ジャン=マリー・ペルト植物園の熱帯温室
ヴィレール=レ=ナンシー、グラン・テスト

2026年10月時点で出典を確認済み
- 様式
- テーマ別の温室棟:展示ホールと7つの大温室
- 規模
- 温室2,500 m²
- 状況
- 一般公開中
ヴィレール=レ=ナンシーのモンテ地区に1975年に開園したジャン=マリー・ペルト植物園では、熱帯温室棟が、企画展示ホールと2,500 m²に及ぶ7つの大温室を組み合わせています。順路は、絶滅危惧植物を集めたパームハウス、乾燥地の生息環境、湿潤な熱帯林、人間に利用される植物、水生植物と着生植物、つる植物の回廊、植物と動物の関係、そして食虫植物へと続きます。ナンシー大都市圏とロレーヌ大学が共同で運営するこの植物園は、2016年から植物学者ジャン=マリー・ペルトの名を冠しています。
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歴史
ナンシー最初の植物園は、1758年にサント=カトリーヌ通りに創設されました。20世紀には施設が広がり、1966年にはヴォージュ山地に高所庭園のオー=シトレ(Haut-Chitelet)が整備され、ヴィレール=レ=ナンシーのモンテの領地に大規模な新しい植物園がつくられて、1975年に開園しました。1976年からは、ナンシー市と大学が資源を出し合い、全体を運営しています。
モンテの熱帯温室は、一度にとどまらない建設事業の成果です。ナンシー市の公文書館には、1978年から1989年にかけてのパルマリウム(Palmarium)温室の建設に関する文書があり、28枚の図面が含まれています。続いて1991年のコレクション温室の建設に関する別の文書があり、仕様書と7枚の図面が付いています。参照した資料には、これらの建物の設計者の名は記されていません。
1993年には、サント=カトリーヌ通りの歴史的な庭園が市に戻され、ドミニク=アレクサンドル・ゴドロン(Dominique-Alexandre Godron)庭園と改称されました。その3年後、ナンシー植物園・保全機構(Conservatoire et Jardins botaniques de Nancy)がモンテとオー=シトレを統合します。モンテは2004年に「特筆すべき庭園(Jardin remarquable)」の認定を受け、2005年には建築家クリストフ・プレル(Christophe Presle)の設計による木とガラスの来園者用パビリオンができました。
2016年4月1日、この施設はナンシー大都市圏およびロレーヌ大学の植物園となり、モンテの敷地は、植物学者(1933~2015年)をたたえてジャン=マリー・ペルト(Jean-Marie Pelt)植物園と改称されました。新しい名称は、2016年4月23日の式典で披露されています。


建築と構造
熱帯温室は、企画展示ホールと7つの大温室をつなぐ1棟の建物で、合わせて2,500 m²あります。来園者は、単純な地理的目録ではなく、テーマの連なりに沿って進みます。絶滅の危機にある植物も収めたパームハウス、乾燥地の生息環境の植生、湿潤な熱帯林、人間に利用される植物、水生植物と着生植物、つる植物の回廊、植物と動物の関係、そして最後に食虫植物です。
複合施設は段階的に形をなしました。パルマリウム温室に関する公文書は1978年から1989年にわたり、コレクション温室に関するものは1991年のものです。参照した資料には、温室の高さも、材料も、建築家の名も記されていません。
植物園にはもうひとつ、注目すべき建物があります。クリストフ・プレルの設計で2005年に完成した、木とガラスの来園者用パビリオンです。敷地には、かつて私有地だったことを思い出させるサント=ヴァレリー礼拝堂もあります。これは、当時モンテ城(Château du Montet)の所有者だったセイエール男爵(Baron Seillère)の主導で1868年から1888年にかけて建てられ、2015年から2017年にかけて修復されました。


植物コレクション
ジャン=マリー・ペルト植物園は12,000を超える種を擁しており、それは屋外のコレクション(大都市圏当局によれば25 ha)と、2,500 m²の熱帯温室とに分かれています。
庭園のコレクションのうち5つは、フランスの専門植物コレクションの認定機関であるCCVSの認定を受けています。熱帯のサトイモ科植物(登録900件、550種)、熱帯のシダ類(登録300件、250種)、アリと共生するアリ植物(登録170件、150種)、食虫植物(登録700件以上、550種)、そしてロレーヌの苗木生産者が育成した栽培品種(登録393件、356品種)です。
施設の遺産は生きた植物にとどまりません。ナンシー大都市圏およびロレーヌ大学の植物園は、17世紀以来、主にロレーヌの植物学者が集めた300,000枚以上の植物標本シート、25,000袋の種子バンク、10,000冊を超える書籍と定期刊行物、そしてかつてのナンシー農業・植民地学院(1902~1938年)のコレクションを所蔵しています。


見学案内
温室は、ヴィレール=レ=ナンシーのジャルダン=ボタニク通り(rue du Jardin-Botanique)100番地にあるジャン=マリー・ペルト植物園の一部で、敷地は隣のヴァンドゥーヴル=レ=ナンシーにまで広がっています。7つの温室と屋外のコレクションの一部を見るなら、半日あれば足ります。屋外のコレクションは、2004年から「特筆すべき庭園」の認定を受けています。
温室は冬には暖かい避難所になり、夏の数か月は、サント=ヴァレリー礼拝堂も建つ敷地内を、ゆっくり歩いてみたくなります。見学は、この施設のほかの2か所にも広げられます。ナンシーのサント=カトリーヌ通りにある、1758年の植物園の後継であるドミニク=アレクサンドル・ゴドロン庭園と、ヴォージュ山地のクソンリュ=ロンジュメ(Xonrupt-Longemer)にある高所庭園オー=シトレです。
48.66° N, 6.15° E
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出典 (5)
- jardinbotaniquedenancy.eu/en/jardin-botanique-jean-marie-pelt/explore/history
- fr.wikipedia.org/wiki/Jardin_botanique_Jean-Marie-Pelt
- grandnancy.eu/sortir-decouvrir/patrimoine-scientifique
- recherche-archives.nancy.fr/document/FRAC054395_VDN_Etudes
- archi-wiki.org/Adresse:Jardin_Botanique_Jean-Marie_Pelt_(Villers-l%C3%A8s-Nancy)
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