アウクスブルク植物園「ガラスの下の植物の世界」(Pflanzenwelt unter Glas)
バイエルン州アウクスブルク
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2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 2003
- 様式
- 1937年の八角形の温室を包み込む現代的なガラスの立方体
- 規模
- 約600 m²
- 状況
- 一般公開中
2年間の工事を経て2003年11月に開館した「ガラスの下の植物の世界(Pflanzenwelt unter Glas)」は、1936年に創設されたアウクスブルク市立植物園の古いパームハウスに代わるものです。約600 m²のガラスの立方体は、現在は蝶のパビリオンとして使われている1937年の八角形のオオオニバス温室の鉄骨を取り込んでいます。サボテンと多肉植物のサバンナのゾーンから、有用植物が豊かな熱帯ホールまで、1,200を超える種と品種が展示されています。
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歴史
アウクスブルクの植物園は、新しい市営の育苗場とともに、約1.7 haの敷地に1936年9月27日に開園しました。パームハウスと異国の植物が主な呼び物のひとつで、1937年にはオオオニバス(Victoria regia)のための温室が続きました。
第二次世界大戦中、栽培床は野菜畑に転用され、業務用の建物、展示温室、植物コレクションは大きな被害を受けました。少しずつ復旧した庭園は、1950年7月に再開しました。1970年代に約5 haへ拡張され、1985年のバイエルン州園芸博覧会に際して再び拡張されて、この博覧会は約100万人の来場者を集めました。現在は約10 haを占めています。
2000年代初頭、アウクスブルク市は展示温室を新しくすることを決めました。旧パームハウスは取り壊され、2年間の工事を経て、「ガラスの下の植物の世界」(Pflanzenwelt unter Glas)が2003年11月に一般公開されました。1937年の歴史的な水の庭も同時に修復され、オオオニバス温室は新しい建物の内部に残されました。

建築と構造
「ガラスの下の植物の世界」は約600 m²のガラスの立方体で、市はこれを現代的で軽やかな構造と説明しています。ガラス面には特殊なフィルムが施され、全体の量塊は旧オオオニバス温室を包み込むように設計されました。1937年の八角形パビリオンの鉄骨が新しい建物に取り込まれたため、歴史的な温室が、現代的な温室の中に立っていることになります。
内部は、気候帯が連なる形で構成されています。入口はサバンナにあてられ、サボテン、ユーフォルビア類、多肉植物があります。建物の中心は暖かく湿った熱帯のホールで、小さな池とアフリカの魚の水槽が添えられています。かつての八角形のパビリオンは、大きな水盤とともに水生植物の温室として使われ、春には熱帯の蝶が放たれます。設計者の名は、参照した資料には見つかりませんでした。
植物コレクション
ガラスの下では、1,200を超える種と品種が育っています。サバンナの区画には、サボテン、ユーフォルビア類、そのほかの多肉植物が集められています。熱帯のホールには、ゴムノキとイチジクの仲間、ラン、ブロメリアに加え、バナナ、コーヒー、カカオ、カルダモン、バニラ、セイロンシナモンといった幅広い有用植物が並びます。
かつての八角形パビリオンは現在「蝶のパビリオン」(Pavillon der Schmetterlinge)と呼ばれ、大きな水盤に Victoria amazonica を含む熱帯のスイレンがあり、水生植物と熱帯の有用植物が取り囲んでいます。2月下旬から4月上旬には熱帯の蝶が自由に飛び回り、この数週間は、庭園の1年のなかでも見どころのひとつとなっています。
見学案内
温室は、植物園の入口近くにあり、市の動物園の隣です。温室だけなら30分から1時間で足りますが、10 haの庭園にはもっと長く滞在する価値があります。姉妹都市の尼崎市と長浜市から贈られた4,200 m²の日本庭園と、100万個を超える球根があり、春の散策に人気です。2月下旬から4月上旬の熱帯の蝶のショーは、冬の終わりに訪れる最良の理由です。
48.35° N, 10.91° E
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