オルデンブルク大学植物園の熱帯ハウスと亜熱帯ハウス(Tropenhaus・Subtropenhaus)
ニーダーザクセン州オルデンブルク
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2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 2006年(熱帯ハウス)、2019年(亜熱帯ハウス)
- 様式
- 現代的なガラスの展示温室。湿潤な温室と乾燥した温室
- 規模
- 熱帯ハウスは約250 m²、高さ8 m、亜熱帯ハウスは約150 m²
- 状況
- 通年一般公開、入場無料
カール・フォン・オシエツキー大学の植物園は、オルデンブルクの教員養成学校のために教育用の庭が整備された1882年にさかのぼり、現在は「哲学者の道(Philosophenweg)」沿いの3.7 haを占めます。2棟の展示温室は新しく、ガラス張りで面積250 m²、高さ8 mの熱帯ハウスは2006年6月11日に一般公開され、高さ2 mの滝と熱帯の池を囲んで24 °C に保たれています。亜熱帯ハウスは約150 m²で、2019年6月26日に落成し、サボテン、トウダイグサ類、リュウゼツランを収め、植物が水を貯える仕組みを調べる小さな実験コーナーがあります。入場は無料で、どちらの温室も通年開いています。
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歴史
この植物園の歴史は1882年に始まります。この年、オルデンブルクの教員養成学校(Lehrerseminar)のために教育用の庭が整備されました。1913年には、図画教師のヴィルヘルム・マイヤー(Wilhelm Meyer)が14アールの学校園を新たに担当するようになり、1916年にはオルデンブルクと東フリースラントの1,200種を科ごとに配列した系統区画がそこに植えられ、1932年には植物地理の区画4つが加わりました。1933年にオルデンブルク州が、1950年にニーダーザクセン州が庭園を引き継ぎ、この1950年に現在の3.71 haへ拡張されています。1966~1968年には、植物群落の区画(ヒース地、湿原、砂丘、森林)が造り直され、薬草園が設けられました。1976年に庭園はオルデンブルク大学に統合され、1985年には生物学に付属する学術機関となって、一般には非公開のキュプカースヴェーク(Küpkersweg)の栽培用地を持つようになりました。
現在のガラス温室は大学時代のものです。1999年に改装された多肉植物の温室、2000年の新しい越冬用温室に続いて、1年足らずで建てられ、冬のあいだに設備と植栽が整えられた熱帯ハウス(Tropenhaus)が、2006年6月11日(日)に一般公開されました。匿名の民間寄付で始まった資金調達には、友の会イレックス(Ilex)が地域の企業から集めた80,000ユーロの協賛金が加わり、ガラス建築の残りの費用は大学が負担しました。亜熱帯ハウス(Subtropenhaus)は、園の年表によれば2018年に建設中で、2019年6月26日にオルデンブルク市長の出席のもとで落成しました。費用は約330,000ユーロで、大学、数学・自然科学部、生物学・環境科学研究所、植物園、友の会イレックスが負担し、植物はオルデンブルク・サボテン愛好会(Oldenburger Kakteenfreunde)が寄贈しました。2024年には、「クリマフース(Klimahuus)」とキュプカースヴェークの新しい温室の工事が始まりました。

建築と構造
2棟とも、大学の庭園の規模に見合った小さな展示用ガラス温室で、参照した資料のどれにも設計者や施工者の名はありません。2006年6月の開館時のプレスリリースによれば、熱帯ハウスは面積250 m²、高さ8 mのガラス張りの建物で、1年足らずで完成し、その後の冬のあいだに設備と植栽が整えられました。内部は24 °Cに保たれ、園はその空気を常に暑くて非常に湿度が高いと説明しています。高さ2 mの滝が25 m²の熱帯の池に水を注ぎ、植物が地面、壁、木の幹を覆って、そこに着生植物が根を下ろしています。
亜熱帯ハウスは、2019年のプレスリリースによれば約150 m²で、これとは正反対の役割を担っています。水不足に耐える植物のための乾燥した温室で、中心となるテーマは、植物が水をどのように節約し蓄えるかです。花壇は適応戦略ごとに配置され、球形のサボテン、水を吸収する特別な方法をもつ植物、厚い葉のロゼットなどがあります。小さな実験コーナーがこうした現象を説明しており、園の「緑の学校(Grüne Schule)」には、生徒たちが実験するための作業スペースもあります。OpenStreetMap上では、この建物は高さ約6 mの切妻屋根の温室として登録されています。3棟目のガラス張りの建物であるボタニクム(Botanikum)は展示用の温室ではなく、園が夏に結婚式や誕生会のために貸し出しています。
植物コレクション
熱帯ハウスには熱帯雨林の植物が展示されています。木に着生するランやシダ、食虫植物、着生植物、スイレンで、スイレンのなかには園が特に取り上げるオオオニバスも含まれます。熱帯の作物は特別なテーマで、コーヒー、カカオ、コショウ、バニラが育ち、鳴き声のやまないヤドクガエルが温室に活気を与えています。
亜熱帯ハウスには、サボテンや、熱帯に近い乾燥地域のほかの植物、トウダイグサ類やリュウゼツラン類が集められ、その一部はオルデンブルク・サボテン愛好会の寄贈です。いちばんの稀少種は、南アフリカの低木 Oldenburgia grandis で、落成時のプレスリリースによれば、原産地域の外では、ほかのどの植物園でも見られないとされています。タランチュラ、アゴヒゲトカゲ類、ルーイン・リザードも暮らしており、来園者はトウダイグサをつついてみたり、大きなサボテンの上にほとんど腰かけられそうなほど近づいたりできます。ドイツ語版ウィキペディアによれば、多肉植物のコレクションは約300株です。屋外には、ドイツ北西部の植物相(1,000種以上)、薬草園、アルピヌム、地中海とコーカサスの区画、湿原とヒース地、鳥舎、放し飼いのクジャクが並びます。
見学案内
庭園はハーレネッシュ(Haarenesch)地区のゲーストの尾根にあり、哲学者の道(Philosophenweg)とシュッツェンヴェークから入れます。南はレーア線の鉄道、西は高速道路A28に区切られています。2棟のガラス温室はどちらも公開区域にあり、見学者には閉鎖されているキュプカースヴェークの栽培用地からは離れています。入場は無料で、2棟とも通年開いているため、花壇が休眠する冬の外出先になります。2棟と庭園の周遊には1時間あれば足り、ランや食虫植物の好きな人は熱帯ハウスに、家族連れは体験型のコーナーがある亜熱帯ハウスに長く留まるでしょう。園は有料のガイドツアー、スマートフォン用のオーディオガイド、年間のイベントプログラムを提供しており、北側の眺めは、旧食肉工場アルテ・フライヴァ(Alte Fleiwa)の塔が締めくくります。
53.15° N, 8.20° E
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出典 (8)
- uol.de/botgarten/geschichte
- uol.de/pressemitteilungen/2006/197
- uol.de/pressemitteilungen/2019/225
- uol.de/ibu/botgarten/standort-philosophenweg/tropenhaus
- uol.de/ibu/botgarten/standort-philosophenweg/subtropenhaus
- uol.de/botgarten/oeffnungszeiten
- de.wikipedia.org/wiki/Botanischer_Garten_Oldenburg
- wikidata.org/wiki/Q4948470
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