フォード財団社会正義センターのアトリウム・ガーデン
ニューヨーク、マンハッタン、タートル・ベイ

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1967年
- 建築家
- ケヴィン・ローチ・ジョン・ディンケルー・アンド・アソシエイツ。庭園: ダン・カイリー。2015~2018年の改修: ジェンスラー、ランドスケープはジャングルズ・スタジオとサイトワークス
- 様式
- ガラスの壁にはさまれ、のこぎり屋根状のガラス天井の下にある12階建てのアトリウムと、段状の庭(モダニズム)
- 規模
- 庭はニューヨーク市によれば3分の1エーカー(約1,350 m²)、『アーキテクチュラル・ダイジェスト』誌によれば10,000平方フィート(約930 m²)。ウィキペディアによればアトリウムの高さは約50 m
- 状況
- 開館時間中は無料で一般公開。前日の午後5時までにオンラインでの事前登録が必要。入口は43丁目
マンハッタンのフォード財団本部では、12階建てのアトリウムに、1967年12月8日のビル開館に合わせて造園家ダン・カイリーが設計した段状の庭があります。南と東の壁はガラス張りで、北と西にはオフィスが並び、のこぎり屋根状のガラス天井は、ニューヨーク市が温室の天井にたとえています。1997年にランドマークに指定された庭は、2015年から2018年にかけてジェンスラーが率いた改修のなかで植え替えられました。財団は、池のまわりに、樹木、つる植物、低木が40種近くあると数えています。入場は無料で、事前登録が必要です。
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歴史
1963年、フォード財団は初の独立した本部を建てるため、マンハッタン東側の42丁目と43丁目のあいだの敷地を購入しました。市のランドマーク報告書によれば、この構想は当時の理事長ヘンリー・ヒールド(Henry Heald)から出たものです。建物は、エーロ・サーリネン・アンド・アソシエイツ(Eero Saarinen Associates)を引き継いだ事務所のケヴィン・ローチ(Kevin Roche)とジョン・ディンケルー(John Dinkeloo)の作品で、アトリウム庭園は、かつてサーリネンの協力者だった造園家のダン・カイリー(Dan Kiley)が設計しました。ウィキペディアによれば着工は1964年で、建物は1967年12月8日に献堂されました。財団がなぜこれほど広い賃貸可能な床面積をアトリウムに譲ったのかと問われて、ローチは、これは何よりも公共に向けた振る舞いであり、庭はロビーではなく、すべての人に開かれた空間なのだと答えました。
維持管理は難しいことがわかりました。文化的景観財団(Cultural Landscape Foundation)によれば、カイリーの植栽の多くは室内の気候で育たず、亜熱帯の種に替えられ、なかには当初の設計とかけ離れたものもあります。ウィキペディアは、カリフォルニアから運ばれたユーカリが、24 mに達すると見込まれていたのに、そこまで育たなかったと補っています。ニューヨーク市ランドマーク保存委員会は、1997年10月21日に内部と外部を指定しました(ドコモモ・USは20日としています)。
2015年から2018年にかけて、財団はジェンスラー(Gensler)とともに建物全体を改修しました。発表された費用は1億9,000万ドルで、ウィキペディアとニューヨーク・タイムズ紙によれば最終的には2億500万ドルでした。庭はジャングルズ・スタジオ(Jungles Studio)がサイトワークス(SiteWorks)と植え替え(『アーキテクチュラル・ダイジェスト』誌は造園家をレイモンド・ジャングルズ(Raymond Jungles)としています)、車いすで通れる新しいレンガの道と、点字表示のある感覚体験のエリアができました。ドコモモ・US(Docomomo US)は2020年にこの修復を顕彰しました。


建築と構造
アトリウムは、コルテン鋼とサウスダコタ産の花崗岩でできた12階建てのガラスの立方体の大半を占めています。南と東の壁は、コルテン鋼の縦桟をもつ大きなガラス板で、北と西にはガラス張りのオフィスの2つの翼棟が並ぶため、ほぼすべてのオフィスが庭を見渡します。天井は、のこぎり状の部分が組み合わさったトップライトで、各面は透明なガラス板に分けられています。ランドマーク報告書はそこに温室の天井のような効果を見いだし、ドコモモ・USは、I形梁のトラスに支えられたひし形のガラスと説明しています。ウィキペディアは、その面積を9,000平方フィート(840 m²)としています。
庭は42丁目から43丁目へ向かって段状に上がり、高低差は13フィート(約4 m)で、釉薬をかけた赤褐色のレンガの階段と、四角い池があります。寸法は資料によって異なり、市は3分の1エーカー、『アーキテクチュラル・ダイジェスト』誌は10,000平方フィート、ウィキペディアは一辺30 m、高さ49 m、文化的景観財団が報じるカイリー事務所のジョー・カー(Joe Karr)の証言では120フィート(37 m)です。屋根に降った雨水は地下のタンクにため、灌漑に使われます。湿度は冬の約10%から夏の50%まで変わります(ウィキペディア)。


植物コレクション
財団の来訪者向けページは、反射池のまわりに、樹木、つる植物、低木が40種近くあると数えており、視覚に障害のある来訪者が植物に触れられる感覚体験のエリアには、点字表示と音声解説があります。当初の数字は一致せず、ウィキペディアでは樹木37、つる植物148、低木999、水生植物18、グラウンドカバー植物約22,000、文化的景観財団では樹木約40、低木1,000、つる植物とグラウンドカバー22,000超、ほかの資料では樹木17と記されています。
高さ25~30フィート(ジョー・カーによれば35フィート)のモクレン8本が庭の背骨となり、3階、4階、5階、11階のプランターで上方へと延ばされていました。ウィキペディアはまた、当初は2週間ごとに入れ替えていた250個の移動式の植木鉢にも触れています。ウィキペディアによれば、2010年代後半の植え替えは亜熱帯の植栽ですが、ドコモモ・USはカイリーの美学に忠実な修復だと述べています。
見学案内
入口は東43丁目320番地で、42丁目の入口は閉鎖されています。入場は財団が公表する開館時間内なら無料です(土曜はギャラリーで展覧会があるときだけ)。ただし来訪者は、前日の午後5時までにオンラインで登録し、顔写真付きの身分証を提示し、手荷物の検査と武器の持ち込み検査を受けなければなりません。庭では三脚と私的なお祝いの会が禁止されており、階段に座ることもできませんが、非営利の撮影は認められています。
庭の大半には、南東の角にリフトのあるバリアフリーの小道が通っています。見学は、展覧会があるときの財団のギャラリーや、隣のチューダー・シティの小さな公園と組み合わせて完成します。
40.75° N, 73.97° W
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出典 (7)
- fordfoundation.org/about/the-ford-foundation-center-for-social-justice/visitor-information
- fordfoundation.org/about/the-ford-foundation-center-for-social-justice/our-buildings-histo
- s-media.nyc.gov/agencies/lpc/lp/1970.pdf
- en.wikipedia.org/wiki/Ford_Foundation_Center_for_Social_Justice
- tclf.org/sites/default/files/microsites/kiley-legacy/FordFoundation.html
- docomomo-us.org/register/ford-foundation-headquarters
- fordfoundation.org/news-and-stories/news-and-press/in-the-press/media-roundup-the-opening-
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