🇨🇭スイス·一般公開

ベルン植物園(BOGA)の大展示温室

ベルン、ベルン州

ベルン植物園(BOGA)の大展示温室, ベルン、ベルン州
写真 : Absolutely new — CC BY-SA 3.0

2026年10月時点で出典を確認済み

「1976年に開館した文化財指定の3棟の鉄とガラスの温室は、ベルンのアーレ川の谷の斜面を下るように並んでいます。」
年代
1976年
建築家
キスリング&キーナー(2020~2022年の改修:ズーター+パートナー)
様式
1970年代のモダニズム様式の鉄とガラスの温室
状況
一般公開中。文化財に指定

1859年から1862年にかけてアーレ川沿いのラッベンタールに整備されたベルン植物園には、一般公開されている7棟の温室があります。ヤシ、シダ、多肉植物のための最も大きな3棟は、建築家キスリング&キーナーが設計し、1976年5月26日に開館しました。その1年後に、1905年の高さ13 mの古いパームハウスが取り壊されました。文化財に指定されたこれらの鉄とガラスの温室は、2020年から2022年に、運営を続けながら新しいファサードのガラスと新しい空調設備を備えました。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

ベルン最初の植物園は、1789年に、現在の連邦議事堂の下手にあるヴァンナツハルデ(Vannazhalde)に、ヤーコプ・ザームエル・ヴィッテンバッハ(Jakob Samuel Wyttenbach)らを含む博物学者の私的な協会によって造られました。早くも1790年には移転し、その後も市内で庭園が続きましたが、1859年に州政府がラッベンタールに土地を買い、新しい庭園と研究所を設けることを決めました。州建築家フリードリヒ・ザルヴィスベルク(Friedrich Salvisberg)のもとで、建築家のデーラー&シュルツ(Dähler & Schultz)がコンペに勝ち、技師のドゥルハイム(Durheim)が庭園の計画を作成しました。1862年には、研究所の建物の前に整備されたテラスに、最初の温室4棟とオランジェリーが落成しています。

1905年には、研究所の裏手に高さ13 mのパームハウスが建てられました。1970年代初めには、建築家のキスリング&キーナー(Kissling & Kiener)が大型の新しい温室3棟を設計しました。ベルン大学は建設を1969~1972年としていますが、後にこれらを改修した設計事務所は1971~1975年としています。温室は1976年5月26日に開館し、古いパームハウスは1977年に取り壊されました。

1999年には予算削減で閉鎖の危機に直面しましたが、2002年からは財団の支援を受け、2013年にベルン大学が引き継ぎました。大型温室の屋根のガラスは2011年に交換され、2020年から2022年にかけては、ズーター+パートナー(Suter+Partner)社が、耐用年数を迎えていたファサードのガラス、換気設備、空調設備を一新しました。2026年5月、植物園は3棟の50周年を祝いました。

建築と構造

3つの大温室は、パームハウス、シダ温室、多肉植物温室というテーマ別のまとまりをなしていて、つまり熱帯の2区画と、乾燥地帯の植物のための1区画です。大学の建築解説によれば、鉄とガラスに、コンクリートと大きなガラスパネルを用いて建てられ、アーレ川に向かって斜面の下までのびています。大学はこれらを、植物の多様性への関心が公教育の中心にあった時代の証人として紹介しており、現在は指定の文化財です。

1862年の庭園には小さな温室があり、大学はこれを優美で機能的な建築と評しています。ほかに、講堂、植物コレクション、庭師の家、そして連絡棟のオランジェリー(低温温室)を収めた研究所の建物があり、この建物は1905年に改築されて1階分高くなりました。

2011年に屋根のガラスが交換されたあと、2020~2022年の改修では、1970年代初めの造形言語を尊重する構想に従って、ファサードのガラス、換気設備、空調設備が手がけられました。熱帯の植栽がずっとそのまま残されたため、工事はごく限られた時間枠に収める必要がありました。

植物コレクション

パームハウスでは、熱帯雨林の植生と、バナナ、パイナップル、サトウキビ、コーヒーといった有用植物が展示されています。シダ温室は、木生シダとソテツ類のある熱帯山地林を再現し、多肉植物温室は、暑く乾燥した半砂漠の植生を集めています。さらに4棟の温室が全体を完成させます。ラン温室、地中海温室、ステップ温室、そして「ゴンドワナ温室」です。

敷地は2 ha以上にわたり、約6,000種が育てられています。高山植物園には、スイス、アジア、北アメリカの山の植物が集められています。2026年5月、大温室の50周年にあわせて、民族植物学をテーマにした「魔法の植物」の遊歩道が、マンサクの林を抜けて開通しました。

見学案内

植物園は、アルテンベルクライン21番地(Altenbergrain 21)のラッベンタールを占めていて、大温室はアーレ川に向かって斜面を段状に下っています。ベルン州の所有で、大学が運営しており、ガイド付きツアーがあります。2026年5月30日には、記念行事として、大温室を巡るツアーでオープン・ハウス・ベルン(Open House Bern)に参加しました。見学では、熱帯の温室、小さなコレクション用の温室、高山植物園、マンサクの林を抜ける民族植物学の遊歩道がつながっています。市内では、連邦議事堂の下手のヴァンナツハルデからコッヘルガッセ(Kochergasse)まで、かつての庭園の跡が、ベルンの長い植物学の歴史の歩みを今に伝えています。

インタラクティブな地球儀で見る

46.95° N, 7.44° E

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出典 (6)

  1. boga.unibe.ch/ueber_uns/geschichte/index_ger.html
  2. boga.unibe.ch/der_garten/schauhaeuser/index_ger.html
  3. unibe.ch/universitaet/portraet/geschichte/geschichte_und_architektur/botanischer_garten/in
  4. mediarelations.unibe.ch/medienmitteilungen/2026/medienmitteilungen_2026/50_jahre_schauhaeu
  5. suterpartner.ch/projekte/details/botanischer-garten-bern/
  6. de.wikipedia.org/wiki/Botanischer_Garten_Bern
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