🇩🇪ドイツ·一般公開

メランティ・ハレ(アルヴェッターツォーの熱帯ホール)

アルヴェッターツォー、ミュンスター、ノルトライン=ヴェストファーレン

メランティ・ハレ(アルヴェッターツォーの熱帯ホール), アルヴェッターツォー、ミュンスター、ノルトライン=ヴェストファーレン
写真 : Enzyklo24 — CC BY-SA 4.0

2026年10月時点で出典を確認済み

「地熱で暖められるETFEクッションの楕円形ドームに、2023年からオオカワウソ、バク、ホエザルが暮らしています。」
年代
2020~2023
建築家
BAnTec(ベルリン)、構造設計:knippershelbig
様式
現代的な熱帯ホール:鉄骨のグリッドシェルに載る、ETFEクッションの楕円形ドーム
規模
ホールは4,400 m²、高さ16 m(別の資料ではドーム68 × 48 m、高さ約20 m)
状況
一般公開中(動物園は通年開園)

2023年6月23日にミュンスターの動物園で開館したメランティ・ハレは、2021年に解体された旧熱帯館(Tropenhaus)に代わる施設です。ベルリンの設計事務所BAnTecが設計し、構造設計はknippershelbigが担当しました。鉄骨のグリッドシェルの上に、3層のETFEクッションによる楕円形のドームが架かっています。大きさについては資料の記述が分かれ、ホールは4,400 m²・高さ16 m、構造設計者によればドームは68 × 48 m・高さ約20 m です。34本の地熱プローブで暖められ、15種を超える動物が暮らし、歩廊と高架の順路から観察できます。

見学の計画

アフィリエイトリンクです。Verrière 経由で予約すると、追加料金なしで、当サイトの調査費用の一部になります。

詳細解説 読了目安:約1分

歴史

現在のアルヴェッターツォー(Allwetterzoo)は1974年に開園し、市の旧動物園に代わりました。ここには熱帯館(Tropenhaus)があり、現在の建物に場所を譲るため2021年に解体されました。ウィキペディアは、その旧熱帯館の建設年も寸法も記していません。建て替えは、2018年に承認された投資規模5900万ユーロの「マスタープラン2030プラス」(Masterplan 2030 plus)の一部で、dan pearlman Erlebnisarchitektur 社とともに練られました。メランティ・ハレはその最初の完成部分で、専門誌EAPは動物園史上最大の建設事業と呼んでいます。

発注者はWestfälischer Zoologischer Garten Münster GmbH、建築家はベルリンに拠点を置くBAnTec、構造設計はknippershelbigです。ETFEの被覆はTemme//Obermeyerが施工し、LEICHTが設計のパートナーを務めました。プロジェクトシートは建設を2020年から2023年とし、開館の告知は30か月の工事に触れています。ホールは2023年6月23日に開館しました。費用は約2150万ユーロで、ウィキペディアによればうち100万ユーロは動物園協会(Zoo-Verein)の寄付です。環境、動物、来園者のために事業の途中で加えられた機能により、事業規模は約1割増えました。構造設計者も動物園も、これをヨーロッパで初めての「再生型」の熱帯ホールと紹介しています。

建築と構造

ホールは、3層のETFE膜による楕円形のドームで覆われ、透明な鉄骨のグリッドシェルと片持ちの鉄骨構造が支えています。knippershelbigの技術者は、約68 × 48 m、高さ20 m としています。ほかの資料は、4,400 m²・高さ16 m のホール(ウィキペディア、Teckentrup、EAP)、屋根2,500 m²(屋根工事会社LEICHTのプロジェクトシート)または3,000 m²(Nordkurier)と述べていますが、参照したページは、それぞれの数字が何を測ったものかを示していません。クッションの1層には日除けのプリントが施されています。Nordkurierによれば、フォイルの厚さはわずか0.25 mm で、光の80%、紫外線の91%を通します。

暖房は、深さ約250 m から水をくみ上げる34本の地熱プローブに頼っており、壁や床に埋め込まれた配管が空間を暖めたり冷やしたりします。電力は太陽光発電でまかない、屋根の雨水は処理して植物への水やりに使われます。ウィキペディアによれば、2024年末の時点で、地熱がエネルギー需要の約60%を賄っていました。内部では、屋内外の人工の岩組みとだまし絵はKaGo & Hammerschmidtによるものです。橋、プラットフォーム、展望塔によって、来園者は柵や網なしで動物を見られます。

植物コレクション

開館の告知によれば、ホールには15種を超える外来の動物が暮らし、その中には深刻な絶滅の危機にある種もいます。オオカワウソ、ブラジルバク、アリクイ、クロホエザル、ワオマングース、アカエリマキキツネザル、ナマケモノのほか、両生類、テラリウムの爬虫類、自由に飛ぶ熱帯の鳥もいます(動物園のウェブサイト、ウィキペディア)。大きなガラス面越しに、カワウソが水中を泳ぐ姿を観察でき、滝が景観に動きを添えています。

参照したページに植物のリストはありません。内部の植栽はミュンスター大学植物園とともに設計されたこと、ライプツィヒ動物園が、説得力のある熱帯の雰囲気づくりについてチームに助言したことが述べられているだけです。ホールの名は、熱帯産の硬木のグループであるメランティに由来します。屋外には、中に入って歩けるベネットカンガルーの獣舎があります。

見学案内

メランティ・ハレはアルヴェッターツォーの園内にあり、公式サイトによれば、動物園は通年、どんな天気でも開いています。EAPによれば、入口の近くにそびえています。餌やりは公開され、その時間は動物園のウェブサイトの「Tierischer Stundenplan」(動物たちの時間割)のページに載っています。ホールにはイベントエリアが隣接しています。

見学は園内のほかの場所と組み合わせられます。種の保全キャンパス(Artenschutzcampus。魚類、爬虫類、両生類)、子どもと馬のパーク(Kinder- und Pferdepark)、その隣のヴェストファーレン馬博物館(Westfälisches Pferdemuseum)、そして中に入って歩けるカンガルーの獣舎です。2 km 強離れた所にある、ミュンスター大学植物園の温室も、このカタログに載っています。

インタラクティブな地球儀で見る

51.95° N, 7.59° E

この温室の良い写真をお持ちですか? このページ用に提案する →

出典 (8)

  1. allwetterzoo.de/de/zoo-entdecken/tierwelten/merantihalle/
  2. knippershelbig.com/en/projects/tropenhaus-allwetterzoo/
  3. de.wikipedia.org/wiki/Allwetterzoo_M%C3%BCnster
  4. leichtonline.com/wp-content/uploads/2024/01/PB_Meranti.pdf
  5. teckentrup.biz/en/references/meranti-hall-all-weather-zoo-muenster
  6. eap-magazin.de/Article/Allwetterzoo-Muenster-in-Germany-Opens-New-Meranti-Hall.html
  7. eap-magazin.de/Article/Update-on-the-Master-Plan-of-Allwetterzoo-Muenster.html
  8. nordkurier.de/panorama/faultier-an-hitze-gestorben-kann-das-wirklich-sein-1769709
見学の計画

アフィリエイトリンクです。Verrière 経由で予約すると、追加料金なしで、当サイトの調査費用の一部になります。