アルフレート・ブレーム・ハウス(ティアパルク・ベルリン)
ベルリン(フリードリヒスフェルデ)

2026年9月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1956~1963年
- 建築家
- ハインツ・グラーフンダー
- 様式
- 東ドイツ時代の動物舎。Y字形の平面、平屋根、中央に熱帯ホール
- 規模
- 5,300 m²、熱帯ホールは1,100 m²、最大で高さ16 m
- 状況
- 一般公開中。2020年7月に熱帯雨林館として再開
建築家ハインツ・グラーフンダーの計画で1956年から1963年にかけて建てられた、ティアパルク・ベルリン=フリードリヒスフェルデのアルフレート・ブレーム・ハウスは、1963年6月30日に開館し、世界最大で最も近代的な動物舎と称えられました。文化財に指定されているY字形の建物は5,300 m²の広さがあり、ヤシ、竹、コーヒーの低木が植えられ、放し飼いの鳥たちと共有する、面積1,100 m²、高さ16メートルの熱帯ホールをぐるりと囲んでいます。エネルギー改修と、2020年に完了した転用を経て、かつての大型ネコ科動物舎は、現在は東南アジアの野生動物を紹介しています。
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歴史
東ベルリンの動物園、ティアパルク・ベルリン=フリードリヒスフェルデは、1955年7月2日に、市長のフリードリヒ・エーベルト(Friedrich Ebert)と東ドイツ大統領のヴィルヘルム・ピーク(Wilhelm Pieck)が臨席して開園しました。ハインリヒ・ダーテ(Heinrich Dathe)は建設の段階から指揮をとり、1990年まで園長を務めました。大型ネコ科動物舎は、東ベルリン市参事会(マギストラート)のために、建築家ハインツ・グラーフンダー(Heinz Graffunder)のもとで1956年から1963年にかけて計画され、建設されました。ベルリンの文化財データベースは、ダーテを設計と結びつけ、建築家のロタール・ケーラー(Lothar Köhler)、ヘルムート・ハール(Helmut Haar)、クラウス・ペッツマン(Klaus Pätzmann)、技術者のギュンター・クヴェック(Günter Queck)、ヴァルター・アイヒホルン(Walter Eichhorn)の名も挙げています。
1963年6月30日に園のカフェテリアとともに開館したこの建物は、動物学者のアルフレート・ブレーム(Alfred Brehm)にちなんで名づけられました。当時は世界最大で最も近代的な動物舎と称えられ、カフェテリアとともに、その後何十年にもわたってティアパルクの配置を決定づけました。屋外の獣舎は1996~1997年に拡張されました。
2011年9月から、この文化財の建物は新しい断熱外皮を得ました。ハース・アルヒテクテン(Haas Architekten)が率いたこの事業は、事務所が費用を1,040万ユーロ、完成を2015年としています。2度目の転用は2018年5月29日に始まり、予算は約600万ユーロと発表されました。2020年7月まで閉鎖されたのち、かつての大型ネコ科動物舎は、東南アジアをテーマにした熱帯雨林館として再開しました。


建築と構造
上から見ると、建物は三角形、あるいはY字形をしており、2本の前足を伸ばす捕食動物を思わせるように意図されています。特徴的な平屋根は、2018~2020年の転用でも残されました。全体の広さは5,300 m²です。中央には熱帯ホールがあり、床面積は1,100 m²、高さは16メートルで、改修を担当した事務所は、これを自らのガラス建築のプロジェクトのひとつに挙げています。
2つの翼部、つまり「前足」には、屋内の大きな岩場の獣舎があり、それを2つの小さな屋外の岩場の獣舎が挟んでいます。ネコ科動物の収容室のあいだには、もともと見学路全体に沿って熱帯の鳥のショーケースが並んでいましたが、来園者用の廊下には今ではテラリウムが置かれています。最新の改装では、もとのタイル張りの背面壁が、元に戻せる化粧張りの陰に隠され、歴史的な部材を壊さずに、景観の背景を一新できるようにされました。1963年の装飾には、動物の分布を描いたモザイク、エドゥアルト=ゲルハルト・クラウス(Eduard-Gerhard Clauß)によるサーベルタイガーを描いた壁画、ゲルハルト・フルテ(Gerhard Hurte)によるワニの噴水があり、建物のまわりにはいくつかの動物の彫刻が立っています。

植物コレクション
熱帯ホールは、植栽と放し飼いの動物を組み合わせています。ゴムノキ類、タケ、コーヒーノキ、ヤシが、自由に飛ぶ熱帯の鳥とオオコウモリを守っています。ウィキペディアはまた、このホールにヨーロッパで唯一のマレーワシミミズク(Malaienuhu)がいると伝えています。
2020年以降、この館は地理的なアプローチをとり、動物を個別に見せるのではなく、野生で共に暮らす種をまとめています。それぞれ1,000 m²に拡張された2つの大きな岩場の獣舎には、スマトラトラと、ビントロングと一緒に飼われているマレーグマがおり、ベルリンで生まれた2頭のマレーグマが2022年にそこへ戻ってきました。ジャワヒョウは屋外の施設を使います。かつてのネコ科動物の収容室は、現在、獣舎の追加スペース、検疫、そしてパディメロンとセスジキノボリカンガルー(Goodfellow's tree kangaroo)の冬の居場所として使われています。
見学案内
この館は、160 haの広さを持ち、ヨーロッパ最大の風景式動物園を自称する、1955年開園のティアパルク・フリードリヒスフェルデの中心にあります。Y字形の建物は、平屋根とそのまわりの屋外の獣舎のおかげで、見つけやすくなっています。
見学路は、中央のホール、廊下に沿ったショーケースとテラリウム、そして最新の改装で屋外へ拡張された、トラとクマの2つの大きな獣舎を行き来します。館そのものには1時間ほどを見込み、それから徒歩で、この非常に広い公園のほかの区画や、建物に付随する1960年代の彫刻とモザイクへと足を延ばしてください。
52.50° N, 13.53° E
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出典 (6)
- tierpark-berlin.de/de/aktuelles/alle-news/artikel/65-jahre-tierpark-berlin-teil-3-das-alfr
- de.wikipedia.org/wiki/Tierpark_Berlin
- denkmaldatenbank.berlin.de/daobj.php?obj_dok_nr=09040206
- haas-architekten.de/projekte/glashaeuser/alfred-brehm-haus-im-tierpark-berlin
- klimaschutzpartner-berlin.de/projekt/energetische-sanierung-des-alfred-brehm-hauses-im-tie
- berlin.de/tourismus/5415874-59545-auf-in-den-regenwald-umbau-im-tierpark-b.html
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