県立青島亜熱帯植物園 大温室
宮崎県宮崎市

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1967年(2016年に改築)
- 様式
- ガラス壁と2層の外周スロープを備えた鉄骨造の展示温室
- 規模
- 床面積779.97 m²、高さ14 m
- 状況
- 一般公開中
ビロウの群生地を守り、亜熱帯植物を研究するため、1965年に宮崎県が青島の向かいに創設したこの公営の植物園は、1967年6月に開園し、大温室はその年の1月に完成していました。老朽化し、現行の耐震基準を満たしていなかったため、施設は全面的に改築され、2016年3月に公開されました。現在の鉄骨造の温室は、2層で床面積779.97 m²、高さ14 mで、ガラスの四面に沿ってスロープが巡ります。ブーゲンビリア16品種を含め、約186種が育てられています。
アフィリエイトリンクです。Verrière 経由で予約すると、追加料金なしで、当サイトの調査費用の一部になります。
歴史
県立青島亜熱帯植物園は、1965年4月に宮崎県が、青島に面した海岸に開設しました。青島の亜熱帯植物の群落は特別天然記念物に指定されています。当初の目的は、ビロウの群落を守り、亜熱帯植物の研究を支えることでした。早くも1965年10月にはシンガポール植物園と姉妹植物園の協定を結び、これが半世紀以上にわたる技術交流と植物の寄贈の始まりとなり、のちにはブラジルやアルゼンチンの植物材料も加わりました。大温室は1967年1月に完成し、植物園は同年6月に一般公開されました。熱帯果樹温室は1977年8月に加わっています。
50年が過ぎ、施設の老朽化と耐震性の要件から、県は全面的な改築に踏み切り、2016年3月26日にお披露目されました。ネーミングライツ契約により、植物園は「宮交ボタニックガーデン青島」の愛称を得て、2016年4月から使われています。効果はすぐに現れました。工事前の大温室の来園者は年間約18,000人でしたが、リニューアルオープン後の半年間には約81,000人を迎えました。熱帯果樹温室も2019年3月に改築され、シンガポールとの提携50周年を記念してマーライオン像が置かれています。2025年には、大温室の来園者が100万人に達したと公園が発表しました。
建築と構造
2016年に完成した工事の成果である現在の大温室は、鉄骨造の2階建てで、床面積は779.97 m²、内部の高さは14 mに達します。設計全体を動かしているのは動線です。スロープが建物の四面すべてのガラス壁に沿って建物を一周し、歩行者用のデッキが視点を増やしています。来園者は植栽のあいだを少しずつ登り、建物全体を見渡せる上層の回廊に至ります。地上階では、アーチ状に仕立てたブーゲンビリアが道筋に彩りを添えます。
2016年の事業には、木造平屋の付属建物が2棟含まれていました。管理棟と学習センターで、それぞれ216 m²です。事業全体で宮崎スギが多用され、県の都市計画部門のために実施されました。小ぶりな熱帯果樹温室は1977年のもので、2019年に改築されました。参照した資料のいずれも、温室の設計者や施工者の名を挙げていません。
植物コレクション
日本語版ウィキペディアによれば、大温室には約186種、1,500株が収められています。2024年の特集記事では約1,600株とされています。ブーゲンビリアは16品種が一年じゅう咲き、日本で「世界三大花木」に数えられるカエンボクやホウオウボクなどの樹木も見られます。植物の寄贈元となったシンガポールとの提携は、専用の展示で紹介されています。
熱帯果樹温室には26種があり、マンゴー、パパイア、バナナ、パイナップルなどがあります。屋外の庭園には約150種、8,000株があります。ヤシ類10種を含み、青島に自生するビロウを筆頭に、県木のフェニックスと、県花のハマユウもあります。
見学案内
植物園は、亜熱帯の植生が保護されている青島の向かいの海岸沿いにあるため、温室の見学は島そのものの訪問と組み合わせるのが自然です。大温室の中では、スロープを回廊まで上りきるのがおすすめで、ブーゲンビリアと花木を一望できる最良の眺めが得られます。ボランティアが週末と祝日に園内のガイドツアーを行っています。園内のカフェでは県産のマンゴーを使ったデザートを出しており、隣の熱帯果樹温室と響き合っています。
31.80° N, 131.47° E
この温室の良い写真をお持ちですか? このページ用に提案する →
アフィリエイトリンクです。Verrière 経由で予約すると、追加料金なしで、当サイトの調査費用の一部になります。