🇦🇺オーストラリア·改修のため閉鎖中

ジョン・ハート温室

タスマニア州ローンセストンのシティ・パーク

ジョン・ハート温室, タスマニア州ローンセストンのシティ・パーク
写真 : Peripitus — CC BY-SA 3.0

2026年10月時点で出典を確認済み

「遺贈金を財源とする市営の温室で、1932年に市議会議員が「小型のクリスタル・パレス」と評し、2025年に修復された。」
年代
1932~1933年
様式
戦間期の古典主義様式、セメント装飾つき
状況
請負業者フェアブラザーによると、100万オーストラリア・ドルの修復は2026年1月に完了(2025年3月24日に閉館)。一般への定期的な再開は、参照した資料では確認されていない

ローンセストンのシティ・パークにあるこの温室は、ジョン・ハートにちなんで名づけられた市営の施設で、彼の遺贈金によって建設費の一部が賄われました。市議会は1932年、世界恐慌の最中に建設工事の発注を検討し、1933年、以前の温室があった場所に開館しました。メルボルンのフィッツロイ・ガーデンズ温室にならったもので、地元の職人W・G・カミングによるセメント装飾を備えています。2025年3月24日に閉館した後、100万オーストラリア・ドルをかけて修復されました(基礎、構造、屋根、ガラス、排水)。The Examiner紙によると、工事は2025年9月末までにおおむね完了し、2025年11月の再開が発表されました。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

ローンセストンのシティ・パークは、一部が、1838年に創立されたローンセストン園芸協会(Launceston Horticultural Society)が1841年に借り受けた土地の上にあります。公園は1863年に市へ引き渡されました。ローンセストン歴史協会(Launceston Historical Society)の小冊子によると、現在の温室は、同協会のパビリオンが連なる系譜の末端にあたります。1841年に十字形の建物が建てられ、1843年に増築されたのち、1873年にピーター・ミルズ(Peter Mills)によるパビリオンに置き換えられました。そのパビリオンは、1891~92年のタスマニア博覧会で正面玄関とシダ温室として使われ、1910年に屋根が崩落した後で取り壊されました。同じ小冊子は、現在の建物が1858年の温室の跡地に建っていると記しています。市は19世紀半ばの温室だと述べ、2021年の寄稿記事は1860年11月の資金調達に触れており、年代は一致していません。

1932年、市議会は建設工事の発注を検討しました。市議会議員H・C・L・バーバー(H. C. L. Barber)は、この計画を「正気の沙汰ではない計画」であり「小型のクリスタル・パレス」だとして退けましたが、議会の大多数は支持に回りました。建物は、ジョン・ハート(John Hart)の遺産からの遺贈金によって一部が賄われました。ハートは、その金が町の美化と改善に使われることを望んだとされ、建設費は2,000ポンドだったと言われています。資料は建設を1932年としていますが、市は開館を1933年としており、当時のアレン・ホリングスワース(Allen Hollingsworth)市長は「この温室は市民の財産です」と述べました。ある文化遺産のブログは、遺贈者を1873年に没した南オーストラリア州の船乗りで商人の人物だと特定していますが、市はそのことには触れていません。

修復の入札は2024年10月に公告され、建物は2025年3月24日に、100万オーストラリア・ドルの工事のため閉館しました。2025年9月末、The Examiner紙は11月の再開を報じました。しかし、2025年11月18日にアーカイブされた市のページには、まだ閉館中と表示されており、再開は「2025年末」と見込まれていました。

建築と構造

参照した資料は、当初の設計者を明記していません。ローンセストン歴史協会の小冊子によれば、手本はメルボルンのフィッツロイ・ガーデンズ温室で、設計にはさらに多くの改良が加えられたとされ、その中には地元の職人W・G・カミング(W. G. Cumming)によるセメント装飾も含まれます。2021年の寄稿記事が引用する、ローンセストン歴史協会の会報で、レオニー・プレボースト(Leonie Prevost)は、この建物を公共の庭園のための戦間期の古典主義建築の好例だと述べています。同じ設計図に基づく双子の建物が、ラトローブ近くのパラマッタ・クリークに建っています。

CMK Architectsが設計し、フェアブラザーが請け負った2025年の工事計画からは、建物の構造がうかがえます。組積造の壁、石灰モルタルの目地、パラペット、装飾的なアーキトレーブ、金属製の窓枠、通気式の棟包み、箱型の樋などです。計画には、基礎の補強(アンダーピニング)、壁を留めるらせん状の補強材、ガラス板の交換、ポリカーボネート製の屋根材、銅製の樋、雨水排水の更新、現代的な照明が含まれていました。市の担当者は、屋根が動き始め、窓がたわみ、建物にひびが入っていたと説明しました。

植物コレクション

市によると、この温室では、市の公園運営チームが制作する花の展示が行われています(市の文言は「biannual displays」で、頻度は示されていません)。2018年に発表された春の朝の見学記は、建物の前のビオラの花壇、室内の縁を飾る植栽、緑の中で元気に育つ蘭に触れ、屋外ではヒナゲシが咲いていたと記しています。2021年には、地元選出の議員が、今も美しく思う植物を見にここをよく歩いていると書き、多くの人が、結婚写真を撮った橋がなくなると寂しく思うだろうと指摘しました。

工事後、市は2025年9月末以降の数週間に、以前とは異なる配置で室内に植物を補充する予定でした。工事中は安全な場所に保管されていたマヌケン・ピス(Manneken Pis)の像も、元の場所に戻される予定でした。2021年の寄稿記事によれば、この敷地で最初に建てられた温室には、当初500を超える植物がありました。

見学案内

この温室は、シティ・パークの西半分、タマー・ストリート45~55番地にあります。市はこの公園を、オーストラリアのトップ10に入る公園の一つとして紹介しており、遊び場、マカクの囲い、カモの池、バーベキュー施設、巨大なチェス盤などがあります。出かける前に開館状況を確認しておくとよいでしょう。建物は2025年3月24日に閉館し、2025年11月18日にアーカイブされた市のページでも閉館中と表示されていました。請負業者フェアブラザーは、2026年1月15日に修復の完了を発表しましたが、再開日は示されていません。

公園にはほかにも文化遺産があります。2024年に100を超える部品に分解され、2025年9月末から組み直されている子どもジュビリー噴水(Children's Jubilee Fountain)、1891~92年のタスマニア博覧会のために建てられたアルバート・ホール、1921~22年のダッチ・ガーデン、1908年の野外音楽堂です。

インタラクティブな地球儀で見る

41.43° S, 147.14° E

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出典 (9)

  1. launceston.tas.gov.au/News-Media/Works-set-for-John-Hart-Conservatory
  2. launceston.tas.gov.au/News-Media/John-Hart-Conservatory-set-for-facelift
  3. launceston.tas.gov.au/Parks-Gardens-Active-Recreation/Parks-and-Gardens/City-Park
  4. examiner.com.au/story/9076317/albert-hall-and-conservatory-launceston-parks-new-look/
  5. launcestonhistory.org.au/wp-content/uploads/2018/05/Monuments-and-Monkeys-flyer-p2.pdf
  6. rosemaryarmitage.com/single-post/op-ed-iconic-park-a-vital-aspect-of-city-s-character
  7. cannonhillchronicles.com/tag/orchids/
  8. en.wikipedia.org/wiki/City_Park,_Launceston
  9. instagram.com/p/DTj8tmLCQG5/
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