掛川花鳥園の大温室
静岡県掛川市

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 2003
- 様式
- 「花と鳥」のパークにある、空調管理された大型の展示温室
- 規模
- 約7,000 m²
- 状況
- 一般公開中
掛川駅から歩いてすぐの場所に2003年9月20日に開園した「花と鳥」のパークは、すでに松江フォーゲルパークを創設していた園芸家・加茂元照が造りました。中心は約7,000 m²の大温室で、天候に左右されずに楽しめるよう設計され、天井からは咲いたインパチェンスが吊り下げられ、池には約100品種の熱帯スイレンがあります。フクロウからハシビロコウまで、約100種、約600羽の鳥を、すぐ間近で見ることができます。
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歴史
この公園の物語は、1930年生まれの園芸家、加茂元照から始まります。1957年、加茂は立教大学での学業を中断して家業を継ぎ、掛川の自宅に花菖蒲園「加茂花菖蒲園」(のちに加茂荘花鳥園と改称)を開いて、ベゴニア、フクシア、コリウスの栽培に力を注ぎました。この経験から、花があふれる大温室と、人が近づける鳥とを組み合わせる方式が生まれます。1990年に富士花鳥園、2001年に松江フォーゲルパーク、2003年9月20日に掛川花鳥園、2006年に神戸花鳥園、2010年に中国の常州花鳥園が開園しました。
2013年に掛川の公園の運営は地元の事業者に引き継がれ、現在は株式会社掛川花鳥園が運営しています。2016年からは、ハシビロコウの「ふたば」が園の住人に加わっています。公園は2023年9月に開園20周年を迎えました。一方、シリーズ最初の公園だった富士花鳥園は、2025年に閉園しています。


建築と構造
公園は、天候に左右されない集客施設として構想されました。見学の大部分は、空調された約7,000 m²の大温室の中で行われ、日本語版ウィキペディアは、この種の施設として国内最大級に数えています。順路は平坦で段差がなく、車いすやベビーカーでも利用でき、鳥はごく間近で見られます。来園者は手から餌を与えたり、腕にフクロウをのせて写真を撮ったりできます。
内部の配置は、この二重の目的に応えています。屋根から吊り下げたインパチェンスのバスケットが、通路の上に花の天蓋をつくり、大きな池は熱帯スイレンのためにとってあります。温室の周囲には、ハクチョウの池、エミューの放牧場、いわゆる「森のバードハウス」、飛行ショーのための屋外アリーナがあります。参照した資料のいずれも、温室の設計者や施工者の名を挙げていません。
植物コレクション
植栽には、加茂家が1950年代から育ててきた花が反映されています。ベゴニア、インパチェンス、フクシアが、温室の中で一年じゅう咲きます。熱帯スイレンの池には約100品種、600株があり、日本語版ウィキペディアが国内最大級のコレクションに数えるもので、そこにオオオニバスとブルグマンシアが加わります。
鳥は約100種、約600羽で、プログラムのもう半分を占めます。メンフクロウ、ワシミミズクなどのフクロウ、キンケイ、オオハシ、エミュー、ペリカン、ペンギン、そしてハシビロコウのふたばです。飛行ショーの主役はフクロウとモモアカノスリで、Casa BRUTUS によれば、強烈なキックで知られるヘビクイワシも出演します。
見学案内
公園は、JRと天竜浜名湖鉄道が通る掛川駅の南口から約800 m、徒歩でおよそ10分のところにあります。順路のほぼ全体が屋根の下にあるため、雨の日にも寒い季節にも同じように楽しめます。鳥のショーは毎日3回開かれ、定例のアクティビティと特別イベントが交互に行われます。花菖蒲やベゴニアに惹かれる人は、同じ掛川にある加茂家の元の庭園、加茂荘花鳥園で一日を締めくくれます。
34.76° N, 138.01° E
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