🇩🇪ドイツ·改修のため閉鎖中

マールブルク植物園の展示温室群(ラーンベルゲ)

ヘッセン州マールブルク

マールブルク植物園の展示温室群(ラーンベルゲ), ヘッセン州マールブルク
写真 : Willow — CC BY 2.5

2026年10月時点で出典を確認済み

「高さ12 mの熱帯温室を中心に、テーマ別の温室が集まり、20 haの大学植物園の中心を占めています。」
年代
1977
様式
ガラス屋根の現代的な温室群
規模
展示温室は約1,700 m²、主要な熱帯温室は545 m²
状況
展示温室は2026年に改修のため閉鎖。蝶の温室はガイド付きツアーで公開

マールブルク大学の新しい植物園の展示温室は、1961年から1977年に整備され1977年6月1日に開園した庭園の、ラーンベルゲ台地にあります。545 m²の熱帯温室と、カナリア諸島、有用植物、水生植物、シダ、多肉植物、オーストラリアをテーマにした一連の温室からなり、2005年からは蝶の温室が付設されています。2026年に来園者に閉鎖され、換気とガラスの段階的な近代化が行われています。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

フィリップ大学マールブルクは長いあいだ、市の中心部にある庭、現在の旧植物園(Alter Botanischer Garten)で植物を育てていました。この庭は1810年に造られたものです。理系の研究所がラーンベルゲの台地に移るのに伴い、町の東に、1961年から1977年にかけて新しい植物園が造られました。配置の設計は造園家のギュンター・グルジメク(Günter Grzimek)が手がけ、工事では約80,000 m³の土が動かされました。

庭園は大学の創立450周年を記念して、1977年6月1日に開園しました。総工費1,240万マルクのうち640万マルクが温室に投じられ、これは屋外の敷地全体にかけた額より多いものでした。熱帯温室につながる蝶の温室は、2005年に加わりました。

庭園には苦しい時期もありました。2010年には資金不足で閉鎖の危機に直面し、2013年に中期的な資金調達が合意されるまで続きました。最近では、大学が一般には公開されない新しい繁殖用の温室を建てました。それが完成したことで、展示温室の近代化が2026年春に始まり、「Ich blüh' für dich」キャンペーンの寄付が助けとなっています。第1期は2027年春に完了する予定です。

マールブルク植物園の展示温室群(ラーンベルゲ), ヘッセン州マールブルク — Neuer Botanischer Garten Marburg, Schaugewächshäuser, Sukkulentenhaus
Neuer Botanischer Garten Marburg, Schaugewächshäuser, Sukkulentenhaus · Willow — CC BY 2.5
マールブルク植物園の展示温室群(ラーンベルゲ), ヘッセン州マールブルク — Neuer Botanischer Garten Marburg, Eingang zu den Schaugewächshäusern
Neuer Botanischer Garten Marburg, Eingang zu den Schaugewächshäusern · Willow — CC BY 2.5

建築と構造

展示温室は、庭園の本館の近くにある、ガラス張りのパビリオンが隣り合ったコンパクトな一群です。ドイツ語版ウィキペディアは公開区域を約1,700 m²としていますが、庭園自身は展示温室を2,000 m²とし、同じ面積の非公開の繁殖用温室が対になっているとしています。

中心となるのは熱帯温室で、面積は545 m²、棟の高さは12 m、18~20 °Cに保たれています。そのほかの温室の大半は面積が182 m²、棟の高さが7 mで、それぞれ独自の気候をもっています。有用植物の温室は20~22 °C、123 m²の水生植物の温室は気温22 °Cに水温28 °C、シダの温室は18~20 °Cです。227 m²の多肉植物温室は冬に12 °Cまで下がり、オーストラリアの温室は8~10 °Cです。

現在の工事は、屋根の換気窓の駆動機構の全面的な交換から始まります。換気窓はラック、継手付きシャフト、ギアボックスで動かされており、ガラス屋根も部分的に更新されます。外壁のガラスの張り替えは、2027年からの後続の段階で行われる予定です。

マールブルク植物園の展示温室群(ラーンベルゲ), ヘッセン州マールブルク — Neuer Botanischer Garten Marburg, Schaugewächshäuser, Farnhaus mit Farmen der Tropen.
Neuer Botanischer Garten Marburg, Schaugewächshäuser, Farnhaus mit Farmen der Tropen. · Willow — CC BY 2.5
マールブルク植物園の展示温室群(ラーンベルゲ), ヘッセン州マールブルク — Neuer Botanischer Garten Marburg, Schaugewächshäuser, Tropenhaus
Neuer Botanischer Garten Marburg, Schaugewächshäuser, Tropenhaus · Willow — CC BY 2.5

植物コレクション

熱帯温室は熱帯雨林の植物にあてられ、ショクダイオオコンニャクがあります。有用植物の温室ではパイナップル(Ananas comosus)とコーヒー(Coffea arabica)を、水生植物の温室ではオオオニバス(Victoria amazonica)を育てており、熱帯植物の中には Bruguiera sexangula も挙げられています。

カナリア諸島の温室は照葉樹林を紹介し、さらにいくつかのパビリオンが、熱帯のシダ、多肉植物、オーストラリアの植物、食虫植物にあてられています。夏の5月中旬から10月中旬まで開く蝶の温室は、中央アメリカと南アメリカの植物と蝶を組み合わせています。非公開の温室には、裏方で科学的なコレクションが収められており、熱帯のランの最大級のコレクションのひとつも含まれます。

見学案内

温室は、マールブルクの東にあるラーンベルゲの理系キャンパス内、庭園の上部の本館の近くにあります。2026年は通年で展示温室が工事のため閉鎖されており、蝶の温室は日程の決まったガイドツアーでなら見学できます。第1期の終了は2027年春の見込みなので、訪れる前に庭園のウェブサイトを確認するとよいでしょう。針葉樹と広葉樹の樹木園がある20 haの屋外庭園は、半日をたっぷり使えます。市の中心部にある旧植物園とあわせて訪れるのも自然な選択です。

インタラクティブな地球儀で見る

50.80° N, 8.81° E

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出典 (6)

  1. uni-marburg.de/de/aktuelles/news/2026/botanischer-garten-startet-modernisierung-der-schaug
  2. de.wikipedia.org/wiki/Botanischer_Garten_(Marburg)
  3. en.wikipedia.org/wiki/Botanischer_Garten_Marburg
  4. das-marburger.de/2026/03/31/schaugewaechshaeuser-im-botanischen-garten-bleiben-geschlossen
  5. hortis.com/blog/garden-of-the-month-december-2025-bgm
  6. openstreetmap.org/way/381193010
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