熱川バナナワニ園
静岡県東伊豆町

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1958年
- 様式
- 温泉の蒸気で暖められる温室
- 規模
- 本園に温室8棟、分園に6棟
- 状況
- 一般公開中
1958年9月20日に温泉地の熱川で開園した、この植物園と動物園を兼ねた施設は、地熱で運営されています。100 °Cに近い温泉の蒸気が、本園の8棟の温室と、1971年に開設された分園の6棟を暖めています。約5,000種の熱帯植物が栽培され、20種類以上のバナナや、一年中花を咲かせる約60種のスイレンもあります。「バナナ」と「ワニ」を名に掲げるとおり、もう一つの特色は、16種のワニ類のコレクションです。
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歴史
この園は、1958年9月20日に、東伊豆町の温泉地、熱川で開園しました。動物園と植物園を兼ねる施設として始まり、当時の日本ではまだ珍しかったワニを見せるとともに、地元の温泉の熱を使って育てた熱帯植物を展示しました。日本名の「バナナワニ園」は、文字どおり「バナナとワニの園」を意味し、この二つの顔をよく表しています。
二つ目の施設である分園は、1971年3月1日に開園しました。1976年には、日本の博物館法のもとで博物館として認められました。
園は現在、三つの部分からなります。本園にはワニの区域と植物の区域があり、さらに分園があって、その温室はとくにバナナと熱帯の果樹にあてられています。動物のコレクションには、日本では珍しい種もいます。アマゾンマナティーとニシレッサーパンダを展示している、国内で唯一の施設です。

建築と構造
熱川の温室を際立たせているのは、その暖房の方式です。100 °C に近い熱川の温泉の蒸気が、温室を暖めるために使われ、一年を通じて熱帯の気候が保たれています。同じ熱が、池の水を約30 °C に保っています。
本園には番号の付いた温室が8棟あり、ラン、熱帯のスイレン、食虫植物、ブロメリアに分けられています。分園にはさらに6棟があり、バナナ、熱帯の果樹、ベゴニアにあてられています。全体は、本園のワニの区域と植物の区域、そして分園という、3つの別々の部分で構成されています。参照した資料には、個々の温室の設計者も建設年も記されていません。
植物コレクション
この園は、約5,000種の熱帯植物を擁すると称しています。園の名のもととなったバナナは、20品種を超え、ほかの熱帯の果樹とともに栽培されています。熱帯のスイレンは強みのひとつで、常時約60品種が花を咲かせており、2種類の巨大なスイレン、オオオニバス(Victoria amazonica)とパラグアイオニバス(Victoria cruziana)も育てられています。温室には、数多くのラン、食虫植物、ブロメリアも展示されています。
動物では、交雑種を含む16種のワニ類のコレクションを擁し、世界でも有数の多様さといわれています。アマゾンマナティーとニシレッサーパンダを展示する、日本で唯一の施設で、リクガメ、フラミンゴ、オオサンショウウオも飼育しています。
見学案内
この園は、静岡県東伊豆町の温泉地、熱川にあります。全体を見て回るには、温室とワニの池のある本園から、バナナと熱帯の果樹にあてられた分園へと進みます。すべてを見るには2時間ほどあれば足ります。暖房の入った温室と、一年中咲くスイレンのおかげで、冬を含めどの季節に訪れても見ごたえがあります。熱川の温泉の浴場に滞在することと、自然に組み合わせられる園で、その熱が温室を生かしています。
34.82° N, 139.07° E
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