ヒルバート温室(ホワイト・リバー・ガーデンズ、インディアナポリス動物園)
インディアナ州インディアナポリス

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1999
- 建築家
- ウーレン・モルザン&パートナーズ。造園:ランデル・アーンストバーガー・アソシエイツ
- 様式
- 現代的なガラスの温室
- 規模
- 5,000平方フィート(約465 m²)、天井高65フィート(約20 m)
- 状況
- 改装のため閉鎖中。2026年秋に「レインフォレスト・ディスカバリー」展示とともに再開すると発表
インディアナポリス動物園が1999年6月13日にホワイト・リバー州立公園に開いた植物園ホワイト・リバー・ガーデンズの中心であるヒルバート温室は、地元の設計事務所ウーレン・モルザン&パートナーズが設計した、5,000平方フィートのガラスの建物です。名称は、このプロジェクトに300万ドルの拠出を約束したスティーヴン・ヒルバートとトミスー・ヒルバートの夫妻にちなみます。長くヤシ、ラン、季節のチョウの展示に使われてきましたが、現在はアマゾンに着想を得た、動物の暮らす熱帯雨林へと作り替えるため、閉鎖されています。
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歴史
構想は1990年代初めにさかのぼります。当時のインディアナポリス動物園の関係者は、植物と動物の生息環境が互いに依存し合っていることを示したいと考えていました。1993年1月に動物園の園長として迎えられたジェフリー・ボナー(Jeffrey Bonner)は、植物園を加えることを思い描きました。
資金は数年がかりで集まりました。リリー・エンダウメント(Lilly Endowment)が1996年12月に500万ドルを助成し、スティーヴン・ヒルバートとトミスー・ヒルバート夫妻(Stephen and Tomisue Hilbert)が1997年4月に300万ドルを約束して、これが温室の名の由来となりました。事業全体の費用は1,500万ドルです。ホワイト・リバー・ガーデンズは1999年6月13日に一般公開され、動物園が当初から運営しており、2007年からは1枚の入場券で両方に入れます。
庭園は現在、動物園の正面入口の役割を果たしています。温室そのものは全面的な改修のため閉鎖されています。新しい展示は「レインフォレスト・ディスカバリー」(Rainforest Discovery)と呼ばれ、アマゾンに着想を得た熱帯雨林へと生まれ変わらせる予定です。動物園のウェブサイトは2026年秋の開業を告知していますが、あるページの見出しには2027年とあります。


建築と構造
インディアナポリスの設計事務所ウーレン・モルザン&パートナーズ(Woollen, Molzan and Partners)が設計した温室は、全面ガラス張りの建物で、5,000平方フィート、約465 m²の広さがあり、天井は65フィート、20 m近くまで上がります。動物園はその姿を、夜空に浮かび上がる輝く形で、ダウンタウンのスカイラインに応えつつ、インディアナ州の農業の遺産を思わせるものだと説明しています。
中二階からは、屋内の植栽と屋外のデハーン・ティアガルテン(DeHaan Tiergarten)を高い位置から見渡せます。北端の吹きガラスの窓は芸術家のデイヴ・マクラリー(Dave McLary)の作品で、彫刻家デイル・イーノックス(Dale Enochs)による中央の泉水は、流れる水の音で空間を満たします。建物を囲む3.3エーカー(1.3 ha)の庭園は、造園家のランデル・アーンストバーガー・アソシエイツ(Rundell Ernstberger Associates)が設計しました。
植物コレクション
閉鎖前の温室には、魚の池を囲んで、外来のヤシ、シダ、ラン、ブーゲンビリアが集められていました。目玉は、野生では絶滅したハワイの多肉植物ʻālula(Brighamia insignis)で、今では植物園での繁殖によってのみ生き延びています。チョウとボンサイは季節ごとに登場し、毎年恒例のバタフライ・カレイドスコープ(Butterfly Kaleidoscope)の展示では、40種を超える13,000匹以上のチョウが見られました。
新しい展示では、熱帯の植生と、林床から林冠までの動物が組み合わされます。ホフマンナマケモノ、アルマジロ、コアリクイ、コンゴウインコ、アカアシガメ、アマガエル、そしてピラニア・ナッテリー(red-bellied piranha)やネオンテトラなどの淡水魚です。チョウは、開業とともに戻ってくる予定です。2021年には、ホワイト・リバー・ガーデンズ全体で、3,055種、47,233株の植物がありました。
見学案内
温室は、インディアナポリスのダウンタウンに近いホワイト・リバー州立公園の中、ホワイト川の岸にあるホワイト・リバー・ガーデンズの中に建っています。庭園は現在、動物園の入口になっており、コルツ・ウェルカム・プラザ(Colts Welcome Plaza)を過ぎたあと、来園者は動物の展示にたどり着く前に庭園を歩いて抜けます。
旅行を計画する前に、温室が再開したかどうかを確認しておくとよいでしょう。屋外では、1.5マイルの散策路がデハーン・ティアガルテンの9つのテーマ庭園を結び、噴水と彫刻があって、春から秋にかけてが見ごろです。秋には、ZooBoo のイベントが園内を盛り上げます。動物園そのものとの組み合わせも自然で、同じ入場券に含まれています。
39.77° N, 86.18° W
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