🇨🇭スイス·一般公開

ローザンヌ州立植物園の熱帯温室

ローザンヌ、ヴォー州

ローザンヌ州立植物園の熱帯温室, ローザンヌ、ヴォー州
写真 : Chantal.ebongue — CC BY-SA 4.0

2026年10月時点で出典を確認済み

「造成なしに自然の斜面に建てられた2019年のこの温室には、スイス最大の食虫植物コレクションがあります。」
年代
2019
様式
簡素でミニマルな線を持つ現代建築
規模
33 × 5.6 m、高さ6.4 m
状況
一般公開中

2019年9月9日にモントリオンの丘のふもとで開館したローザンヌ州立植物園の新しい温室は、建築家アルフォンス・ラヴェリエールが設計して1946年に開園し、国家的重要文化財に登録されている植物園に、1971年と1985年に加えられた二つの小さな温室に代わるものです。長さ約33 mでミニマルなデザインのこの温室には、薬用の熱帯植物約340種と、70種を超える食虫植物があり、食虫植物のコレクションとしてはスイス最大です。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

植物園への願いは、19世紀のローザンヌの成長とともにありました。1890年には、主に薬学の教育のために、大学の敷地内にあるクーヴァルー通り(rue de Couvaloup)の化学・物理学部の下に庭園が整えられました。1946年に、庭園は現在の場所、ミラン公園(Parc de Milan)内のモントリオンの丘の南面に移りました。建築家のアルフォンス・ラヴェリエール(Alphonse Laverrière)と植物学者のフロリアン・コザンデ(Florian Cosandey)が設計し、造園家のシャルル・ラルデ(Charles Lardet)と、ロックガーデンを担当したアルフレッド・ジョルダン(Alfred Jordan)が加わった新しい庭園は、1946年6月1日に開園しました。

1971年と1985年には、小さな温室が二つ加えられました。古いほうは1989年から劣化の心配な兆候を見せましたが、その代わりの温室が実現するまでには長い時間がかかり、ヴォー州によれば25年、ラジオ・ラック(Radio Lac)によれば約30年でした。2014年末に、州政府は90万フランの追加予算で新しい温室の資金を出しました。文化遺産保護団体の Patrimoine suisse は、敷地の景観を深刻に損なうと主張して計画に反対しました。2017年末には、州裁判所が建築許可を支持するとともに、敷地全体を対象とした影響調査を求めました。2018年1月、州は、先の二つの温室の解体を含め、工事を始められると発表しました。

4年の計画と18か月の建設を経て、温室は2019年9月9日に、州政府閣僚のセスラ・アマレル(Cesla Amarelle)とパスカル・ブルリ(Pascal Broulis)が出席して落成しました。植物園友の会が、そのために3万フランを寄付しました。

ローザンヌ州立植物園の熱帯温室, ローザンヌ、ヴォー州 — In the Jardin Botanique Cantonal Lausanne .
In the Jardin Botanique Cantonal Lausanne . · Daniel Mietchen — CC0
ローザンヌ州立植物園の熱帯温室, ローザンヌ、ヴォー州 — Apartment buildings at Avenue Beauregard, Lausanne
Apartment buildings at Avenue Beauregard, Lausanne · Syced — CC0

建築と構造

ラヴェリエールの庭園は州の歴史的記念物目録と、国家的重要文化財の連邦登録簿に載っているため、新しい温室は控えめに溶け込む必要がありました。温室は丘のふもと、保護区域の端に置かれ、造成を一切せずに、土地の自然な斜面の上に直接載っています。

建物は細長いボリュームで、ラジオ・ラックによれば、長さ33 m、幅5.6 m、高さ6.4 mです。州は、長さ約30 m、幅6 m、高さ6 mとしています。その設計は紛れもなく現代的で、ミニマリズムに近い簡素な線をもちます。前身の温室より広く、エネルギー消費を抑え、現在の安全基準とエネルギー効率の基準を満たすように設計されました。

内部は二つの区画に分かれ、一方は熱帯の薬用植物、もう一方は食虫植物のためのものです。参照した資料は、この温室の設計者の名を挙げておらず、構造やガラスの種類についても何も述べていません。

植物コレクション

温室は、古い温室の熱帯植物コレクションを引き継ぎました。最初の区画には、約340種の熱帯の薬用植物が集まっています。2番目の区画には、70種を超える食虫植物が展示され、これはスイス最大の同種のコレクションです。これらの植物は、以前はプリリー(Prilly)市内のセリー(Cery)で育てられ、その後庭園に戻されました。

温室の周りでは、1.7 haの庭園に、ローザンヌ博物館連合(Lausanne Musées)によれば約4,000種の植物が見られます。ロックガーデンには山の植物が育ち、樹木園、もともと薬学の学生のためにつくられた薬用植物園、オランジェリーが並びます。施設には、100万点の標本を収めた植物標本室、描かれた植物標本集、35,000点の専門図書室もあります。

見学案内

庭園は、ミラン広場(Place de Milan)の南西、Avenue de Cour 14B にあり、1.7 haの広さです。m2 線(デリス駅)と、1番と25番のバス(Jardin botanique停留所)が通っています。温室は敷地の最も低いところ、丘のふもとにあり、順路のほかの部分はモントリオンの丘の南面を上ります。温室と主な屋外の区画には、1時間から1時間半あれば足ります。ロックガーデンと樹木園は春から秋にいちばん美しく、温室はどの季節でも見学できます。現在はナチュレウム(Naturéum)の一部となった庭園では、科学や芸術の展覧会、若者向けのワークショップ、ガイドツアーも催され、隣接するミラン公園が散策を広げてくれます。

インタラクティブな地球儀で見る

46.51° N, 6.62° E

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出典 (5)

  1. vd.ch/toutes-les-actualites/actualite/news/12023i-inauguration-de-la-nouvelle-serre-du-jar
  2. vd.ch/actualites/communiques-de-presse-de-letat-de-vaud/detail/communique/serre-du-jardin-
  3. lausannemusees.ch/en_GB/museums/musee-et-jardins-botaniques-cantonaux
  4. radiolac.ch/actualite/une-nouvelle-serre-botanique-a-lausanne/
  5. fr.wikipedia.org/wiki/Jardin_botanique_de_Lausanne
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