🇩🇪ドイツ·一般公開

ビオスフェーレ・ポツダム

ポツダム、ブランデンブルク

ビオスフェーレ・ポツダム, ポツダム、ブランデンブルク
写真 : A.Savin — CC BY-SA 3.0

2026年10月時点で出典を確認済み

「2001年の連邦園芸博覧会の旧花のホールで、軍用地の土塁の間に位置し、2002年に熱帯雨林に生まれ変わりました。」
年代
2001~2002年
建築家
バルコウ・ライビンガー(改築:デデリヒス・ライネッケ&パートナー)
様式
土手の間に据えられた現代的なホール。ガラスののこぎり屋根を持つ平屋根
規模
ホールは201 × 72.10 m、熱帯林は約5,000 m²
状況
一般公開中

1999年のコンペで勝ったベルリンの設計事務所バルコウ・ライビンガーが設計した2001年連邦園芸博覧会の花のホールは、ポツダムのかつてのボルンシュテット野の軍用地の土塁の間にあります。博覧会の後、屋内の熱帯庭園に改装され、2002年9月13日にビオスフェーレとして開館しました。ガラスののこぎり屋根が貫く平らな屋根の下では、約350種約20,000株の熱帯植物が、滝、マングローブ、蝶の家を備えた熱帯雨林を形づくり、約100種の動物が暮らしています。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

ポツダムのボルンシュテット野(Bornstedter Feld)は、1世紀以上にわたり軍の演習場として使われていました。再開発されたこの地で、2001年にドイツ連邦園芸博覧会(Bundesgartenschau、BUGA)が開かれました。1999年5月、ベルリンの建築事務所バルコウ・ライビンガー(Barkow Leibinger)が博覧会の花の展示ホールのコンペに勝ち、ホールは敷地の南端に建てられて2001年に完成しました。ボルンシュテット野全体の開発は、2002年にドイツ都市計画賞(Deutscher Städtebaupreis)を受けています。

BUGA の後、ホールは建築事務所デデリヒス・ライネッケ&パートナー(Dederichs Reinecke & Partner)によって、屋内の自然体験施設ビオスフェーレ(Biosphäre)に改装され、2002年9月13日に開業しました。100本を超える木が植えられ、熱帯雨林の雰囲気を再現するために加湿装置が設置されました。当時の運営会社は、エデュテインメントに力を入れる映画館運営会社で、年間32万人の有料入場者を見込んでいました。建物の費用は2,900万ユーロで、そのうち2,150万ユーロは、2016年まで観光施設として運営する義務を伴う公的資金でした。

2009年5月には蝶の温室が開館しました。2016年7月、市は2017年11月末にビオスフェーレを閉鎖し、多目的ホールか私立学校に転用する計画を立てましたが、2017年4月に計画を取り下げ、20年間の運営者を募りました。年間190万ユーロの補助金が付き、2022年には160万ユーロに減額されました。市営企業 ProPotsdam が運営するこのホールは、そのころには20年の運営を経て、大規模な改修が必要になっていました。

ビオスフェーレ・ポツダム, ポツダム、ブランデンブルク — Dinosaurierfigur in der Biosphäre Potsdam
Dinosaurierfigur in der Biosphäre Potsdam · Geoprofi Lars — CC BY-SA 4.0
ビオスフェーレ・ポツダム, ポツダム、ブランデンブルク — Biosphere in Potsdam, main entrance
Biosphere in Potsdam, main entrance · Rigorius — CC BY-SA 4.0

建築と構造

ホールは201 m×72.10 mで、屋根は約9,000 m²です。バルコウ・ライビンガーは、軍用地の土塁が残した起伏を生かしました。ホールは景観の中に沈み込み、新たな土手(バーム)で区切られています。土手は彫刻のように扱われ、コンクリート打ち放し、オークの丸太、芝、スレートのパネルで覆われ、ガラス張りのファサードで途切れます。内部でも、さらに土手が起伏のある地形をかたちづくっています。

平らな屋根は、1本50トンのプレキャスト・コンクリート梁35本の上に載っています。梁は土手のあいだ35 mを渡り、そのまま片持ちとなって続き、屋根は土手の頂部の約5 m上に浮かんでいます。屋根には5 m×8 mのガラス張りののこぎり屋根(シェッド)が突き出ており、結露が植物に滴らないよう、その面は15°傾けられています。屋根の表面は、防水膜を保護する色つきの砂利(Verde Alpi、赤色斑岩、黒色玄武岩)で覆われています。換気は主に自然換気で、夏の熱を逃がす開口部、雨水貯水槽から供給される高圧ミスト、そして冬には空気循環システムが補っています。

ビオスフェーレ・ポツダム, ポツダム、ブランデンブルク — Wasserfall in der Biosphäre in Potsdam, 2023
Wasserfall in der Biosphäre in Potsdam, 2023 · Robert.Huber05 — CC BY-SA 4.0
ビオスフェーレ・ポツダム, ポツダム、ブランデンブルク — Biosphäre Potsdam Schmetterlingsraum
Biosphäre Potsdam Schmetterlingsraum · Rolf Dietrich Brecher — CC BY-SA 2.0

植物コレクション

ビオスフェーレの熱帯雨林には、約350種、約20,000本の植物があります。ランなどの着生植物、ブロメリア類、バナナ、カカオ、ヤシの林、マングローブの沼、熱帯の栽培植物、高さ14 mに達する木々です。順路には、滝と2つの湖が点在します。

約100種の動物が暮らし、イグアナ、ヘビ、クモ、カエル、カマキリ、カメレオン、カメ、リュウキュウガモ類、アリのコロニー、放し飼いのヤモリなどがいます。2009年に開館した蝶の温室では約30種を展示し、アクアスフェーレ(Aquasphäre)ではサンゴの水中世界を紹介しています。

ビオスフェーレ・ポツダム, ポツダム、ブランデンブルク — Gewöhnlicher Bananenfalter in der Bioshäre Potsdam
Gewöhnlicher Bananenfalter in der Bioshäre Potsdam · Sascha Kohlmann — CC BY-SA 2.0

見学案内

ビオスフェーレは、ポツダムのフォルクスパークの中、かつての BUGA の会場にあたるゲオルク=ヘルマン並木道(Georg-Hermann-Allee)沿いにあります。小道は熱帯雨林の中を曲がりくねり、滝、湖、マングローブを経て、蝶の温室とアクアスフェーレへと続きます。ホールは完全に囲まれているので、天候を問わず見学できます。

催しには、展覧会、コンサート、家族向けの企画があります。オランジェリーと呼ばれるホールでもイベントが開かれ、レストラン(Urwaldblick)からは森を見渡せます。見学は、ホールを囲むフォルクスパークの散策で延ばせます。

インタラクティブな地球儀で見る

52.42° N, 13.05° E

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出典 (5)

  1. biosphaere-potsdam.de/die-tropenwelt/
  2. de.wikipedia.org/wiki/Biosph%C3%A4re_Potsdam
  3. en.wikipedia.org/wiki/Biosph%C3%A4re_Potsdam
  4. baunetzwissen.de/flachdach/objekte/sonderbauten/biosphaere-in-potsdam-70918
  5. baunetz.de/meldungen/Meldungen-Buga-Halle_in_Potsdam_wird_zum_Urwald_11993.html
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