温室と解説センター(国際平和庭園)
ノースダコタ州ダンシース近郊、国際平和庭園

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 2009年・2024年に拡張
- 建築家
- JLGアーキテクツ、LMアーキテクチュラル・グループ(2024年の増築)
- 様式
- 断熱された組積造の北壁をもつ現代的なガラスの建物
- 規模
- 展示スペースは2024年に倍増(KFYRによれば18,000平方フィート、約1,670 m²)
- 状況
- 通年一般公開
ノースダコタ州とマニトバ州の国境にまたがる国際平和庭園に2009年に加えられたこのガラスの建物は、解説センター、カフェ、園芸図書室、温室を併せもちます。温室には、ミノットのドン・ヴィトコが半世紀にわたって集め、のちに庭園へ寄贈した、5,000種を超えるサボテンと多肉植物のヴィトコ・コレクションがあります。JLGアーキテクツとLMアーキテクチュラル・グループが設計した増築は、2024年8月に祝われ、展示スペースを倍にしたほか、床暖房と蓄熱用の組積造の壁を加えました。
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歴史
国際平和庭園は、ノースダコタ州とマニトバ州の国境にまたがっています。1932年7月14日に創設され、「ディキンソン・プレス」紙(The Dickinson Press)によれば、アメリカ側に約800エーカー、カナダ側に約1,500エーカーの広さがあります。名所には、北緯49度線をまたいで建てられた平和礼拝堂(Peace Chapel)や、不安定になったために2016年に解体された平和の塔(Peace Tower)などがあります。
解説センターと温室を兼ねたガラスの建物は、「グランドフォークス・ヘラルド」紙(Grand Forks Herald)によれば、2009年に敷地に加わりました。その目的は一つの寄贈とともに形になりました。ミノットのドン・ヴィトコ(Don Vitko)は、およそ50年にわたってサボテンと多肉植物を集めており、退職が近づいたころに、そのコレクションを庭園に贈りました(庭園によれば2010年、「ファーゴ・フォーラム」紙〔Fargo Forum〕によれば2009年)。フォーラム紙によれば、植物は最初3,000平方フィートの空間を占めていましたが、2013年に、州の一般財源から20万ドルを超える資金で整えられた7,000平方フィートの恒久的な収容先へ移りました。2011年にスーリス川がミノットを水浸しにしたとき、ヴィトコは避難命令に背いて、自宅にまだあった植物を救い出しました。そのなかには50年を経た個体もありました。9月までに、コレクション全体が庭園に集められました。
2019年には、ノースダコタ州議会が先送りされていた維持補修のために600万ドルを割り当て、マニトバ州も同額を約束しました。2024年8月に祝われた温室の大規模な増築は、展示スペースを倍にし、この事業はのちにカナダのプレーリー・デザイン賞(Prairie Design Awards)で優秀賞(Award of Merit)を受けました。
建築と構造
建物はフォーマル・ガーデンの端に、サンクン・ガーデン(Sunken Garden)の真向かいに建ち、いくつもの機能を一つの屋根の下にまとめています。温室のほかに、会議場、園芸図書室、ギフトショップ、ボーダー・ウォーク・カフェ(Border Walk Cafe)があります。「グランドフォークス・ヘラルド」紙はこれを開放的で明るいガラスの建物と述べており、最も背の高いサボテンは高さ約26フィート(8 m)で、天井に届きそうです。
2024年の増築は、JLGアーキテクツ(JLG Architects)がLMアーキテクチュラル・グループ(LM Architectural Group)と組んで設計し、インテリアデザインはエンバイロメンタル・スペース・プランニング社(Environmental Space Planning)、ランドスケープ設計はHTFCプランニング・アンド・デザイン社(HTFC Planning & Design)、エンジニアリングはAE2Sとプレーリー・エンジニアリング社(Prairie Engineering)が担当しました。施工はボックステール・コンストラクション社(Bockstael Construction)とコンストラクション・エンジニアーズ社(Construction Engineers)です。増築で展示スペースはほぼ倍になり(KFYRは合計18,000平方フィートとしていますが、その数字が建物全体を指すのかは述べていません)、インフラと機械設備は持続可能なエネルギー源を中心に改良されました。新しい灌漑システムはより純度の高い水を供給し、熱は床から伝わり、北側の断熱された組積造の壁が昼のあいだに熱を吸収して夜にゆっくり放出することで、暖房費を抑えています。
植物コレクション
温室はヴィトコ・コレクション(Vitko Collection)のためのもので、庭園はこれを、世界でも屋内のサボテンと多肉植物の種類が特に多様なコレクションの一つに数えています。5,000種を超え、希少種や絶滅危惧種も含まれます。数字は資料によって異なり、2018~2019年の約4,500種6,000株から、2024年の報道の5,500株までさまざまです。大半は北アメリカ、南アメリカ、アフリカ産です。ヴィトコはカリフォルニア州とアリゾナ州の栽培者から購入してコレクションを築き、「ドンのバイブル」と呼ばれた1997年のカタログは、今も庭園の記録の土台になっています。最大で約26フィートに達する背の高い柱サボテンが、展示に縦のアクセントを与え、花を見るのに最もよい季節は早春といわれます。
見学案内
解説センターとその温室は、国際平和庭園のフォーマル・ガーデンの端、ダンシース近くの国境のノースダコタ州側にあります。通年開いているので、夏の季節以外にも訪れる理由になります。温室と展示には1時間あれば足り、カフェに寄るならもう少しかかります。暖かい季節には、見学は屋外へと続き、サンクン・ガーデンとフォーマル・ガーデンを通って、北緯49度線上の平和礼拝堂へ進みます。サボテンの花を見るなら早春、フォーマル・ガーデンの散策には夏が向いています。
49.00° N, 100.06° W
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出典 (8)
- peacegarden.com/project/the-conservatory-interpretive-center/
- inforum.com/4451500-international-peace-garden-home-possibly-worlds-largest-collection
- grandforksherald.com/lifestyle/4467009-international-peace-garden-holds-85-years-attractio
- kfyrtv.com/2024/08/09/international-peace-garden-celebrates-conservatory-expansion/
- grandforksherald.com/prairie-business/international-peace-garden-conservatory-expansion-ea
- thedickinsonpress.com/business/tourism/2735809-Twenty-four-hours-in-the-Peace-Garden
- en.wikipedia.org/wiki/International_Peace_Garden
- openstreetmap.org/way/437453149
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