バーガーズ・マングローブ(ロイヤル・バーガーズ動物園)
ヘルダーラント州アルンヘム

2026年9月時点で出典を確認済み
- 年代
- 2017
- 建築家
- ロイヤル・バーガーズ動物園とセールデン社(アイントホーフェン)、構造設計:ABT(フェルプ)
- 様式
- ETFEのエアクッションで覆われた、二重曲面の鉄骨ドーム
- 規模
- 約3,000 m²、ドームの直径60 m、高さ16 m
- 状況
- 一般公開中
2017年7月12日にアルンヘムのロイヤル・バーガーズ動物園に開館した約3,000 m²のこの熱帯ホールは、世界最大の屋根付きマングローブとうたわれています。ETFEのエアクッションで覆われた、直径60 m、高さ16 mの鉄骨ドームの中に、潮の干満を再現した塩水の入り江があり、アメリカマナティー、シオマネキ、放し飼いの鳥やチョウがいます。動物園がスイスのパピリオラマとともに保護するベリーズの保護区をモデルとし、費用は約500万ユーロで、「ブッシュ」「デザート」「オーシャン」に続く、園で4番目の大規模な屋内生態系です。
アフィリエイトリンクです。Verrière 経由で予約すると、追加料金なしで、当サイトの調査費用の一部になります。
歴史
アルンヘムのロイヤル・バーガーズ動物園は、生態系をまるごと屋内に再現することを得意としてきました。「ブッシュ」の熱帯雨林、「デザート」、「オーシャン」に続いて、マングローブは園で4番目の大規模な屋根付きの見どころです。これには前史があります。オランダ語版ウィキペディアによれば、最初のマングローブのホールは1992年に開館しました。それは、将来の「ブッシュ」の試験用ホールとして1980年に建てられた50 × 20 mの建物で、屋根はドイツの技術者フォーグラー(Vogler)が考案したものでした。3 × 6 mのプラスチックのクッションを用いた、軽く、断熱性があり、光を通す屋根です。
はるかに大きなホールの計画は2016年4月6日に発表され、同年9月に着工しました。投資額は約500万ユーロです。舞台となるのは中央アメリカのベリーズで、バーガーズ動物園とスイスのチョウの公園パピリオラマ(Papiliorama)が28年にわたって共同で保護してきた235 km²の自然保護区が背景にあります。新しいホールは、その地域の豊かさを伝える大使の役目を担うはずでした。
正式な開館は2017年7月12日(水)で、園長のアレックス・ファン・ホーフ(Alex van Hooff)と、農業、漁業、林業、環境を担当するベリーズの国務大臣オマル・フィゲロア(Omar Figueroa)が式を主宰し、これを祝って数十頭の熱帯のチョウが放たれました(ウィキペディアは7月13日としています)。以前は「ブッシュ」にいたマナティーは、100万リットルの水をたたえるプールを得ました。動物園は、開館日に完成した景観を見せるのではなく、植物と動物の個体群が何年もかけて少しずつ定着していくに任せることを選びました。園自身の言葉を借りれば、生態系が完成することはありません。


建築と構造
ホールは、直径60 m、高さ16 mに達し、約3,000 m²を覆う二重曲面の鉄骨ドームで覆われています。フェルプのABTが構造設計を手がけたこの構造は、323 mmの鋼管のアーチの上に載り、193 mmの斜材で補強され、4.5~5 m間隔で立つHEA 240の柱で支えられています。ドームの足元の引張リングが力のつり合いをとり、費用のかかる外部の控え壁を不要にしています。このリングにかかる大きな引張力にははるかによく耐えるため、木材ではなく鋼が選ばれました。約250トンの亜鉛めっき鋼は、ベルヘイクのムースコプス・スターブラウ(Moeskops Staalbouw)が供給し、建て方まで行いました。
アーチの間の外皮は、フォイルテック(Foiltec)が供給したETFEのエアクッションでできており、なかには長さ30 mに及ぶものもあります。できるだけ多くの日光を取り入れるために選ばれました。膜が鉄骨に触れないよう、ドームの下にスペーサーで吊るした樋に固定されています。気候は湿度80~90%に設定され、ミスト、ヒートポンプ、熱回収換気が用いられます。プールの側には幅12 mのパノラマ窓があり、来園者は水面下のマナティーを観察できます。
植物コレクション
舞台は、ベリーズのマングローブを再現しており、塩水の小さな入り江が横切る干潟を、潮の満ち引きを模した仕組みが洗います。ウィキペディアによれば、このホールにはヨーロッパ最大のマングローブ植物のコレクションがあります。動物園は、世界の約380,000種の植物のうちマングローブ植物は約110種にすぎず、そのうちマングローブだけに生える種はわずか40種だと指摘しています。これらと並んで、成虫のチョウのための蜜源植物と、幼虫のための食草が育っています。いずれも、ベリーズのマングローブを縁取る熱帯乾燥林を代表する植物です。
もっとも堂々とした住人は、アメリカマナティーです。水を共有するのはシクリッドとテトラで、干潟にはシオマネキがすんでいます。自由に飛ぶ鳥(ハト、カージナル類、フウキンチョウ類)、放し飼いの爬虫類(バシリスク類、アノール類、ヤモリ類)、そしてモルフォチョウ、アゲハチョウ類、フクロウチョウなどの熱帯のチョウが、この生態系を完成させており、動物園は時間をかけて新しい種を加え続けています。


見学案内
マングローブは、アルンヘム北部にあるロイヤル・バーガーズ動物園の園内にあり、園の残る3つの屋根付き生態系、すなわち「ブッシュ」の熱帯雨林、「デザート」、「オーシャン」と順に見て回るのがおすすめです。暖かく湿度の高い気候は、寒い日や雨の日にありがたい立ち寄り先となります。2017年から自由に育つに任せられた植栽は、年ごとに密になっています。幅12 mのパノラマ窓は、今もマナティーを見るのにいちばんの場所です。オランダ野外博物館(Nederlands Openluchtmuseum)は動物園の隣にあり、1日を延ばしたい人に向いています。
52.01° N, 5.90° E
この温室の良い写真をお持ちですか? このページ用に提案する →
出典 (7)
- burgerszoo.nl/nieuws/2017/07/tientallen-tropische-vlinders-openen-burgers-mangrove
- nl.wikipedia.org/wiki/Burgers'_Mangrove
- arnhemsekoerier.nl/nieuws/algemeen/129200/burgers-zoo-opent-s-werelds-grootste-overdekte-m
- looopings.nl/weblog/5249/Burgers-Zoo-bouwt-grootste-overdekte-mangrove-ter-wereld.html
- bouwwereld.nl/bouwdelen/constructie/mangrove-koepel-zestig-meter/
- nationalestaalprijs.nl/project/koninklijke-burgers-mangrove
- openstreetmap.org/way/496346168
アフィリエイトリンクです。Verrière 経由で予約すると、追加料金なしで、当サイトの調査費用の一部になります。

