スミス・ビルディングの展示温室(ボイス・トンプソン樹木園)
アリゾナ州スーペリア

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1925~1926年
- 建築家
- ロード・アンド・バーナム。2021年の修復はロード・アンド・バーナムの温室を専門とする会社
- 様式
- 地元産の石造の建物の両脇に立つ、金属の骨組みの温室2棟
- 規模
- 3,600平方フィート(約334 m²)の建物の両脇に温室2棟。温室の床面積は、読んだ資料には公表されていません
- 状況
- 2021年10月から、樹木園の入園料で一般公開
ボイス・トンプソン樹木園の最初の管理棟で、1926年に完成したこの建物は、東と西にロード・アンド・バーナムの温室を1棟ずつ従えています。2018年には傷みがひどく来訪者を入れられなくなっていましたが、元の設計どおりに現代の素材で建て直され、2021年10月18日に一般公開が再開されました。イースト温室では東半球原産の多肉植物を、ウェスト温室では西半球原産の多肉植物を、珍しい種や霜に弱い種を含めて展示しています。場所は、1924年にスーペリア近郊に創設された砂漠の樹木園です。
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歴史
ボイス・トンプソン樹木園は、1924年に、技師・金融家で銅王のウィリアム・ボイス・トンプソン(William Boyce Thompson、1869~1930年)によってスーペリア近郊に創設されました。1926年に完成し、ロード・アンド・バーナム(Lord & Burnham)の温室2棟を両脇に従えた最初の管理棟がスミス・ビルディングで、同社が1925年から地元の採石場の石を使って設計・施工し、樹木園は完成を1926年8月11日としています。受付、研究所、温室を兼ね、1979年以来、1963年から1986年まで理事長兼 CEO を務めたウィリアム・T・スミス(William T. Smith)の名を冠しています。イースト温室には最初サボテンが、ウェスト温室にはほかの科の多肉植物が植えられました。樹木園全体は、1976年3月26日から国家歴史登録財に登録されています。
2018年には、温室は来訪者が入れないほど傷み、歴史的なサボテンのコレクションが危うくなっていました。そこで樹木園は、ロード・アンド・バーナムの温室の修復を専門とする会社と提携しました。この会社は、同社の技術図面、工具、著作権、商標を取得していました。再建は元の設計に従い、現代の素材と省エネの改良を取り入れています。2021年のキャンペーン文書は、事業費を35万ドルとし、そこには理事会からの10万ドルのマッチング資金が含まれます。会員向けの内覧会は2021年10月17日に開かれ、温室は翌日に一般公開されました。

建築と構造
スミス・ビルディングは、樹木園によれば3,600平方フィート(約334 m²)の地元産の石造の建物で、東と西に対称な温室が1棟ずつ付いています。
2021年の再建は、元の設計に従い、現代の素材を使っています。工事前に出されたキャンペーン文書は、その内容を次のように述べています。既存の石の腰壁の上にコンクリートの笠、業務用扉のある妻面、白い粉体塗装の押出成形アルミ製フレーム、室内に柱が立たないクリアスパン(ClearSpan)のシザース・トラス、3/16インチ(約4.8 mm)の透明な強化ガラスの側壁と妻壁、そして厚さ8 mmの透明な三層ポリカーボネート(光透過率76%)の屋根です。サーモスタット制御の電動の棟換気窓と側面換気窓、循環ファン、トラスから吊るした LED 育成灯が加わり、1平方フィートあたり20ポンドの荷重と時速105マイルの突風に耐えるよう設計されています。この文書は計画を述べたものです。工事後の文章資料には、取り付けられたガラスの詳細を記すものがありませんが、スミス・ビルディングの公式ページの写真には、白いフレーム、透明なガラスの壁、セル状に見える半透明のパネルの切妻屋根が写っており、計画と合っています。
内部については、計画では、車いすで通れる曲線の小道、ガビオン壁で支えた起伏のある花壇、両端の多肉植物の「噴水」が予定されていました。
植物コレクション
イースト温室には東半球原産のサボテンとその他の多肉植物が、ウェスト温室には西半球原産のものがあります。樹木園は、そのなかに珍しい種や変わった種、霜に弱い種があると指摘しています。2021年のキャンペーン文書によれば、これらの温室は、保全上の懸念がある植物を一般に展示したうえで、夜間は安全に保管できるようにします。サボテンや多肉植物の密猟は商業的な需要とともに増えており、そうした標本は、ワシントン条約(CITES)の規則のために補充できないからです。さらに、敷地の屋外では生き残れない、より熱帯性の種も守っています。
5月の開花についての樹木園のページは、大きなアデニウム(Adenium)の'Crimson Star'に触れています。これは人気のある初期の交配種で、その系譜は樹木園にさかのぼります。屋外では、マグマ・リッジ(Magma Ridge)の下にあるサボテンと多肉植物の庭に、南北アメリカの砂漠の多肉植物が集められています。
見学案内
2棟の温室はスミス・ビルディングの両脇にあり、樹木園の入園料で見学できます。樹木園は、何世代にもわたって植物学者や園芸家に刺激を与えてきた温室を歩いて通り抜けるよう、来訪者を誘っています。ヘリテージ・ローズガーデン(Heritage Rose Garden)が建物に隣接しています。
敷地のほかの部分で一日が埋まります。2020年10月1日に一般公開されたウォレス砂漠庭園(Wallace Desert Garden)、サボテンと多肉植物の庭、クイーン・クリーク渓谷の遊歩道です。樹木園は秋と冬は毎日開いています。樹木園は植物の販売会を開いており、秋の販売会は2026年10月17日から11月1日までと告知されています。
33.28° N, 111.16° W
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出典 (9)
- btarboretum.org/smith-building/
- btarboretum.org/visit/
- btarboretum.org/history/
- btarboretum.org/may-blooms/
- btarboretum.org/gardens/
- irp-cdn.multiscreensite.com/4b74e867/files/uploaded/BTA%20Smith%20Greenhouse%20Case%20Stat
- saltriverstories.org/files/show/2518
- sah-archipedia.org/buildings/AZ-01-021-0017
- en.wikipedia.org/wiki/Boyce_Thompson_Arboretum
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