🇰🇷韓国·一般公開

慶州東宮苑 東宮植物園

慶尚北道慶州市(普門観光団地)

慶州東宮苑 東宮植物園, 慶尚北道慶州市(普門観光団地)
写真 : Mobius6 — CC BY-SA 4.0

2026年10月時点で出典を確認済み

「金色の鴟尾(チミ)と蓮華文の瓦を戴くガラス温室で、珍しい花や鳥が飼われた新羅の宮殿を思わせます。」
年代
2013
様式
新羅時代の伝統建築を模したガラス温室
規模
3,908 m²(本館と第2館)
状況
一般公開中

2013年9月10日に慶州市が普門観光団地に開園したこのガラス温室の植物園は、新羅王国の東宮にその名を由来します。東宮には674年に池と人工の山が造られ、花が育てられ、珍しい鳥や獣が飼われていました。建物は新羅時代の建築の形を借り、金色の鴟尾(チミ)の棟飾りと蓮華文の屋根瓦をもちます。約400種を擁する本館と、2016年に開館した第2館は、合わせて3,908 m²あり、隣には歩いて入れる鳥の公園があります。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

東宮苑という名は、新羅王国の東宮、つまり東の宮殿に由来し、これは月池(Wolji)と結びついています。『三国史記』には、文武王14年(674年)にそこで池が掘られ、山が築かれて、花を育て、珍しい鳥や獣を飼ったと記されています。慶州市は、異国の種に満ちた庭園というこの遠い先例を選び、普門観光団地に、ガラス温室の植物園と鳥の公園を組み合わせた施設を、64,380 m²の敷地につくりました。市の観光に新しい呼び物を与えることが狙いでした。

施設は2013年9月10日に開園しました。温室は市が運営し、鳥の公園は民間の事業者が運営しています。人気はすぐに高まり、最初の1か月で約77,000人が訪れ、年間目標の30万人に対して好調な滑り出しでした。韓国のメディアは15か月で約60万人の来場を伝え、平日は1日に約1,000人、週末は約3,000人が訪れたといいます。

2016年6月には第2の植物館が開館し、一年を通じて咲く花と、いわゆるヒーリング・プラント(癒しの植物)に充てられています。2026年4月3日には、市がすぐ近くに「Rawon」を開きました。東宮苑と関連して整備された大規模な文化庭園で、新羅の伝説を題材にしたデジタル・インスタレーションを中心に構成されています。

慶州東宮苑 東宮植物園, 慶尚北道慶州市(普門観光団地) — 慶州東宮苑 東宮植物園 — 1枚目
慶州東宮苑 東宮植物園 — 1枚目 · Mobius6 — CC BY-SA 4.0
慶州東宮苑 東宮植物園, 慶尚北道慶州市(普門観光団地) — 慶州東宮苑 東宮植物園 — 2枚目
慶州東宮苑 東宮植物園 — 2枚目 · Mobius6 — CC BY-SA 4.0

建築と構造

温室は、新羅時代の建築と、東宮および月池の建物に着想を得ています。市はこれを新羅風のハノク(韓国の伝統家屋)の構造と説明しています。ガラスの量塊は伝統的な屋根を戴き、棟の両端には、棟端を飾る伝統的な瓦である金色の鴟尾(チミ)が載り、屋根瓦には蓮華文があしらわれています。見学路に新羅の雰囲気をもたらすため、装飾は慶州に固有のテーマに取材しており、チョンマド(Cheonmado)、ジェメジョン(Jaemaejeong)、雁鴨池(Anapji)への言及があります。床には、月池の発掘で出土した瓦が再現されています。

開館時、本館のガラス温室の面積は2,353 m²でした。第2館が加わり、市と韓国語の百科事典によれば、植物園は3,908 m²になっています。本館の見学路は、床から7 mの高さにある空中通路をたどり、滝のある洞窟を通り抜けます。隣の鳥の公園は約5,000 m²の建物に入っており、市は、これを韓国で単一の建物としては最大の同種の施設と説明しています。

慶州東宮苑 東宮植物園, 慶尚北道慶州市(普門観光団地) — 慶州東宮苑 東宮植物園 — 3枚目
慶州東宮苑 東宮植物園 — 3枚目 · Mobius6 — CC BY-SA 4.0
慶州東宮苑 東宮植物園, 慶尚北道慶州市(普門観光団地) — 慶州東宮苑 東宮植物園 — 4枚目
慶州東宮苑 東宮植物園 — 4枚目 · Mobius6 — CC BY-SA 4.0

植物コレクション

本館は5つのテーマ庭園に分かれています。ヤシ、観葉植物、花木、水生植物、熱帯果樹で、そのほかにシダ、食虫植物、ロックガーデンの小さなエリアがあります。市は約400種、5,500株を数えています。挙げられている見どころには、ブティア・パーム、バオバブ、パパイヤ、プルメリア、ウツボカズラ類、そしていわゆるコープスフラワー(시체꽃)があります。

第2館は一年中の色彩に重点を置き、約100種、6,500株を展示しています。その中には、グラビオラ、モリンガ、シナモンといったヒーリング・プラントがあります。ここには2つの古い個体があり、国内で最も古い温室の植物として紹介されている樹齢300年の菩提樹(보리수)と、樹齢250年のレッド・ラバーツリー、さらに三色のブーゲンビレアです。そのほかのホールには、昆虫の展示、「かくれんぼの庭」、押し花の工房があります。鳥の公園には250種、3,000羽の鳥がおり、来場者は歩いて入れる大型の鳥舎の中で出会うことができます。

慶州東宮苑 東宮植物園, 慶尚北道慶州市(普門観光団地) — 慶州東宮苑 東宮植物園 — 5枚目
慶州東宮苑 東宮植物園 — 5枚目 · Mobius6 — CC BY-SA 4.0
慶州東宮苑 東宮植物園, 慶尚北道慶州市(普門観光団地) — 慶州東宮苑 東宮植物園 — 6枚目
慶州東宮苑 東宮植物園 — 6枚目 · Mobius6 — CC BY-SA 4.0

見学案内

東宮苑は、慶州の普門観光団地にあり、普門湖から遠くありません。植物園の温室と鳥の公園は、隣り合う別々の見学先で、合わせると半日は十分にかかります。夏には、温室でブルーベリーとサクランボの摘み取り体験ができます。

2026年4月に数百メートル先に開いた Rawon は、屋外の庭園と、新羅の伝説に捧げられたデジタルのホールで、見学を広げてくれます。名前の由来を知るには、慶州の歴史的中心部にある東宮の宮殿跡と月池と合わせて訪れるのが自然です。

インタラクティブな地球儀で見る

35.85° N, 129.26° E

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出典 (6)

  1. gyeongju.go.kr/epg/?c=5%2F28
  2. ko.wikipedia.org/wiki/%EA%B2%BD%EC%A3%BC%EB%8F%99%EA%B6%81%EC%9B%90
  3. go.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20131018012013
  4. go.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20150105014001
  5. seoul.co.kr/news/society/2026/03/30/20260330500190
  6. openstreetmap.org/way/1005942369
見学の計画

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