百合が原緑のセンター温室
北海道札幌市北区

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1986
- 様式
- 花を展示する3棟のガラス温室群
- 状況
- 一般公開中
第4回全国都市緑化フェアにあたる1986年の札幌花と緑の博覧会のために建てられたこれらの温室は、札幌中心部の北東約8 kmにある百合が原公園の緑のセンターの中核をなしています。大・中・小の3つの部屋で一年中植物を展示しており、多くは鉢植えで、花の時期に合わせて入れ替えられます。約250品種のツバキのコレクションもあります。温室は、ガラス70枚の交換と床の改修を経て、2018年2月に再開しました。
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歴史
札幌市北区の百合が原公園は、第4回全国都市緑化フェアとして開かれた1986年の札幌花と緑の博覧会の会場でした。この博覧会のために、緑のセンターとその温室、リリートレインなど、いくつかの常設施設が設けられました。面積25.4 haのこの公園では、約6,400種・品種が育てられており、そのうち約3,500は耐寒性があります。
30年以上使われたのち、温室は改修されました。2018年2月14日に再開し、曇ったり割れたりしたガラス70枚が交換され、木のチップを敷いた床は、より明るく、ほこりが立ちにくく、車椅子でも通れる、安定処理をした土の路面に替わりました。調べた資料のどれにも、1986年の温室の建築家や施工者の名前は出ていません。

建築と構造
温室は緑のセンターの中核で、この建物には受付、植物相談コーナー、図書室もあります。温室は三つの部屋に分かれています。来館者が最初に入る中温室は、明るい第一印象を与えるように植栽され、アマチュア団体の展示会がよく開かれます。左手の大温室は、樹木と低木が地面に直接植えられている唯一の部屋で、その下に草本植物が育ち、中央にはベンチのある区画があります。ここには水琴窟があり、ひしゃくで水を落とすと、水滴が鐘のような余韻の残る音に変わる仕掛けです。右手の小温室は最も暖かく保たれ、展示、教室、ワークショップに使われます。
2018年の改修では、新しいガラスで採光が、新しい床でバリアフリーが改善されました。調べた資料のどれにも、温室の床面積も寸法も出ていません。
植物コレクション
温室では約1,500種・品種が展示されています。大温室の植栽を除けば、ほぼすべてが鉢植えで、満開になったものから順に出されるため、いつでも数十種類が咲いています。
北海道には自生しないツバキが代表的なコレクションで、約250品種があり、縞の入った花弁のもの、雄しべが花弁に変わったもの、葉の形が変わった「金魚葉ツバキ」と呼ばれるものも含まれます。資料には、約100品種のアザレア、フクシア、ゼラニウムも挙がっています。大温室には、象徴的な木としてミモザがあり、オーストラリア産の花の咲く低木やハンカチノキもあります。
見学案内
緑のセンターは、札幌中心部の北東約8 kmにある百合が原公園内にあり、温室の入館は有料です。三つの部屋を見るには30分から1時間あれば足り、公園やリリートレインも含めるならもっと長くかかります。
プログラムは季節に沿っています。冬にはツバキ展、その後は春の花、ユリ、ダリア、ラン、多肉植物、盆栽が続き、講演や園芸教室も開かれます。公園が雪に覆われる冬には、敷地内の花の大半が温室の中にあります。
43.13° N, 141.37° E
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