🇺🇸アメリカ合衆国·一般公開

ライマン・プラントハウス&コンサバトリー

マサチューセッツ州ノーサンプトン

ライマン・プラントハウス&コンサバトリー, マサチューセッツ州ノーサンプトン
写真 : Daderot — CC0

2026年9月時点で出典を確認済み

「ライマン温室を構成する12棟のうち10棟が見学者に公開され、残る2棟は園芸の作業場です。」
年代
1894~1895年
建築家
ロード・アンド・バーナム社
様式
曲面ガラスのヴィクトリア朝様式の温室(パームハウス)
状況
一般公開中

スミス・カレッジのライマン・プラントハウスの最初の建物は1894年に建てられ、1895年にはランドマークとなっているパームハウスを含むロード・アンド・バーナム社の増築が続きました。複合施設は、1902年、1952年、1981年にもさらに拡張されました。現在は、熱帯植物(ヤシ、カカオ、ゴムノキ、バナナ)、砂漠の植物、シダと古代のソテツ類、ラン、ブロメリア、食虫植物のコレクションを収めています。同カレッジの植物園は、これらの温室で毎年菊展を開催しています。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

スミス・カレッジの温室群は、学長クラーク・シーリー(Clark Seelye)が、ノーサンプトンのキャンパス全体を樹木園と植物園にするという構想を立てたことから生まれました。1892年に造園設計事務所F・L・オルムステッド社(F. L. Olmsted & Company)が敷地の計画に着手します。1894年には、小さな温室と鉢植え用の作業小屋がすでにキャンパスの植栽のための苗圃として使われており、現在の温室のうち、多肉植物温室とショー・ハウスの2棟は、この最初の段階のものです。

1895年にロード・アンド・バーナム社がヴィクトリア朝様式のガラス温室群を建て、それは今も残っています。その完成をもって、スミス・カレッジ植物園が正式に発足しました。初代園長のウィリアム・フランシス・ガノン(William Francis Ganong)は、プラントハウスを拡張するとともに、系統分類園とロックガーデンを造り、樹木園も広げました。ライマンでは1900年に初めて園芸の授業が行われ、今も続いています。

複合施設は段階的に拡張されました。1902年に生理学温室と低温貯蔵棟、1952年にブレイクスリー・レンジの2棟の遺伝学温室、1981年に冷温帯温室が加わり、この年にはツバキの回廊も改装されています。植物園では約1世紀にわたり秋に菊展が開かれ、当初は学生が育てた交配種を中心としていました。最後の開催は2024年で、植物園は新しい種類の展示へと移っていきました。

ライマン・プラントハウス&コンサバトリー, マサチューセッツ州ノーサンプトン — Botanical specimen in the Lyman Plant House, Smith College, Northampton, Massachusetts…
Botanical specimen in the Lyman Plant House, Smith College, Northampton, Massachusetts, USA. · Daderot — CC0
ライマン・プラントハウス&コンサバトリー, マサチューセッツ州ノーサンプトン — Buds and blossoms on Echeveria pulvinata in the greenhouse of Smith College 's botanical…
Buds and blossoms on Echeveria pulvinata in the greenhouse of Smith College 's botanical garden. The buds… · EricM — CC BY-SA 3.0

建築と構造

ライマン・プラントハウスは、温室に展示スペース、教室、事務室を組み合わせた施設です。温室は約12,000平方フィート(1,100 m²強)で、12棟の温室からなります。そのうち10棟は見学者に公開されており、残る2棟、すなわちブレイクスリー・レンジの暖かい遺伝学温室と涼しい遺伝学温室は、植物の繁殖と、弱った植物を回復させるために使われています。

ロード・アンド・バーナム社の温室の特徴は、曲面を描くガラスの屋根とアーチ状のパネルで、群の中心にあるパームハウスで最もよく見て取れます。温室ごとにそれぞれ固有の気候が保たれています。多肉植物のためには乾燥した環境、シダと、中央の池を囲んで造られたストーブ・ハウスのためには湿潤な熱帯の環境、暖温帯温室は亜熱帯、1981年に加わった冷温帯温室は涼しい山地の環境です。チャーチ・ギャラリーでは、植物をテーマにした企画展が入れ替わりで開かれます。

ライマン・プラントハウス&コンサバトリー, マサチューセッツ州ノーサンプトン — Lyman Plant House, Smith College, Northampton, Massachusetts
Lyman Plant House, Smith College, Northampton, Massachusetts · P. Hughes — CC BY-SA 4.0
ライマン・プラントハウス&コンサバトリー, マサチューセッツ州ノーサンプトン — Smith College Botanic Garden greenhouse.
Smith College Botanic Garden greenhouse. · chipmunk_1 — CC BY-SA 2.0

植物コレクション

温室には、植物園全体の約8,100株のうち、寒さに弱い植物が約3,000株あります。パームハウスには、熱帯のヤシ、高木、低木、つる植物、着生植物が集められており、カカオ、ゴムノキ、キナ、バナナといった経済植物も含まれます。シダ温室にはシダ、ソテツ類、初期の裸子植物があり、ストーブ・ハウスにはラン、ブロメリア類、水生植物があります。

多肉植物温室にはサボテン、ユーフォルビア類などの乾生植物がぎっしりと並び、ショー・ハウスは、サルビア、ミント、センテッド・ゼラニウムなど、料理や薬に用いられる香りのある植物にあてられています。暖温帯温室には、ベゴニア、柑橘類、ハエトリグサ、ピッチャープラントが育っています。冷温帯温室には、アジア、ラテンアメリカ、アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドの樹木と低木が集められ、ツバキの回廊では、ツバキが柑橘類やシャクナゲと組み合わされています。

見学案内

ライマン・プラントハウスは、ノーサンプトンのスミス・カレッジのキャンパス内にあり、127エーカーの樹木園と6エーカーの栽培庭園の中に位置しています。「植物園友の会」の支援により、入場は一年を通して無料です。年間予定の目玉は「春の球根展」で、例年3月の第1土曜日に生理学温室で始まります。クロッカス、ヒヤシンス、スイセン、アイリス、ユリ、チューリップのほか、寒さに弱い南アフリカ原産の球根植物が並びます。見学は、そのまま系統分類園、ロックガーデン、キャンパスの樹木園へと自然につながります。

インタラクティブな地球儀で見る

42.32° N, 72.64° W

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出典 (5)

  1. garden.smith.edu/explore/lyman-plant-house-conservatory
  2. garden.smith.edu/about/history
  3. garden.smith.edu/explore/flower-shows
  4. garden.smith.edu/explore/plant-collections
  5. garden.smith.edu/visit
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