ビルトモア・エステートのコンサバトリー
アッシュビル、ノースカロライナ州

2026年9月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1895年
- 建築家
- リチャード・モリス・ハントとフレデリック・ロー・オルムステッド
- 様式
- 中央のパームハウスと別棟を持つ、ヴィクトリア朝様式の邸宅付属コンサバトリー
- 規模
- 加温温室は7,000平方フィート(約650 m²)以上、パームルームの高さは約40フィート(約12 m)
- 状況
- 一般公開中(邸宅の入場料に含まれる)
1895年にウォールド・ガーデンの下手に完成したビルトモアのコンサバトリーは、ジョージ・ヴァンダービルト、建築家リチャード・モリス・ハント、造園家フレデリック・ロー・オルムステッドの協働から生まれました。高さ約12 mの中央のパームルームに、高温と低温の別棟、ラン室、サボテン室が付属しています。2年がかりの修復は1997年に終わり、外側の木製の扉は2022年に交換されました。展示だけでなく現役の温室でもあり、クリスマスの装飾に使われるポインセチアの一部がここで育てられています。
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利用案内
- チケット
- 「House & Grounds」チケットは110ドルから、「Grounds only」は85ドルからです(公式サイト、2026年シーズン)。9歳以下は無料、16歳以下は割引料金です。温室は敷地内の庭園にあります。駐車料金は含まれています。
- 開館時間
- 敷地は年中無休(365日)で、開園時間は季節や曜日によって異なります(公式の営業時間ページにカレンダーがあります)。4月から12月までは、無料のガーデンシャトルがビルトモア・ハウスと温室を結んでいます。
- アクセス
- GPS用の住所:1 Lodge St, Asheville, North Carolina。無料駐車場は入場料に含まれ、温室のすぐ隣にバリアフリー対応の駐車スペースがあります。公共交通機関の案内は掲載されておらず、AVL空港からのシャトルもありません。
よくある質問
温室はチケットに含まれていますか?
「Grounds only」を含め、どのチケットでも敷地内の庭園と屋外エリアに入れます。温室はウォールド・ガーデンの最下部にあり、別途チケットは必要ありません。
事前予約は必要ですか?
ビルトモア・ハウスに入るには毎日予約が必要で、入場時間は購入時に選びます。オンラインで購入すると、1枚につき10ドル安くなります。
ハウスから温室へはどう行けばよいですか?
4月から12月までは、ビルトモア・ハウスから温室まで無料のガーデンシャトルが運行しています。敷地内の道路には歩道がありません。
温室はいつ建てられましたか?
1895年に、ジョージ・ヴァンダービルトのために、リチャード・モリス・ハントとフレデリック・ロー・オルムステッドの手でウォールド・ガーデンの最下部に完成しました。
歴史
ビルトモア・エステートは、1889~1895年に、建築家リチャード・モリス・ハント(Richard Morris Hunt)と造園家フレデリック・ロー・オルムステッド(Frederick Law Olmsted)が、コーネリアス・「コモドール」・ヴァンダービルト(Cornelius "Commodore" Vanderbilt)の孫、ジョージ・ワシントン・ヴァンダービルト2世(George Washington Vanderbilt II)のために設計しました。温室はこの計画の一部で、ハントが亡くなった1895年に完成しました。エステートによれば、ヴァンダービルト、オルムステッド、ハントの3人は、クリスタル・パレスなどヴィクトリア朝の温室を研究したヨーロッパ旅行のあとで、これを共同で構想しました。
温室は、4エーカーのウォールド・ガーデン(Walled Garden)の下端にあり、本館からの眺めを妨げないように置かれています。コンサバトリー・ヘリテージ協会(Conservatory Heritage Society)によれば、温室群はニューヨークのヒッチングス社(Hitchings & Company)が供給しましたが、参照したほかの資料は施工者の名を挙げていません。チョーンシー・ビードル(Chauncey Beadle)は、1890年から1949年まで、エステートの庭園を取り仕切りました。
エステートは1930年に一般公開され、1963年に国定歴史建造物になりました。温室は2年にわたる大規模な修復を受けて1997年に完成し、木製の外扉は2022年に交換されました。


建築と構造
コンサバトリーは、ウォールド・ガーデンの足元にあり、ブドウに覆われた中央のアーケードの突き当たりに立っています。加温されたガラス面積は7,000平方フィート、約650 m² を超えます。中央の部屋はパームルームで、高さ40フィートに達します。
配置の説明は、資料によってすべて同じではありません。エステートは、パームルーム、2つの別棟(高温と低温)、ランの部屋、談話室、サボテンの部屋、鉢上げ室、生産室を挙げ、屋外の夏の通路がこれを完成させるとしています。別のサイトは、展示室を含む6つの主な部屋に言及しています。どの説明でも、複合施設は、低温の別棟から高温の別棟まで、気候の異なる空間を組み合わせています。
構造は主にガラスで、木製の外扉は2022年に交換されました。メーカーのタングルウッド・コンサバトリーズ(Tanglewood Conservatories)は、同社のモデルの一つの屋根が、本館のウィンターガーデンに着想を得たものだとも述べていますが、これはこの温室とは別の空間です。


植物コレクション
専門サイトによれば、コンサバトリーには2,000を超える品種の熱帯・外来の植物があり、一年中熱帯のオアシスとして機能しています。ランの部屋には500を超えるランがあり、コサージュ用のラン、レディスリッパー・オーキッド(lady slipper orchids)、「ダンシング・レディ」と呼ばれるオンシジウムなどがあって、花盛りは冬です。別の資料は、コレクションに1,000を超えるランの品種があり、そのうち毎日40~50が展示されていると述べています。
パームルームには、ヤシ、シダ、観葉植物が集められています。クイーンパーム、ゴールデン・ハワイアン・バンブー、葉の長さが1 m を超えるエレファント・イヤー(elephant ears)、バナナの木です。ブロメリアの花壇には、ヴァンダービルトを表す「V」の字が描かれています。サボテンの部屋と高温の別棟が、順路を締めくくります。
生産室は植物の繁殖に使われ、本館のクリスマス装飾に使うポインセチアの一部がここで育てられています。


見学案内
コンサバトリーは、本館から離れた、ウォールド・ガーデンの下端にあり、来訪者はウォールド・ガーデンの中央のアーケードに沿って進んで着きます。入場はエステートの入場料に含まれ、別のチケットはありません。暖かさとランの花が、立ち寄る価値を最も高めてくれる季節は冬です。
見学は、4エーカーのウォールド・ガーデン(左右対称の花壇とアーケード)、オルムステッドが形づくったほかの庭園、そしてもちろんハントが設計した本館とあわせられます。エステートでは、とりわけクリスマスに季節のイベントも催され、装飾には敷地内で育てた植物が使われます。
35.54° N, 82.55° W
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