ドルムル・タベレイ公園の温室群(Serele Drumul Taberei)
ブカレスト、第6区(ドルムル・タベレイ)
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2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 2019
- 様式
- それぞれ異なる気候をもつ7棟のガラス張りのパビリオン。224本の地熱ボーリングで暖房
- 規模
- 数千 m²(報道、2016年)
- 状況
- 水曜から日曜に無料で一般公開、12人までのグループ
2013~2015年の再整備後のドルムル・タベレイ公園に最後に加わった見どころで、ブカレスト第6区の外来植物の温室は、一部を区の予算でまかなった長い工事の末、2019年10月に完成しました。7棟のパビリオンは、それぞれ温度と湿度が異なり、熱帯、地中海、砂漠、赤道の環境を再現しています。気候は224本の地熱ボーリングで維持され、この方式は首都で唯一とされています。ギリシャから来た樹齢300年のオリーブの木を含む約300種、4,000株の植物が育ち、それを世話する園芸技師が来園者の案内もします。
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歴史
ドルムル・タベレイ公園は、同名の地区で最大の公園で、1960年代に、この地区の最初の集合住宅とともに、約60,000人の住民のために整備されました。共産主義政権下では、アレクサンドル・モギオロシュ(Alexandru Moghioroș)の名を冠していました。1976年には、3つのプールをもつ屋外の水浴施設が掘られ、掘り出された土が公園の丘になりました。2013年5月から2015年にかけて、第6区が30 ha全体を再整備しましたが、工事の質と既存の植生の破壊をめぐって論争があり、会計検査院が批判しました。公園は2015年5月30日に再開しました。
しかし温室は完成していませんでした。工事は2015年12月31日の期限に間に合わなかったため、区議会は、すでに数百万ユーロが投じられた数千 m²規模のガラス温室を完成させるべく、2016年度予算に1,250万レイ以上を計上しました。一方、市民団体「ドルムル・タベレイ公園を救おう(Salvați Parcul Drumul Taberei)」は、この建造物を解体するよう請願しました。工事は2019年10月にようやく終わり、7棟のパビリオンはその少し後に一般公開されました。区長ガブリエル・ムトゥ(Gabriel Mutu)は、これを、ブカレスト市民にも観光客にも一年中開かれた緑の空間、また児童・生徒や学生のための教育の場と位置づけました。温室を運営するのは第6区の公共領域管理局で、植物愛好家を引きつける名所として紹介しています。
建築と構造
この複合施設は7棟の展示パビリオンからなり、それぞれが独自の温度と湿度に設定されて、熱帯林、地中海盆地、サボテンと多肉植物の砂漠、赤道地帯といった生息環境を再現しています。最も暖かい温室では、気温は30 °Cに近づきます。2016年の報道は、建設中の様子を、数千 m²のガラス温室として伝えました。OpenStreetMap上では、全体が公園北部にある「Sere」という名の単一の温室建物として登録されています。
技術面の特徴は暖房にあります。224本の地熱ボーリングが地下から水をくみ上げ、その水を温めて各パビリオンの温度と湿度を保つもので、運営費と維持費を減らすことをねらった方式です。2019年と2023年の記事は、この設備を首都で唯一のものとし、ルーマニア国内ではマグレレのレーザー施設にだけ出力で及ばないと紹介しています。入手できる資料には、パビリオンの設計者も施工者も記されておらず、ガラス構造の詳しい説明もありません。
植物コレクション
2019年から、熱帯、地中海、砂漠、赤道の各地域の約300種、およそ4,000株の植物が育っています。最初の温室は熱帯の気候で、全体の雰囲気を決めています。ヤシ、栽培種のバナナ、パパイヤの木、Vanda のラン、そして栽培家たちが「白い鳥」と呼ぶオーガスタ(Strelitzia nicolai)です。地中海のパビリオンには、レモン、オレンジ、マンダリンの木が、ギリシャから運ばれた樹齢約300年のオリーブの木を囲んで並び、これがコレクションでもっとも有名な一点です。砂漠ではサボテンが花を咲かせ、その中には、ルーマニア語で「姑の椅子」と俗称されるキンシャチ(Echinocactus grusonii)もあります。
植物の手入れは、第6区の園芸技師が行います。技師たちは週に2日を7つのパビリオンの手入れにあて、それ以外の時間は案内役を務めます。
見学案内
温室はドルムル・タベレイ公園の北部にあり、30 haの公園は、ブラショヴ通り、ドルムル・タベレイ大通り、トゥルグ・ネアムツ通りに囲まれています。入場は12人までのグループごとで、予約は不要、園芸家が案内します。7つのパビリオンには1時間ほどを見込んでください。屋内の気候のおかげで季節を問わず快適に見学でき、冬は外との対比をもっとも感じられる時期です。公園では、1.18 haの湖とペダルボート、「星空の下のシネマ」が開かれる円形劇場、5月のウェスト・サイド・フラワー・フェスト(West Side Flower Fest)へと続けられます。このフェストでは、2025年に100,000を超える花が芝生を覆いました。ディミトリエ・ブルンザ植物園にある大学の温室は、3 km離れています。
44.42° N, 26.03° E
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出典 (7)
- adps6.ro/adp_primariesector6/parcuri?location=Sere
- economica.net/peste-300-de-specii-de-plante-in-serele-din-parcul-drumul-taberei_175830.htm
- observatornews.ro/social/coltul-de-rai-cu-vara-eterna-serele-din-parcul-drumul-taberei-gaz
- hotnews.ro/?p=456590
- ro.wikipedia.org/wiki/Parcul_Drumul_Taberei
- zilesinopti.ro/?p=41227
- openstreetmap.org/way/792676033
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