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クイーンズ・カウンティ・ファーム・ミュージアムの温室群

ニューヨーク、クイーンズ、グレン・オークス

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2026年10月時点で出典を確認済み

「クリードモア病院の農場に1929年から1934年にかけて建てられた木骨の温室3棟が、いまは農場博物館のウェルカムセンターと売店になっています。」
年代
1929~1934年
建築家
施工: キング・コンストラクション社(イースト棟・ウェスト棟)、メトロポリタン・グリーンハウス社(サウス棟)。2015~2017年の修復: ジョン・G・ウェイト・アーキテクツ、コンサバトリー・クラフツメン
様式
コンクリートの壁の上に建つ、木骨でガラス屋根の温室3棟(修復済み)
規模
3棟(イースト棟、ウェスト棟、サウス棟)。床面積は資料に公表されていません
状況
一般公開中。農場博物館の入場は、入場券制の日を除いて無料。中央部にウェルカムセンターと売店がある

グレン・オークスにあるクイーンズ・カウンティ・ファーム・ミュージアムの中心に建つ温室群は、3棟からなります。ノース・トナワンダのキング・コンストラクション社が建てたイースト棟とウェスト棟、そして1934年にブルックリンのメトロポリタン・グリーンハウス社が加えたサウス棟です。温室群は1929年に木造の鉢植え用小屋として始まり、のちに放棄されましたが、1975年に博物館が引き継ぎ、1997年までに一般公開されました。2015年10月に始まった240万ドルの修復で、骨組みが取り替えられ、新しい合わせガラスが取り付けられました。現在は中央部がウェルカムセンターと売店になっており、ほかの棟では農場の苗を育てています。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

博物館によれば、この温室群は1929年に木造の鉢植え用小屋として始まりました。当時、農場はクリードモア州立病院のもので、病院は作業療法、厨房への食材の供給、キャンパスのほかの場所に植える観賞植物の栽培に農場を使っていました。ウィキペディアは、病院による農場の購入を1926年としています。イースト棟とウェスト棟は、ノース・トナワンダのキング・コンストラクション社(King Construction Company)が建てました。サウス棟は、クリードモアが施設の拡張を望んだ1934年に建てられ、ブルックリンのメトロポリタン・グリーンハウス社(Metropolitan Greenhouse Company)が施工しました。修復工事を請け負った業者の一人は、最初の建設を「約100年前」、1930年代に改修があったとしていますが、これは人から聞いた話だと断っており、この又聞きの説明は、博物館の挙げる1929年とは正確には一致しません。

長く放置されて荒らされたこの温室群は、1975年に博物館が引き継ぎました。博物館は、歴史に忠実な修復をめぐる市の公園局との9年にわたる交渉と、その後に歴史的な正確さを一部あきらめて行われた改修について述べており、温室は1997年までに一般公開されました。次の事業は市の設計・建設局(DDC)が担当し、2015年10月に費用240万ドルで始まり、2017年の晩春に完了する予定でした。2014年初めに市が雇ったコンサバトリー・クラフツメン(Conservatory Craftsmen)は、2016年には屋根のガラスが腐った木枠から落ちかけていたと振り返っています。

建築と構造

3棟の温室は、コンクリートの壁の上に木の骨組みを載せ、ガラスで覆った構造です。2015年から DDC が行った修復は、ジョン・G・ウェイト・アーキテクツ(John G. Waite Architects)とコンサバトリー・クラフツメンが設計を、ブルックリンの NSP エンタープライゼズ(NSP Enterprises)が総合請負を担当し、骨組みと歴史的な換気金具を取り替えました。新しい骨組みに DDC が挙げているのは、腐食せず、防水で、シロアリにも強いと説明されるアセチル化木材のアコヤ(Accoya)です。一方、コンクリートの壁は補修して塗り直され、歴史的な要素は保護されました。

傾斜した屋根には現在、5/16インチ(約8 mm)の合わせ熱強化ガラスが載り、ステンレス製の内側の樋が、ガラスの裏面にたまる水分を集めます。コンサバトリー・クラフツメンの説明では、当初のガラスは薄い徐冷フロートガラスで、割れると危険でしたが、現在のガラスは強化・合わせガラスです。屋根と側面の換気窓は今も、歯車とレバーで手動で操作します。現代の温室であれば自動化するところですが、修復では当初のやり方が維持され、農場の職員が自分たちで開け閉めしています。寸法も詳しい平面図も、調べた資料には出てきません。

植物コレクション

この温室群は、植物コレクションではなく、生産用の温室です。博物館は作物の種をすべてここでまき始めます。敷地内に温室があるおかげで、生産の全工程を一か所で行うことができ、若い苗をトラックで運び込まずにすみます。2025年の紹介によれば、サウス棟とウェスト棟は畑に植える植物の播種と発芽に使われ、イースト棟では季節の植物と苗を販売しています。

ファームストアには春から秋まで季節の植物が並び、5月の植物販売では、農場で有機的な方法により育てた野菜の苗が目玉になります。ウィキペディアによれば、クリードモア病院の時代にも、農場はすでにキャンパス用の観賞植物を育てていました。

見学案内

温室群は、クイーンズのリトルネック・パークウェイ73-50にある、グレン・オークスの農場博物館の中心に建っています。来訪者の入口は中央部で、農場のウェルカムセンターと売店(Welcome Center and Farm Store)になっています。イースト棟では季節の植物を販売しており、サウス棟とウェスト棟は生産に使われていて、見学できるかどうかは、調べた資料には書かれていません。

市がニューヨーク市で唯一の現役の歴史的農場と紹介するこの農場は、47エーカー(約19 ha)の広さです。温室の見学は、1772年に建てられたエイドリアンス・ファームハウス(Adriance Farmhouse)、畑、果樹園、ハーブ園、養蜂場、動物たちと組み合わせられます。毎年5月には、野菜の苗の販売会と羊毛刈りの祭りが開かれ、農場が活気づくところを見る機会になります。

インタラクティブな地球儀で見る

40.75° N, 73.72° W

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出典 (9)

  1. queensfarm.org/50th-august-2025/
  2. queensfarm.org/visit/
  3. queensfarm.org/growing-fields-1/
  4. queensfarm.org/farm-store/
  5. queensfarm.org/history-of-queens-farm/
  6. nyc.gov/site/ddc/about/press-releases/2017/pr-050817-queens-greenhouses.page
  7. conservatorycraftsmen.com/project-profile-queens-county-farm-museum-phase-1/
  8. en.wikipedia.org/wiki/Queens_County_Farm_Museum
  9. historichousetrust.org/houses/queens-county-farm-museum
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