コンヤ熱帯蝶園(Konya Tropikal Kelebek Bahçesi)
コンヤ、セルチュクル区

2026年9月時点で出典を確認済み
- 年代
- 2015
- 建築家
- アラップ
- 様式
- 屋根全面がガラス張りの、蝶の形をした現代的な建物
- 規模
- 合計7,600 m²(うち通路3,500 m²)、放し飼いのホールは資料により1,200~2,000 m²
- 状況
- 一般公開中
2015年7月4日に、セルチュクルの「蝶の谷(Butterflies Valley)」公園に開園したコンヤ熱帯蝶園は、トルコ初の蝶の保護施設とうたわれています。エンジニアリング・グループのアラップが、蝶の形をしたガラス屋根のこの建物の技術設計を担い、延べ7,600 m² の規模があります。約26 °C、湿度80~85%に保たれた放し飼いのホールには、公式サイトによれば、約60種の蝶と195種の植物がいます。建物は2018年のサイン・オブ・ザ・シティ・アワード(Sign of the City Awards)で賞を受けました。
アフィリエイトリンクです。Verrière 経由で予約すると、追加料金なしで、当サイトの調査費用の一部になります。
歴史
コンヤ熱帯蝶園(Konya Tropikal Kelebek Bahçesi)は、コンヤの中心区の一つであるセルチュクル区が運営しています。2015年7月4日に、蝶の谷公園(Kelebekler Vadisi)内に開園し、トルコ初のバタフライガーデンとされています。
このプロジェクトは、バタフライハウスの専門コンサルタントであるバタフライ・ハウス・コンサルタンシー(Butterfly House Consultancy)とともに進められ、そのために、エンジニアリング企業のアラップ(Arup)が、技術的な建築設計、分野横断的なエンジニアリング、ファサードのコンサルティングを担当しました。2018年に、この建物はサイン・オブ・ザ・シティ・アワード(Sign of the City Awards)の公共建築部門で、最優秀建築デザイン賞を受賞しています。
蝶園はたちまち来園者を集めました。ウィキペディアによれば、来場者数は年間約35万人で、2018年11月初めまでに150万人を超えました。2021年8月にヒュリエット・デイリー・ニュース(Hürriyet Daily News)は、開園以来の来園者が200万人近くに達し、年間平均は40万~50万人だと報じました。
蝶園は環境教育にも取り組んでいます。2022年6月には、4校で学校菜園と昆虫の家のプロジェクトを始め、村の学校とともに「Gezen Doğa-Çok Yaşa Kelebek」というプログラムを実施しています。


建築と構造
建物は、蝶のシルエットをしています。二重曲面の鉄骨格子シェルと、地上階の鉄筋コンクリートの耐震壁を組み合わせたもので、地震の多い地域に合わせて設計されています。ガラスの屋根は約2,100 m²を覆い、蝶の羽に着想を得た日除けの要素が夏の日差しをさえぎっています。施設全体は7,600 m²で、そのうち来園者の動線は約3,500 m²です。自由飛行ホールの広さは、ウィキペディアでは1,200 m²、ヒュリエット・デイリー・ニュースでは1,600 m²、蝶園の公式ウェブサイトでは2,000 m²とされています。
最大の課題は、夏は乾燥し、冬は寒く、湿度の低いコンヤの気候でした。アラップは、環境制御の主な手段として気化冷却を選び、約26°C、湿度85%を目標としました。冬の結露を防ぐため、内側のファサードに沿って温風を吹かせています。報道で挙げられる温度は26~30°Cの範囲です。
植物コレクション
公表された数字は、年によって変わってきました。アラップは、15種を超える5,000匹以上の蝶としています。2016年には報道が14種を挙げ、ウィキペディアは最大45種、ヒュリエット・デイリー・ニュースは2021年に約60種(フィリピン、ケニア、コスタリカなどから調達されたもの)を挙げ、公式ウェブサイトは現在、60種としています。来園者は、幼虫からさなぎ、成虫までの一生の全体を追えます。展示された種には、翅を広げると26 cmに達することもあるヨナグニサン(Attacus atlas)が含まれたことがあります。
植栽は約20,000株の熱帯植物で、資料により、約100種、150種以上、あるいは公式ウェブサイトによれば195種に属します。蝶は、それぞれの蜜源植物の周りを飛ぶ姿を観察できます。蝶は、季節の果物を盛った皿で餌を食べます。施設にはこのほか、蝶の博物館、昆虫の博物館、自然教育の教室があります。
見学案内
蝶園は、コンヤ中心部の北、セルチュクル区で最大級の都市公園の一つである蝶の谷公園(Kelebekler Vadisi)にあり、セルチュクル花の庭園とアドベンチャー・タワーの隣です。市バス47番が通っています。見学は、蝶が来園者の周りを自由に飛ぶ大きな熱帯の飛行ホールを通り、蝶と昆虫の博物館の展示室へと進みます。飛行ホールの湿った暖かさは、とりわけ冬には、アナトリア中央部の大陸性気候と著しい対照をなします。ここは写真家や学校団体に人気があり、学校はオンラインで見学を予約できます。
37.95° N, 32.46° E
この温室の良い写真をお持ちですか? このページ用に提案する →
アフィリエイトリンクです。Verrière 経由で予約すると、追加料金なしで、当サイトの調査費用の一部になります。