モンテビデオ植物園の温室(インベルナクロ)
モンテビデオ、プラド地区

2026年9月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1920年代・2022~2023年に修復
- 様式
- フランス由来の金属骨組みの温室で、黄色に塗られ、ポリカーボネートで覆われている
- 状況
- 予約制のガイド付き見学のみ
1902年にモンテビデオのプラド地区に、フランス人造園家カルロス・ラシーヌの設計で創設されたアティリオ・ロンバルド教授植物園には、熱帯・亜熱帯植物のコレクションを収める温室があります。シダ、ヤシ、ラン、サトイモ科植物、ブロメリアです。植物園によれば、その金属の骨組みはフランスから来たもので、最初はプラドの別の場所に建ち、1920年代にここへ移されました。床下に通した温水で暖められ、元のガラスに代わってポリカーボネートが張られ、修復されて元の黄色に塗り直されたのち、2023年3月29日に再開しました。予約制のガイド付き見学でのみ見ることができます。
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歴史
モンテビデオ植物園の始まりは1902年4月17日、経済行政委員会(Junta Económico Administrativa)が、その委員長フアン・L・ヘギー(Juan L. Heguy)の提案を承認したときです。名誉園長には、博物学者のホセ・アレチャバレタ(José Arechavaleta)と植物学者のコルネリオ・B・カンテラ(Cornelio B. Cantera)が就きました。工事は庭師長のエルネスト・ラシーヌ(Ernesto Racine)のもとで始まりましたが、まもなく彼は亡くなり、弟でフランス人の造園家カルロス・ラシーヌ(Carlos Racine)が計画を立てて実行しました。市によると、市の苗圃の一部に造られた最初の庭には、すでに温室(invernáculos)と水生植物のための設備がありました。1917年から1920年にかけて隣の苗圃が撤去され、新しい庭の場所が空けられ、庭は1924年までに完成しました。
現在の温室自体の歴史は、記録が乏しく、植物園自身も情報が少ないと認めています。骨組みはフランスから来たといわれ、はじめはプラド地区の別の場所、のちに気象観測所が使われた敷地に立っていて、1920年代に熱帯植物を育てるために植物園へ移されたとされます。製造者も、再建の正確な年代も、公表されていません。
その修復は、2022年9月に発表された植物園での一連の工事の第一段階でした。内部も外部も手が入れられ、透明な屋根全体、続いて壁面が張り替えられ、壁は補修され、骨組みはもとの黄色に塗り直されました。温室は2023年3月29日、モンテビデオの市長カロリーナ・コッセ(Carolina Cosse)の立ち会いのもとで再開しました。市はこれを築100年と説明しており、池と側壁のさらなる修理がまだ予定されていました。
建築と構造
温室は金属の骨組みの上に建てられており、植物園によればフランスから来たものですが、製造者も型番も挙げられていません。かつてはガラスが張られていましたが、衝撃や嵐で年に何度も割れ、熱が逃げて、来園者と職員が危険にさらされました。ガラスは、軽く、耐久性があり、透明度の高いポリカーボネートに替えられました。植物が十分な光を受けるために、この透明度は欠かせません。2022~2023年の修復以降、壁面は最初の1 mが中実の板、その上が中空ポリカーボネートで、植物園の説明によればこのポリカーボネート部分は2.20 mです。骨組みは、もともと選ばれた黄色に戻されました。
温室は、植物園に来た当初から暖房されています。ボイラーが水を温め、床下の亜鉛めっき鉄管を通ります。燃料は、1世紀分の技術の歩みを示しています。最初は薪、次にコークス、重油、ディーゼル、そして現在は天然ガスです。冬の温度は平均16~20°Cで、夏はボイラーを止めており、湿気で飽和した空気のなか、室内は42°Cに達することがあります。植物園は、植物をすきま風や急激な温度変化から遠ざけておく必要があると述べています。平面図も床面の寸法も公表されていません。
植物コレクション
温室には、植物園の熱帯・亜熱帯植物のコレクションがあります。これは、乾生植物、水生植物、日陰の植物、薬用植物、イネ科植物と並んで、生育環境別に整理されたいくつかのコレクションの一つです。来園者はシダ、ヤシ、ラン、サトイモ科の植物、ブロメリア類のほか、ビカクシダ、パンダヌス、ペペロミア、地元でパロ・デ・アグア(palo de agua)と呼ばれる植物を見ることができます。選ばれているのは観賞価値のある植物で、大きな葉や色のついた葉、はっきりした模様、珍しい形や質感をもつものです。ガイド付き見学では、植物の増やし方、つまり種子から、あるいは挿し木、取り木、株分け、接ぎ木による栄養繁殖についても説明され、栽培のアドバイスもあります。
園芸家たちの屋内での作業は、水やり、清掃、施肥、植え替え、病害虫の防除のほか、新しい種の導入、失われた株の補充、新しく来た株の順化に及びます。温室は、約1,000種を擁する庭を補っています。その庭には1,761本の樹木と620本の低木があり、世界の500を超える植物園と種子を交換しています。
見学案内
温室は、プラド地区の植物園の中にあります。正面入口は4月19日大通り(Avenida 19 de Abril)1181番地で、もう一つの門はルイス・アルベルト・デ・エレーラ大通り(Avenida Luis Alberto de Herrera)に面しています。公園への入場は無料ですが、閉ざされた温室は、博物館を通じて事前に予約したガイド付き見学のみで、技術スタッフが案内する少人数のグループが対象です。見学には約30分かかります。10月の遺産の日(Día del Patrimonio)の週末には、先着順で無料の見学が行われ、2026年9月の植物フェアのあいだにも一般に公開されました。さらに、さく葉標本室と種子コレクションを備えた植物学博物館や、隣接するプラド公園の106 haが、見学の自然な延長になります。
34.86° S, 56.20° W
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出典 (8)
- jardinbotanico.montevideo.gub.uy/node/10/coleccion/invernaculo
- montevideo.gub.uy/noticias/cultura/reabre-invernaculo-del-jardin-botanico
- montevideo.gub.uy/parques-de-montevideo/jardin-botanico
- jardinbotanico.montevideo.gub.uy/museo/historia
- jardinbotanico.montevideo.gub.uy/museo/manejo-de-las-colecciones-vivas
- montevideo.gub.uy/noticias/institucional/actividades-de-la-intendencia-en-el-dia-del-patri
- montevideo.gub.uy/noticias/ferias-de-libros-y-plantas-en-el-jardin-botanico
- es.wikipedia.org/wiki/Museo_y_Jard%C3%ADn_Bot%C3%A1nico_Profesor_Atilio_Lombardo
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