ハンマ試験植物園(Jardin d'Essai du Hamma)
アルジェ

2026年9月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1832年創設
- 様式
- 植民地時代の順化用温室
- 規模
- 1,200種を超える植物
- 状況
- 一般公開中
フランスによる植民地化に続いて、水を抜いた湿地に1832年に創設された試験植物園は、世界各地の植物の種を順化させ、増殖するために造られました。ナポレオン3世は1865年にその温室を訪れ、1932年には映画『類猿人ターザン』(Tarzan the Ape Man)の撮影場所にもなりました。第二次世界大戦中の爆撃で被害を受け、のちに修復された温室は1947年に再開し、今も1,200種を超える植物を収めています。庭園は文化財に指定され、2001年から2009年まで修復のために閉鎖されていました。
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歴史
試験植物園(Jardin d'Essai)は、フランスによるアルジェ占領の2年後の1832年に創設されました。民政長官のピエール・ジャンティ・ド・ビュシー(Pierre Genty de Bussy)の提案により、アントワーヌ・アヴィサール(Antoine Avisard)将軍が、ハンマ地区のアルカード丘(Colline des Arcades)のふもとの水を抜いた湿地に、最初の5 haの区画を整備させました。1837年に、さらに18 haを購入すると、そこは政府の中央苗圃になりました。
1842年から1867年まで園長を務めたオーギュスト・アルディ(Auguste Hardy)のもとで、庭は世界中の植物を試す巨大な順化の実験場となりました。アルディは1867年までに、栽培中の約8,214の種と品種を数えています。大並木はこの時期のものです。アラウカリア(1844年)、ヤシ(1845年)、大型のタケとリュウケツジュ(1847年)、のちには大きなフィカス(1863年)が植えられました。ナポレオン3世(Napoléon III)は1865年にこの庭を訪れています。1867年末に、経営はアルジェリア総合会社(Société générale algérienne)に移り、オーギュスト・リヴィエール(Auguste Rivière)が1913年まで運営して、約70 haに拡張しました。
1900年にジョゼフ・ダンジュ(Joseph d'Ange)博士が創設し、1930年に改装された動物園は、当時、北アフリカで最も優れていると見なされていました。1932年には、ジョニー・ワイズミュラー(Johnny Weissmuller)主演の『類猿人ターザン』(Tarzan the Ape Man)の一部がここで撮影されました。1942年に連合軍に占領された庭は、1943年の爆撃で被害を受けました。2001年から2009年まで工事のため閉鎖され、2009年5月に再開し、以来、アルジェリア国立農学研究所の事務所が置かれています。2011年には150万人の来園者を迎えました。


建築と構造
庭の現在の面積は58 haで、そのうち38 haが本来の庭、20 haが樹木園です。北はハシバ・ベン・ブアリ通り(Rue Hassiba Ben Bouali)、南はモハメド・ベルイズダド通り(Rue Mohamed Belouizdad)に挟まれています。その構成は、二つの異なる造園の伝統を並べています。
建築家のレニエ(Régnier)とギオン(Guion)が、1914年に示された案をもとに設計したフランス式庭園は、国立美術館からハシバ・ベン・ブアリ通りまで、7 haにわたって500 mの眺望を、5段の連続する段で繰り広げます。西側にはワシントンヤシが並んでいます。より自由なイギリス式庭園は、曲線を描くココヤシ並木(Allée des Cocos)に囲まれ、水生植物の植えられた小さな湖を中心に配されています。庭の主な湖と外周の大通りは、1860年のものです。
順化用の温室もこの一帯に含まれますが、参照した資料には、その建設年代、構造、寸法についての詳細はありません。


植物コレクション
庭には現在、1,200を超える植物種があります。歴史ある並木が庭の顔です。1844年から1863年のあいだに植えられたアラウカリア、ヤシ、大型のタケ、リュウケツジュ、フィカスに、フランス式庭園のワシントンヤシと、円形のココヤシ並木のヤシが加わります。イギリス式庭園でも、湖の周りで水生植物が見られます。
1900年からある動物園には、長いあいだ水鳥、サル、ライオン、ヒョウがいました。最もよく知られていた住人の一頭が、ダンジュ博士がアンデスから連れてきたコンドルのヘクター(Hector)で、2010年に70歳を超えて亡くなりました。この敷地にはかつて日本庭園もありましたが、現在はありません。

見学案内
試験植物園は、ハンマ地区の国立美術館と殉教者記念碑(Maqam Echahid)の軸線の下に広がり、その名を冠した地下鉄駅があります。ハシバ・ベン・ブアリ通りに向かって下っていくフランス式庭園の眺望が、最も印象的な散策です。歴史ある並木、イギリス式庭園、動物園も見て回るには、半日を見込む必要があります。
見学は、庭を見下ろす美術館、そして高台の殉教者記念碑にも自然に広がります。
36.75° N, 3.10° E
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