🇦🇺オーストラリア·一般公開

ノース・コースト地域植物園の温室

ニューサウスウェールズ州コフスハーバー

ノース・コースト地域植物園の温室, ニューサウスウェールズ州コフスハーバー
写真 : Happy Wombat 59 — CC BY-SA 4.0

2026年10月時点で出典を確認済み

「北向きの大きな窓から入る日光で主に暖められる熱帯温室が、インドネシアとマレーシアの植物を守っています。」
年代
2022
様式
日陰ハウスを併設した、現代的なパッシブソーラー温室
規模
熱帯温室と日陰ハウス
状況
一般公開中

2022年6月にコフスハーバー市長によって開館したこの温室は、費用約140万ドルを、オーストラリア政府とニューサウスウェールズ州政府、市が共同で負担し、庭園のフレンズのボランティアが協力しました。北向きの大きな窓からの日光で主に暖められ、25~32°Cに保たれる熱帯温室と、外気に開かれた日陰ハウスを組み合わせています。リップスティック・パーム、ボルネオ産のリクアラ、ラン、ブロメリア、シダなど、この地域では通常育てられない植物が展示されています。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

ノース・コースト地域植物園は、ニューサウスウェールズ州北海岸のコフスハーバー中心部から約1 kmの場所に1988年に設立されました。1987年に植えられた雨林区画には、およそ350種があります。面積は約20 haで、その約半分は自然林とマングローブです。それ以外は屋外の植栽に充てられ、北海岸の植物相、希少種や絶滅危惧種、緯度30度付近の地域の外来植物のコレクション、そしてコフスハーバーの姉妹都市である佐世保の助言を得て整えられた日本の友好庭園があります。

温室は、屋外では生き延びられない熱帯・亜熱帯の植物を育て、保全し、展示するとともに、研究と教育を支えるのにふさわしい施設が必要とされて生まれました。事業費は、市の評価で146万ドル(州政府の発表では140万ドル)で、オーストラリア政府、ニューサウスウェールズ州政府、コフスハーバー市が共同で資金を出し、ノース・コースト地域植物園友の会のボランティアが時間を提供しました。2022年6月に、コフスハーバー市長が開館を宣言しています。参照した資料には、設計者も施工者も記載がありません。

建築と構造

建物は、互いに補い合う2つの部分から成ります。熱帯温室は25~32 °Cに保たれ、その主な熱源はパッシブソーラーによる暖房です。北向きの大きな窓が熱を集め、石の壁と園路が蓄熱体の役割を果たします。夜間が冷える日や冬には、9 kW の暖房設備が引き継ぎます。屋根と壁の一部は、熱損失を抑えるためのゲルコート仕上げの「webglas」パネルで覆われています。コンピューター制御の横断換気では、温度が32 °Cに達するとルーバーが開き、水やりはマイクロスプレーと点滴ノズルで行われます。

隣接する日陰ハウスは外気に開かれており、雨林の林冠のように温度変化から植物を守ります。点滴灌漑と地下排水の設備を備えています。2つの空間の下には、180トンの砂利と排水管の網が敷かれ、土壌の水はけを保っています。建物のまわりには、サボテンと多肉植物の花壇を含む乾燥地景観の花壇、シダ園、水景が並び、全体を完成させています。

植物コレクション

熱帯温室には、インドネシアやマレーシアなど熱帯地域の、寒さにきわめて弱い植物が収められています。北側の窓辺には、背が高く茎の赤いショウジョウヤシ(Cyrtostachys renda)がそびえ、その下にはボルネオの雨林に生えるヤシ、Licuala orbicularis が育っています。ボルネオでは、この葉は帽子づくりや食べ物の包み、屋根ふきに使われます。

日陰ハウスには、庭園が誇る豊富なブロメリア類とランのコレクションのほか、シダ、アンスリウム、そのほか日陰を好む植物が展示されています。植栽の中にはサトイモも挙げられています。保全、研究、教育のために、コフスハーバー地域では普通は栽培されない種を見せることが、掲げられた目的です。屋外では、乾燥地景観の庭、シダ園、季節の花壇が建物を縁取っています。

見学案内

温室は植物園の中心にあり、植物園の住所はコフ・ストリートとハードエーカー・ストリートの角で、センサリー・ガーデンのすぐ隣です。庭園は、湿気と暑さのある熱帯温室から、より涼しい日陰ハウスへと進むことを勧めており、日陰ハウスにはひと休みできるベンチがあります。見学は、1987年に植えられた雨林、敷地の約半分を占める自然林とマングローブの区画へと続けることができ、日本の友好庭園を抜け、スワンプオーキッドの Phaius australis をはじめとする北海岸の希少種や絶滅危惧種のあいだを歩きます。コフスハーバーの中心部は、わずか1 kmほどのところにあります。

インタラクティブな地球儀で見る

30.29° S, 153.12° E

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出典 (5)

  1. coffsbotanicgarden.com.au/walks-garden/garden-areas/glasshouse/
  2. coffsbotanicgarden.com.au/the-new-glasshouse/
  3. coffsharbour.nsw.gov.au/Your-Council/Projects-and-initiatives/Completed-projects/Glasshous
  4. industry.nsw.gov.au/media/releases/2022-media-releases/new-glasshouse-for-coffs-harbour
  5. en.wikipedia.org/wiki/North_Coast_Regional_Botanic_Garden
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