フランス』は、温室にある珍しい植物のコレクションに触れています。2016年の来園者の記述は、熱帯の気候を保つ高温温室、サボテンと食虫植物に充てられたより涼しい温室、そして合成着色料が使われる前の染料植物にあてた別の温室を描いていますが、その配置は変わっているかもしれません。
温室のすぐ裏では、ウジェーヌの池の庭で、スイレンなど水中でしか育たない植物が見られます。この庭はパーゴラとともに2014年に修復されました。その周りに、公園は1,300を超える植物の品種を集めており、そのなかにはタケのコレクションがあって、『ジャルダン・ド・フランス』は200種超、英語版ウィキペディアは約300の種と栽培品種としています。


見学案内
温室は、ジェネラルグにあるラ・バンブスレの見学ルート上にあり、アンデューズの北2 km、アレスの南西11 kmです。来園者向け小冊子では、セコイアの並木道、ラオスの村、中国のヤシの並木道、竜の谷、竹林のあとで、散策の締めくくりとなるウジェーヌの池の庭と竹の迷路の直前に位置づけられています。
14 haの公園は季節営業で、見学には2時間ほどかかります。温室へは階段でしか行けません。秋には、竜の谷の大きなイチョウが黄金色に色づきます。公園のブログは、近くの提携先として、セヴェンヌ蒸気鉄道やトラビュック洞窟などを紹介しています。
44.07° N, 3.98° E
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出典 (8)
- bambouseraie.fr/notre-histoire
- bambouseraie.fr/accessibilite-pour-tous
- bambouseraie.fr/document/share/16/00196c23-8e1d-4810-9b09-988652507ef3
- pop.culture.gouv.fr/notice/merimee/PA30000074
- jardinsdefrance.org/la-bambouseraie-en-cevennes-cent-soixante-dix-ans-dacclimatation-de-pa
- jardinsdefrance.org/la-bambouseraie-plus-de-150-ans-dun-joyaux-exotique/
- fr.wikipedia.org/wiki/Bambouseraie_en_C%C3%A9vennes
- springhillstories.com/2016/07/04/visit-la-bambouseraie-en-cevennes/
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