カールスルーエ植物園の展示温室群(Schaugewächshäuser)
バーデン=ヴュルテンベルク州カールスルーエ

2026年9月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1853~1857年
- 建築家
- ハインリヒ・ヒュプシュ
- 様式
- 曲面のガラスの形を持つ19世紀の鉄とガラスの建築群
- 規模
- 3棟:高くなった中央のパームハウスと低い二つの翼棟
- 状況
- 一般公開中。2012~2018年に修復
カールスルーエ城の西にある植物園の展示温室群は、バーデン大公フリードリヒ1世のためにハインリヒ・ヒュプシュが1853年から1857年に建てました。石造の壁に寄せて、より背の高い中央のパームハウスを、低い二つの翼棟が挟む構成です。1944~1945年の冬の空襲でほぼ破壊されましたが、1950年代に再び使われるようになり、その後2012年から2018年に、紫外線の透過性が非常に高い合わせガラスを用いて、元の図面に沿って修復されました。熱帯植物、ヤシ、サボテン、ソテツ類を守っています。
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歴史
カールスルーエの植物園は18世紀にさかのぼり、辺境伯カール・フリードリヒ(Karl Friedrich)に負うところが大きく、辺境伯は植物学者のカール・クリスティアン・グメリン(Carl Christian Gmelin)にその創設を委ねました。1808年にフリードリヒ・ヴァインブレンナー(Friedrich Weinbrenner)が、辺境伯のためにオランジェリー、暖室、冷室、育苗室を含む計画を作成しました。これらの木造の建物は、すぐに古びました。1853年3月9日、大公フリードリヒ1世(Frederick I)は温室の全面的な建て直しを命じ、建築家のハインリヒ・ヒュプシュ(Heinrich Hübsch)に委ね、工事は1853年から1857年まで行われました。
1863年から1871年にかけて、傷んだ木造の屋根構造は金属製に取り替えられました(この工事にはディッカーホフ・ウント・ベルクミュラー社(Dyckerhoff & Berckmüller)の名が挙げられています)。1944~1945年の冬、空襲によって温室は爆弾と火災で破壊され、市のシュタットヴィキ(Stadtwiki)によれば、ガラスの下で生き延びた植物は5株だけでした。被害の程度については資料によって異なり、建築考古学の記録は、鋼の骨組みはほぼ保たれたとしています。再建は1948~1950年ごろに始まって1956年まで続き、サボテン室は1952年に、パームハウスは1955~1956年に再建されました。
1967年の連邦園芸博覧会の開催に伴って改変が行われ、イタリア庭園の構造物が縮小されました。2000年代初めには、市民のイニシアティブが、隣接する連邦憲法裁判所の拡張から庭園を守りました。裁判所は2005年に改築されました。構造上の問題から、のちにバーデン=ヴュルテンベルク州が大規模な修復を始めました。資料によって2012年(または2014年)から2018年とされるこの工事は、バーデン=ヴュルテンベルク州の建築顕彰を受けました。


建築と構造
ヒュプシュは、3つの建築要素を設計しました。高くなった中央のヴォリュームであるパームハウスを、2つの低い翼棟が挟む構成です。錬鉄の構造は組積造の壁に寄りかかり、全体には人造石の壁と装飾的な像が含まれます。ガラスの形は曲面で、19世紀に意図された動線は、乾燥から湿潤へ、涼しい所から暖かい所へと進むものでした。
2012~2018年の修復では、湾曲した意匠を保ちながら鋼の骨組みを補強し、エネルギー効率を高め、1950年代のガラスを取り替えて、純粋な鉄とガラスの構造という本来の考え方に戻しました。約525 m²の合わせガラスが製作され、紫外線の透過率は最大63.2%で、通常の安全ガラスの約1.2%に対して高い値です。三角形などさまざまな形の装飾ガラス712枚が取り付けられました。建築家たちはヒュプシュの図面と文書館の資料を頼りに当初の動線を復元し、戦後に失われていた冷室のカスケードを再現しました。
植物コレクション
主な3つの温室は、冷室、熱帯の種が睡蓮の池と空間を分け合うパームハウス、そして熱帯植物にあてられた暖室です。近くには、サボテンと多肉植物の温室と鳥舎があります。庭園では、ソテツ類、グネツム(Gnetum)、イチョウなど、進化と保全の研究にとって特に価値の高い植物を栽培しています。
庭園は長く、珍しいカンキツ類の品種とダリアでヨーロッパ中に知られていました。かつてのウィンターガーデンの骨組みは、今はカフェのテラスとして使われています。
見学案内
庭園は城の西、リンケンハイマー・トーア駅から歩いてすぐのところにあり、温室は小さいながら外来の珍しい植物に富んでいます。見学には約1時間かかります。春と夏は屋外の花壇が見ごろで、冬は温室が暖かい異国の避難所となります。
19世紀の珍しい木がいくつも散策を長くし、カールスルーエ城もすぐ近くにあります。1860年代の金属構造をもつイタリア庭園のパーゴラは、歴史的な修復のために2025年秋に解体されたため、そこでは工事が見られることがあります。
49.01° N, 8.40° E
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出典 (8)
- bauforschung-bw.de/objekt/id/171586663820/botanischer-garten-schaugewaechshaeuser-und-ital
- ruserundpartner.de/projekt/denkmalgerechte-sanierung-gewaechshaeuser-botanischer-garten-ka
- schollglas.com/referenzen/botanischer-garten-karlsruhe-de/
- german-architects.com/de/architecture-news/praxis/historisch-vorbildlich
- ka.stadtwiki.net/Botanischer_Garten_Karlsruhe
- guide.karlsruhe.de/db/guide-de/botanischer_garten
- en.wikipedia.org/wiki/Botanischer_Garten_Karlsruhe
- de.wikipedia.org/wiki/Botanischer_Garten_Karlsruhe
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