メンデル大学植物園・樹木園の温室群(skleníky MENDELU)
南モラヴィア州ブルノ
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2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1996~1997
- 建築家
- 温室の設計者は不記載(庭園の設計はイヴァル・オトルバ)
- 様式
- 20世紀末の軽量構造の温室群
- 規模
- 約800~850 m²(温室4棟)
- 状況
- 平日と企画展の期間に公開(ランとチョウ、秋の色など)
ブルノのポナヴァ地区にあるメンデル大学植物園・樹木園の上部に、1996年に着工し1997年に完成した新しい温室群があります。1995年ごろに植物園が安全でなくエネルギー効率も悪いと判断した温室に代わるものです。資料により約800~850 m²の広さで、ヨーロッパで最も重要な熱帯ランのコレクションのひとつである約4,000分類群を収め、ティランジアと CITES救護センターも備えます。植物園は温室を平日と企画展の期間に公開しており、企画展には熱帯のチョウの展示(初回は1999年)も含まれます。
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歴史
ブルノの農業大学に植物園をつくる構想は1926年にさかのぼり、当時は農業に役立つ植物のための小さな区画でした。1938年には、アウグスト・バイエル教授(August Bayer)が、林業技師を養成するための樹木園をつくりました。1967年11月1日の公的な決定により、旧林業樹木園の跡地に新しい植物園と樹木園を設けることが定められ、庭園はイヴァル・オトルバ教授(Ivar Otruba)の設計で整えられました。移転と創設の時期は資料により異なります(ページによって1960年、1967年、1968年)。
ランのコレクションは1967年に樹木園に加わり、約350の種と交雑種からなる二つの個人コレクションが元になりました。1970年には、チェコスロバキアで最初期のラン試験管内増殖研究室のひとつを設け、大規模な建設工事が始まりました。1995年ごろ、もとの温室は安全でなくエネルギー効率も悪いと判断されました。新しい温室群は、建物の増築や教室とともに1996年に着工し、1997年に完成しました。植物園によれば、構造が軽くなったことで、ランの質が目に見えて向上しました。
チョウはもっと後に来ました。最初の熱帯チョウ展は、エアフルトのチョウの家を訪れたのち、1999年の冬の終わりに、ラン展と並べて開かれました。4年の中断を経て、展示は2022年9月に戻り、約40種、ほぼ1,300個の蛹が発注されました。
建築と構造
公式の平面図では、1996~1997年の温室群は、庭園の上部、管理棟と教室を囲む位置にあります。ランのコレクションのページは、4棟の温室で約800 m²と数え、botany.cz は850 m²としています。参照した資料には、温室の設計者の名前がありません。botany.cz は、1970年に始まった工事の基礎として、イヴァル・オトルバによる計画だけを挙げており、それが温室を含むかどうかは述べていません。
2022年のチョウ展の報告から、内部の様子がうかがえます。チョウの温室では、池、低い壁、岩の3~4 m上に天井があり、チョウを閉じ込め、冷たく湿ったガラスから遠ざけるためにネットが張られています。孵化に必要な暑さと湿度は、床暖房とミスト用のノズルでまかなわれ、数日かかる準備の間に空調が入れられます。
庭園の平面図には、南斜面にあるアルパイン温室も載っています。botany.cz は、これを半地下式で、冬の過度な湿気から繊細な植物を守ると説明しています。
植物コレクション
熱帯ランのコレクションは、植物園自身のページによれば約4,000分類群です。合計はページごとに異なり、一部では植物学上の種がほぼ2,000、交雑種が3,000~3,500とされ、botany.cz では植物学上の種が1,500です。植物は中南米、東南アジア、アフリカ(とくにマダガスカル)、オーストラリア、ニューギニアに由来します。特に挙げられている属は Paphiopedilum、Dendrobium、Bulbophyllum、Stanhopea、Phalaenopsis で、商業的に興味深い交雑種の在庫には、Cattleya、Laelia、Brassavola、Cymbidium、Oncidium が含まれます。試験管内培養の研究室は約1,000分類群を保有し、このコレクションは CITES救護センターの役割を果たしています。ティランジアは、ページにより200~400分類群で、ランと並べて育てられることが多くあります。
Cattleya は秋に開花し、この時期にはランの温室も公開されます。チョウの展示では約20種の熱帯のチョウが示され、それぞれ1~2週間生きます。蛹は英国ストラトフォードの育成業者から届きます。植物園が2010年から参加しているウィーン国際ランショーでは、2026年に展示で金メダル、植物で銀メダル5個と銅メダル6個を獲得しました。
見学案内
温室は庭園の上部、管理棟の近くにあり、正面入口は třída Generála Píky 1番地で、路面電車7番と9番の停留所の近くです。平日と、庭園の企画展の期間(休日を含む)に公開されます。冬の終わりの「ランとチョウ」展(2026年は3月13日~29日)、Barvy podzimu(2026年10月16~25日)、そして IRIS と Letní víkend です。秋、Cattleya が咲く時期にも、ランの温室が公開されます。
企画展の期間中の週末には、管理棟を起点にガイドツアーが行われます。屋外の11 haに広がるアヤメ、岩生植物、樹木のコレクションは、見学を延ばす価値があります。ブルノにあるもうひとつの大学植物園、マサリク大学の植物園は、約1.7 km先に独自の温室を持っています。
49.22° N, 16.61° E
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出典 (8)
- arboretum.mendelu.cz/o-zahrade/historie/
- arboretum.mendelu.cz/sbirky-rostlin/orchideje/
- arboretum.mendelu.cz/pro-navstevniky/vystava-orchideji/
- arboretum.mendelu.cz/pro-navstevniky/oteviraci-doba-vstupne-pronajmy/
- botany.cz/cs/brno-zahrada-mendelu/
- brnan.cz/udalosti/orchideje-i-tropicti-motyli-atraktivni-podivanou-nabidnou-skleniky-botan
- seznamzpravy.cz/clanek/regiony-zpravy-jihomoravsky-kraj-skleniky-botanicke-zahrady-v-brne-
- cs.wikipedia.org/wiki/Botanická_zahrada_a_arboretum_Mendelovy_univerzity_v_Brně
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