エレノア・アームストロング・スミス・グラスハウス(クリーブランド植物園)
クリーブランド、オハイオ州

2026年9月時点で出典を確認済み
- 年代
- 2003年
- 建築家
- グレアム・ガンド・アーキテクツ
- 様式
- 現代的。重ね合わせたガラスによる、多面体の結晶のような形
- 規模
- 約1,600~1,700 m²(資料により17,000~18,000平方フィート)
- 状況
- 一般公開中
2003年、ユニバーシティ・サークル地区にあるクリーブランド植物園の本館の裏手に開館したこの温室は、5,000万ドルの拡張事業の目玉として、グレアム・ガンド・アーキテクツが設計しました。石英の幾何学から着想を得た多面体の空間には、それぞれ独立して空調された2つのバイオームがあります。自由に飛び回る蝶がいるコスタリカの雲霧林と、バオバブが育つマダガスカルの棘の砂漠の再現です。合わせて350種を超える植物と約50種の動物がいます。
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歴史
クリーブランド植物園の起源は、1930年12月4日にクリーブランド・ガーデン・クラブ(Garden Club of Cleveland)がウェイド・パーク・ラグーンの廃ボートハウスに設立した、グレーター・クリーブランド・ガーデン・センター(Garden Center of Greater Cleveland)にさかのぼります。春ごとの度重なる洪水に押される形で、組織は移転することになり、1966年に、1889年から1907年まで営業していた市最初の動物園、旧ウェイド・パーク動物園の跡地にあたるイースト・ブールバードへ移りました。
1994年にクリーブランド植物園と改称したこの機関は、2000年代初めに約5,000万ドルの拡張を実施しました。設計は、マサチューセッツ州ケンブリッジのグレアム・ガンド・アーキテクツ(Graham Gund Architects)です。計画には、管理棟の改装、新しいビジターセンター、そして中心となるグラスハウスが含まれ、グラスハウスは1960年代の建物の背面に接ぎ木されるように増築されて、2003年7月に一般公開されました。名称はエレノア・アームストロング・スミス(Eleanor Armstrong Smith)にちなみます。
2014年、植物園はホールデン樹木園(Holden Arboretum)と合併してホールデン・フォレスツ&ガーデンズ(Holden Forests & Gardens)となり、現在はこの組織がグラスハウスを運営しています。


建築と構造
建築家たちは、この建物を、既存の建物の背面に接ぎ木された「没入型のグラスハウス」と説明しています。その輪郭は水晶の幾何学に着想を得ており、傾いて面取りされた四辺形と三角形の面が噛み合って、角柱状の量塊を作っています。構造には、現代的なカーテンウォールの代わりに、伝統的な温室の手法にならって、重ね合わせたガラスが使われました。SAHアーキペディア(SAH Archipedia)の項目は、そこに、ジョゼフ・パクストン(Joseph Paxton)によるヴィクトリア朝の温室の壮大さと、1980年代の脱構築主義の形態上の大胆さが混じり合っているとみています。
植物園は、ガラス3,400枚、鋼材約738,000ポンド(330トン超)、生息環境を形作るのに使った土20トンという数字を挙げています。それぞれ独自に調節された気候をもつ、2つの別個のバイオームには、非常に手の込んだ機械設備が必要です。床面積は、ウィキペディアでは17,000平方フィート、SAHアーキペディアと施工会社ドンリーズ(Donley's)の実績紹介では18,000平方フィートとされています。
植物コレクション
グラスハウスには、350種以上の植物と、蝶、鳥類、爬虫類、両生類など約50種類の動物がいます。
コスタリカのバイオームは雲霧林を再現しています。高木、一年中花を咲かせる低木、ブロメリアやラン、そしてアボカド、コーヒーノキ、パパイア、カカオ、ファイアクラッカー・ブッシュ(firecracker bush)、オレンジ色のラッパ形の花をつけるジュアヌロア(Juanulloa)のつる性植物などがあります。キャノピー・デッキから上の層へ上がることができ、そこでは季節になると羽化したばかりの蝶が放されます。
「第8の大陸」とうたわれるマダガスカルのバイオームには、アメリカ合衆国でも有数の規模のバオバブのコレクション、太い幹をもつパキポディウム・ブレビカウレ(Pachypodium brevicaule)、マダガスカルジャスミン(Stephanotis floribunda)、絶滅危惧種のほか、カラード・イグアナ(collared iguanas)とホウシャガメ3頭がいます。
見学案内
グラスハウスはユニバーシティ・サークルにあるクリーブランド植物園の本館の裏手を占めており、見学には1時間ほどで足ります。熱帯の環境は一年中保たれています。コスタリカのバイオームでの蝶の放鳥は、季節中は毎日行うと案内されており、4月から10月に行われます。
常設の家族向け展示、ロン・アンド・リディア・ハリントン・ペレニアル・プレイスペース(Ron and Lydia Harrington Perennial Playspace)は、グラスハウスの背の高い植物を見下ろす位置にあります。暖かい季節にいちばん見ごたえのある、10エーカーのテーマ別屋外庭園や、この機関が始まったウェイド・パークの一帯とあわせて訪れるのが自然です。
41.51° N, 81.61° W
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出典 (7)
- holdenfg.org/attractions/cleveland-botanical-garden/costa-rica-glasshouse/ (アーカイブ版)
- holdenfg.org/attractions/cleveland-botanical-garden/madagascar-glasshouse/ (アーカイブ版)
- cbgarden.org/come-visit/the-eleanor-armstrong-smith-glasshouse.aspx
- gundpartnership.com/projects/cleveland-botanical-garden
- sah-archipedia.org/buildings/OH-01-035-0072-09
- case.edu/ech/articles/c/cleveland-botanical-garden
- en.wikipedia.org/wiki/Cleveland_Botanical_Garden
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