翰林公園の亜熱帯植物園の温室(한림공원 아열대식물원)
済州市翰林邑(済州島)

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1985年
- 建築家
- 創設者が招いた日本の技術者(最初の温室。氏名は公表されていない)
- 様式
- 民間のテーマパーク内にある、テーマ別の温室(ヤシ、熱帯果樹、観葉植物、サボテン)
- 規模
- 最初の温室は695 m²(1985年)。現在の面積は非公開。3,000種以上をうたう
- 状況
- 一般公開(入場料が必要な民営の公園、通年開園)
1971年にソン・ボンギュが済州島西海岸の砂地に創設したテーマパークの中に亜熱帯植物園があり、ヤシ、熱帯果樹、観葉植物、サボテンを育てる温室が集まっています。最初の温室は695 m²で、1985年に創設者が招いた日本の技術者とともに建てられ、地元紙はこれを島で最初の温室庭園と紹介しています。その後、シダ温室やサボテン温室などが続きました。公式サイトは、世界各地から集めた3,000種以上をうたっています。
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歴史
翰林公園は、ひとりの人物の仕事です。済州道議会の元議員で、のちに翰林開発委員会の委員長を務めたソン・ボンギュ(Song Bong-gyu)は、1970年6月に観光地を視察するため日本を訪れ、洞窟と海岸に恵まれたヒョプチェ、クムヌン、ピヤンドの一帯を選びました。1971年に、ほとんど砂だけの約30万 m²を購入し、同年10月10日に公園を開園してヤシを植えました。『ニューシス』によれば、日本から持ち込まれたワシントンヤシ、カナリーヤシ、ソテツ類の種子が1972年にまかれました。観光開発は長く許可がないままでしたが、1982年の公園法改正で個人が公園を造れるようになり、公式の沿革によれば、都市公園の許可が1982年9月15日に出されました。
1985年に創設者は日本の技術者を招き、亜熱帯庭園に695 m²のガラス温室を建てました。『ニューシス』とウィキペディアはこれを済州島で最初のものとしており、ヨミジ植物園の開園の4年前にあたります。その後、ハーブ園、梅園、トピアリー、シダ温室、野生植物園、サボテン温室、水仙園が続きました。新聞『済州日報』は2009年に、1987年から毎年1つずつテーマ施設が加えられてきたと指摘しています。公園の園長は同紙に、20年前に台湾から持ち込んだダイオウヤシはガラス室の中でしか生き延びなかったため、温室を拡張することにしたと語りました。公式の沿革によると、2007年に公園は第1種植物博物館(1종 식물박물관)に認定され、教育用料金で電力を使えるようになりました。


建築と構造
亜熱帯植物園は公園の入口にあります。2026年3月の見学記によれば、来園者はここを通り抜けてからヤシの並木道に入ります。公式サイトは熱帯植物のガラス温室(열대식물 유리온실)に触れ、園内をヤシ園、熱帯果樹温室、観葉植物温室、サボテン温室、ハーブ園、アガベ園に区別しています。床面積が記録されている温室は最初の1棟だけで、1985年に日本の技術者とともに建てられた695 m²です。確認した資料には、構造も高さも、現在の温室の総面積も書かれていません。もう1棟の温室は公園のウォーターガーデンにあり、花暦には、亜熱帯庭園の温室や熱帯盆栽園と同じように、5月にブーゲンビリアが咲くと記されています。これらのガラスの建物がある理由は、2009年のインタビューに出てきます。屋外では生き延びない台湾産のダイオウヤシが、公園が温室を拡張する理由になったのです。

植物コレクション
公式サイトは、世界各地の希少種3,000種以上を掲げ、ヤシ園、熱帯果樹温室、観葉植物温室、サボテン温室、ハーブ園、アガベ園に分けて展示しています。ワニやしゃべるオウムも見られます。2026年3月の来園者は、園を横切りながら見た、丸い樽形のサボテン、ウチワサボテン、実をたわわにつけたパパイヤの木、アガベの群生を記しています。2025年10月の訪問記には、大型のサボテン、ハワイアン・ハイビスカス、バナナの木、カンキツ類が挙がっています。公園の花暦は、5月のブーゲンビリアを、ピンク、赤、オレンジ、黄、紫、白の花で取り上げています。2009年のインタビューで園長は、園内で最も珍しい木として、ダイオウヤシ、Syagrus 属のヤシ、中東産の種子から育てたナツメヤシを挙げ、韓国ではこの公園にしかないと語っていますが、ガラス室の中で育っているのか屋外なのかは、資料に書かれていません。
見学案内
亜熱帯植物園は公園の順路の始まりにあたります。公式サイトは見学に1時間半、ビジット・ジェジュ(Visit Jeju)は公園全体で2~3時間を見込んでいます。温室の先には、公園の最初期に植えられたヤシの並木道、民俗村、天然記念物第236号に指定されたヒョプチェとサンヨンの溶岩洞窟があります。公園の花暦は季節のリズムを示しています。1月の水仙、2月の梅、3月の桜、4月のチューリップ、5月のガラス室内のブーゲンビリア、6月のアジサイ、7月と8月のハスと熱帯のスイレン、11月の菊、12月のツバキです。公園はピヤンド島に面し、ヒョプチェ海岸とクムヌン海岸に近く、あわせて訪れられます。
33.39° N, 126.24° E
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出典 (8)
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