🇵🇹ポルトガル·一般公開

タパーダ・ダス・ネセシダデスの円形温室(エストゥファ・シルクラール)

リスボン

タパーダ・ダス・ネセシダデスの円形温室(エストゥファ・シルクラール), リスボン
写真 : Vitor Oliveira — CC BY-SA 2.0

2026年10月時点で出典を確認済み

「ペドロ5世の治世に建てられた鉄とガラスの円形温室で、かつては外来植物のウィンターガーデンでしたが、今は修復を待っています。」
年代
19世紀、ペドロ5世の治世
様式
円形平面の、鉄骨にガラスを張った温室
状況
公園は一般公開中。温室は状態が悪く、修復が予定されている(2025~2028年)

ネセシダデス宮殿のそばに18世紀にジョアン5世が造った約10 haの旧王室の囲い地、タパーダ・ダス・ネセシダデスには、ペドロ5世が鉄とガラスの円形温室を建てさせました。ウェブサイト「A Mensagem」によれば、王妃エステファニアのためのものでした。その治世には外来植物と花のウィンターガーデンとして使われ、1930年代に修復されました。2008年からリスボン市が管理するタパーダは一般公開されており、風雨にさらされた温室は、観光税を財源とし2028年まで予定されている修復計画の優先事項の一つです。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

タパーダ・ダス・ネセシダデスは、リスボンのネセシダデス宮殿に付属していた、壁に囲まれた旧い公園です。「タパーダ」(tapada)という語は、獲物となる動物を育てた森の囲い地を指します。ポルトガル歴史的庭園協会によれば、ジョアン5世は1742年から1745年の間にこの土地を取得しました。タイムアウト(Time Out)誌は、この王室の狩猟用保護区の創設を1742年としています。

19世紀には、フェルナンド2世が菜園と果樹園を英国式庭園に変え、珍しい鳥とサルの動物飼育場を設けました。1841年に来たフランス人庭師ジャン=バティスト・ボナール(Jean-Baptiste Bonnard)も、この近代化に加わりました。鉄とガラスの円形温室は、フェルナンド2世の息子である国王ペドロ5世によるもので、ウェブサイト「A Mensagem」は、王妃エステファニアのために建てられたと述べています。この治世に、温室は外来植物と花のウィンターガーデンとして使われ、タイムアウト誌によれば、1930年代に修復されました。のちにカルロス1世は、王妃アメリア(Amélia)に、公園内の絵画アトリエを贈りました。

タパーダは1983年に公共の利益にかかわる物件として指定され、2008年からリスボン市が管理しています。2021年に「A Mensagem」は、この温室を、孤独で、時と放置によって色あせたものと描写しました。2019年には市が再生計画を承認しました。2024年には、市が約2000万ユーロ(タイムアウト誌によれば1930万ユーロ)の再整備計画を採択し、財源は観光税で、リスボン観光協会に委ねられました。2028年まで段階的に進められるこの計画は、温室の修復を優先事項のひとつに挙げています。

タパーダ・ダス・ネセシダデスの円形温室(エストゥファ・シルクラール), リスボン — Estufa na Tapada das Necessidades, Lisboa
Estufa na Tapada das Necessidades, Lisboa · GualdimG — CC BY-SA 4.0
タパーダ・ダス・ネセシダデスの円形温室(エストゥファ・シルクラール), リスボン — photo 2
Vitor Oliveira — CC BY-SA 2.0

建築と構造

参照した資料は、鉄骨とガラス張りの、円形平面の温室だと述べています。旅行ブログ「Andes Sem Parar」は、これをタパーダで最も見事な建築物とみなしています。資料には、その寸法も設計者の名も載っておらず、建設の正確な年も、ペドロ5世の治世という以上には示されていません。

温室は、幾何学式の花壇、石縁の池、カーザ・ド・フレスコ(Casa do Fresco)、森になった高い部分の風車、貯水槽のマイン・ダグア(mãe-d'água)を併せもつ公園の一部です。1930年代に修復されたのち、「A Mensagem」によれば、その後は手入れの不足に苦しみました。

2024年に始まった再整備計画は、温室の修復を、カーザ・ド・フレスコ、園路、公共照明、排水、境界の壁の修復と結びつけています。旧動物飼育場の建物には、トイレ、カフェテリア、展示スペースが入る予定です。

タパーダ・ダス・ネセシダデスの円形温室(エストゥファ・シルクラール), リスボン — Tapada das Necessidades
Tapada das Necessidades · GualdimG — CC BY-SA 4.0
タパーダ・ダス・ネセシダデスの円形温室(エストゥファ・シルクラール), リスボン — Edifício na Calçada das Necessidades, n.ºs 6 a 6A, Lisboa
Edifício na Calçada das Necessidades, n.ºs 6 a 6A, Lisboa · JnpoJuwan — CC0

植物コレクション

この温室は、外来植物と花のウィンターガーデンとして設計されたもので、フェルナンド2世が珍しい鳥とサルの動物飼育場も設けた公園の中にあります。参照した資料には、現在どのような植物がそこにあるのか、修復後に植え直されるのかどうかは記されていません。

公園そのものには、豊かな植物の遺産が残っています。サボテン園には豊富で異国情緒のあるコレクションがあり、タイムアウト誌も散策ガイドも注目しています。「Lisboa Para Pessoas」によれば、公共の利益にかかわるものとして指定されている種には、リュウケツジュ、エンジュ、キャロブ、野生のオリーブがあります。タパーダの大部分は、森林管理計画のもとで管理される森のままです。

タパーダ・ダス・ネセシダデスの円形温室(エストゥファ・シルクラール), リスボン — photo 5
Vitor Oliveira — CC BY-SA 2.0
タパーダ・ダス・ネセシダデスの円形温室(エストゥファ・シルクラール), リスボン — Lisbon, Portugal - October 2024
Lisbon, Portugal - October 2024 · Sergei Gussev — CC BY 2.0

見学案内

ネセシダデス宮殿に隣接する、壁に囲まれた約10 haの囲い地であるタパーダ・ダス・ネセシダデスは、公園の開園時間内に見学できます。円形温室は散策の途中に現れ、サボテン園や池、そして高いところにある森とその風車と並んでいます。

1時間から1時間半を見込んでください。2028年まで段階的に行われる修復工事のため、温室の周辺を含め、一部の区域が一時的に閉鎖されることがあります。市によれば、公園は将来の管理方式がどうであれ、一般に公開され続ける予定です。

インタラクティブな地球儀で見る

38.71° N, 9.17° W

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出典 (6)

  1. lisboaparapessoas.pt/2025/01/22/tapada-das-necessidades-reabilitacao-plano/
  2. timeout.pt/lisboa/pt/noticias/comeca-em-breve-a-tao-esperada-requalificacao-da-tapada-das-
  3. jardinshistoricos.pt/ad/707
  4. amensagem.pt/2021/04/01/passeio-pela-tapada-das-necessidades-afonso-reis-cabral/
  5. andessemparar.com/2020/06/19/tapada-das-necessidades/
  6. pt.wikipedia.org/wiki/Tapada_das_Necessidades
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