ヴォルフスタールのツバキ温室(ロスヴァインのツバキ)
ザクセン州ロスヴァイン(ヴォルフスタール)

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1961年
- 様式
- 1961年に再建され、1992年にガラスを張り替えた温室
- 規模
- 約16 m × 8 m(OpenStreetMap で測った建物の平面)
- 状況
- シーズン中は一般公開(週末、1月下旬から3月下旬まで。2026年は1月24日~3月22日)、入場無料、寄付歓迎
ロスヴァインからフライベルガー・ムルデ川沿いに歩いて行くヴォルフスタールの谷には、ロスヴァインの「Alba Plena」というツバキを守る温室があります。樹齢は約200年で、地元の郷土史協会は、ピルニッツのものに次いでアルプス以北のヨーロッパで2番目に古いツバキだと紹介しています。フォン・アインジーデル伯爵が1797年にこの土地を購入して2棟の温室を建てさせ、現在の温室は取り壊されて1961年に再建され、1992年にガラスが張り替えられました。このツバキは2000年12月14日から、正式に認められた文化財です。温室は週末、1月下旬から3月下旬まで、ボランティアによって来訪者に開放されます。
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歴史
1797年、フォン・アインジーデル伯爵(Graf von Einsiedel)はロスヴァイン近郊のヴォルフスタールの土地を購入し、そこに2棟の温室を建てさせました。新聞記事によると、伯爵はここを夏の住まいにしたといいます。ツバキがどのようにしてここへ来たのかは、はっきりしません。地元の郷土史協会は、伯爵がフリードリヒ・アウグスト3世の宮廷に出入りしていたことから、珍しい植物がピルニッツ宮殿の園芸場から伯爵に贈られたのだろうと推測しています。同協会が引用するザイファースドルフの年代記によると、早くも1830年には、開花の時期になるとヴォルフスタールへ向かう来訪者がまるで行列のようだったといい、地元紙は、ロスヴァインの庭師たちの台帳に、すでに1810年にはこの植物が記されていると付け加えています。
持ち主が替わるなかで、地元の人々が代わる代わるこの木を救ってきました。1850年頃には庭師の親方ハルトマン、1956年からは大工のヘラーです。温室は1961年に取り壊されて再建され、隣の建物は児童養護施設として使われ、1971年から2000年まではユースホステルになりました。1992年にはさらに工事があり、ガラスが新しくなりましたが、資金不足のため側面の換気設備は見送られ、これは寄付のおかげで2003年に実現しました。
2000年以降は、ロスヴァイン郷土史協会が、町の協力を得てこの木の世話をしており、日々の手入れは市営の園芸場が担っています。ツバキは2000年12月14日に文化財として認められ、ザクセン州の台帳は「1850年頃」と記しています。2025年の地元紙によると、土地は私有地で、町が毎年借り受けています。


建築と構造
現在の温室は1961年のもので、前の温室が取り壊されて再建された年にあたります。1992年にガラスが張り替えられ、当時は見送られた側面の換気設備は、温度と湿度を調整するため、寄付のおかげで2003年にようやく加わりました。協会は寄付の呼びかけで、花壇の新しい土、屋根の修理、用途を明らかにしていない水利設備の保守にも触れています。OpenStreetMap の地図によると、建物の平面は約16 m × 8 m です。
ウィキメディア・コモンズの自由利用の写真には、垂直な側面と緩い勾配の屋根をもつ簡素な箱形の建物が写っています。明るい色の支柱の間に、大きな半透明のパネルがはめられています。内部では、最大のツバキが金属の型材でできた骨組みの下に育ち、1本は壁に沿わせて仕立てられています。協会の文書はガラス張りだと述べるだけで、パネルの素材は挙げていません。ザクセン州の文化財台帳(登録番号09206035)に載っているのは建物ではなくツバキそのものですが、それでも温室には「Kulturdenkmal」(文化財)の銘板が取り付けられています。


植物コレクション
八重咲きの白い花をつけるツバキ(Camellia japonica)の「Alba Plena」が、この温室の魂です。協会はその樹齢を約200年とし、ピルニッツのものに次いでアルプス以北のヨーロッパで2番目に古い株だと紹介しています。協会の代表は、一重咲きのピルニッツのツバキと対比して、これをアルプス以北で最古の八重咲きのツバキと見ています。一方、ザクセン州の台帳は「1850年頃」としており、これらの年代は一致しません。
地元紙によれば、その周りには、はるかに若い16本のツバキがあり、赤とピンクの花をつけます。温室には異国の植物もあり、協会のドイツ語ページにはギンヨウアカシアが挙がっていて、英語版ではそこにイチジクとヤシが加わります。2025年の飾りつけには、水の仕掛け、小さな橋、アザレア、春の花が使われ、ボランティアたちはツバキ、本、お土産を販売していました。


見学案内
温室は道路から離れたヴォルフスタールにあり、開くのは開花の時期だけです。2026年は1月24日から3月22日までの土曜と日曜で、ボランティアが運営しています。ロスヴァインから歩くなら、グライスベルク方面へフライベルガー・ムルデ川に沿って進み、「グラーフスルーエ」(Grafs Ruhe)の近くを通る「100段」(100 Stufen)の道を行きます。車なら、ザイファースドルフ地区のプールの駐車場まで行けば、そこから徒歩数分です。
団体は金曜に登録制で受け入れており、移動が著しく困難な来訪者には、専用のスペースを確保できるよう事前の連絡が求められています。3月初めには、恒例のツバキのパーティーが開かれます。ロスヴァインはドレスデンの西約50 kmにあります。ケーニヒスブリュック町のページによれば、ここはピルニッツ、ツシェンドルフ、ケーニヒスブリュックとともに、200年以上前からツバキが栽培されてきたザクセンの4か所のうちの一つです。
51.07° N, 13.21° E
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出典 (8)
- rossweiner-heimatverein.de/kamelie/
- rossweiner-heimatverein.de/the-camelia-of-rosswein/
- rossweiner-heimatverein.de/oeffnungszeiten-kamelienhaus-2025/
- rosswein.de/tourismus/kamelie/
- tag24.de/sachsen/geheimtipp-kamelienhaus-ein-bluehendes-wunder-in-rosswein-3367969
- de.wikipedia.org/wiki/Liste_der_Kulturdenkmale_in_Seifersdorf_(Ro%C3%9Fwein)
- commons.wikimedia.org/wiki/Category:Kamelienhaus_Ro%C3%9Fwein
- openstreetmap.org/way/24939917
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