ワンツト城のオランジェリー(Oranżeria)
ポトカルパチェ県ワンツト

2026年9月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1799~1802年
- 建築家
- クリスティアン・ピョートル・アイグナー(スタッコ:フリデリク・バウマン)
- 様式
- イオニア式の柱廊を持つ古典主義の2階建てのパビリオン
- 規模
- 2階建てのパビリオン、南側ファサードは11間
- 状況
- ヤン・ポトツキ伝統教育センターとして一般公開
イザベラ・ルボミルスカの発案で、クリスティアン・ピョートル・アイグナーの設計により1799年から1802年に建てられたワンツトのオランジェリーは、アーケードで城とつながり、正面にイオニア式の柱廊を備えた、新古典主義の2階建てのパビリオンです。柑橘類、ツバキ、モクレンのための暖房付きのウィンターガーデンで、コンサートホールや劇場も兼ねていました。2018~2020年に3200万ズウォティ近くをかけて改修され、現在はヤン・ポトツキ・センターが入り、近くのポトツキ家のラン温室が城の園芸の伝統を受け継いでいます。
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歴史
ワンツトのオランジェリーは、ヴィラヌフから移されたオレンジの木を収めるため、イザベラ・ルボミルスカ(Izabela Lubomirska)侯爵夫人の発案で、1799年から1802年に建てられました。設計はクリスティアン・ピョートル・アイグナー(Christian Piotr Aigner)、スタッコ装飾はフリデリク・バウマン(Fryderyk Bauman)の手によります。建物は暖房付きのウィンターガーデンとして使われ、客が散策に訪れました。ここで冬を越した植物は、夏には屋外に出されました。コンサート、演劇、レセプションの会場にもなりました。
ロマン・ポトツキ(Roman Potocki)と、旧姓ラジヴィウのエルジュビェタ(Elżbieta Radziwiłł)の時代には、建物は徹底的に修復され、1889年から1912年に内装が造り直されました。戦後は「アルコナ」クラブが入り、閲覧室と講演会が設けられ、1960年代には再びウィンターガーデンとなって、外来の植物や動物が置かれました。1952~1960年には構造工事が行われ、木製の天井が取り替えられ、北翼には中二階がつくられ、階段が新しくなり、屋根はくぼんだ形から切妻屋根に変わりました。
2018年から2020年には、大規模な改修で建物全体の下に地下室が加えられました。費用は3,200万ズウォティ近くで、うち2,200万ズウォティが欧州の資金でした。工事では、レンガ造りの炉が二基と暖房用の流路、陶器とタイルの破片、壁画、かつての火薬庫と考えられる木造の構造が見つかりました。建物はヤン・ポトツキ(Jan Potocki)伝統教育センターとなりました。


建築と構造
オランジェリーは、古典主義の2階建てのパビリオンで、アティックを戴き、切妻屋根で覆われています。西側の立面は4本のイオニア式円柱の柱廊で飾られ、東側はアーケードで城とつながっています。南側のファサードは11間で、大きな半円形の窓と木製の格子細工があり、帯状の粗面仕上げとコーニスが立面にリズムを与えています。1階にはオランジェリーのホールがあり、2階にはもとは部屋と衣装室がありました。
改修中の発掘で、床下暖房が明らかになりました。炉が二基と、温風を送る流路、そして火を絶やさなかった西側の部屋です。これらの遺構は、植物を保存するために空間をどう暖めていたかを示しています。2018~2020年の工事で建物全体の下に地下室が加わり、内部ではいまマルチメディアによる展示が行われています。


植物コレクション
19世紀と20世紀には、城の庭師たちがここで柑橘類(ビターオレンジ、スイートオレンジ、レモン)、シャクナゲ、ツバキ、モクレン、イトスギを育て、夏にはテラスに運び出しました。当時の目録には、城のガラス温室全体を通じて、ゲッケイジュ、アザレア、ヤシも載っています。
現在、建物に生きたコレクションはありません。2階分の空間では、城の歴史、庭園の様式(ルネサンス、バロック、ロマン主義)、ヤン・ポトツキの旅についての、マルチメディアによる展示が行われています。ワンツト上空を飛ぶバーチャル気球体験のインスタレーションもあります。植物の伝統は、隣のラン温室が受け継いでいます。面積は640 m² で、そのうち230 m² が展示用で、熱帯、温暖、温帯、寒冷の区画があります。ポトツキ家が好んだランであるカトレアが中心を占め、歴史的な株も残っています。


見学案内
オランジェリーはワンツト城の敷地内にあり、アーケードで本館とつながっています。見学は城の博物館のほかの部分と合わせて行います。36 haの風景式庭園、イタリア式庭園、バラ園、宿根草の庭、馬車のコレクションなどです。所要時間は1時間ほどみておいてください。
1904~1908年ごろに建てられたラン温室は、2008年から再び一般に公開されており、10月から3月までランを展示します。開花は通常10月と11月に集中します。オランジェリーの見学と自然に組み合わせられます。
50.07° N, 22.23° E
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出典 (7)
- zabytek.pl/pl/obiekty/g-217143
- cet.zamek-lancut.pl/oranzeria/
- geoportal.zamek-lancut.pl/oranzeria/
- nowiny24.pl/niezwykle-odkrycia-podczas-remontu-oranzerii-w-lancucie-min-dawna-prochownia/a
- nowiny24.pl/warszawa-ma-kopernika-rzeszow-lukasiewicza-a-lancut-potockiego-zobacz-jak-zmie
- dzieje.pl/wiadomosci/w-zamkowej-storczykarni-w-lancucie-zakwitly-ulubione-orchidee-potocki
- lancut.com.pl/przewodnik/zamek-w-lancucie
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