インヴァネス植物園の熱帯温室とサボテン温室
インヴァネス、ハイランド、スコットランド

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1993
- 様式
- 高低差のある2つのレベルでつながる現代的な温室
- 状況
- 一般公開中
1993年5月14日にエドワード王子によってインヴァネス・フローラル・ホールとして開館したインヴァネス植物園は、ネス川の西岸にあり、1960年代に取り壊された18世紀の邸宅バフト・ハウスの、壁に囲まれた旧菜園を占めています。ハイランド議会が500,000ポンドをかけて建て、つながった2つの温室があります。滝と錦鯉の池のある高温多湿の熱帯温室と、75トンの岩と砂のあいだに数百種が配されたサボテン温室です。
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歴史
庭園は、18世紀の邸宅 Bught House の敷地にあり、その壁に囲まれた庭が、いまは敷地の中心になっています。邸宅自体は、新しいアイスリンクの場所を空けるためもあって、1960年代に取り壊されました。
ガラス温室群は、ハイランド議会の施設として、50万ポンドをかけて建てられました。エドワード王子(Prince Edward)が1993年5月14日に「インヴァネス・フローラル・ホール・アンド・ガーデンズ(Inverness Floral Hall and Gardens)」として開館し、最初から年間約80,000人の来園者を集めました。ある旅行ブログは開館年を1992年としていますが、地元の新聞やほかのガイドは1993年で一致しています。
現在はインヴァネス植物園と改称され、自らを英国最北の植物園と称しています。運営は慈善団体のハイライフ・ハイランド(High Life Highland)です。研修は長いあいだ、その目的の一部でした。「Gazetteer for Scotland」は、短期・長期の園芸実習の受け入れと、ゴルフクラブ、ファイフのエルムウッド・カレッジ(Elmwood College)と提携したグリーンキーパーの養成を記録しています。現在は、地域の園芸事業であるGROWプロジェクト(Garden, Recycle, Organic and Wildlife)が、植物の苗圃やボランティアのチームとともに、屋外の敷地の一部を管理しています。

建築と構造
複合施設は、つながった2つのガラス温室からなります。大きいほうは熱帯雨林の高温多湿の環境を再現し、小さいほうは乾燥地の植物にあてられています。参照した資料には、設計者の名も建物の寸法も示されていません。
熱帯温室は、階段でつながれた2層構成です。3本の通路が通っています。右の道は、錦鯉の池、滝、人工の洞窟のそばを通ります。中央では階段が上階へ上がり、そこには植栽を見下ろすベンチがあります。左は通路がサボテン温室に直接通じています。噴水が水の演出に加わります。
サボテン温室は、岩だらけの砂漠の谷としてつくられています。約75トンの岩と砂で舞台が整えられ、階段で探訪します。下層は車いすでは行けませんが、展示の大半は上層の回廊から見られます。敷地にはほかにもガラス張りの構造物があります。ヤシと噴水のあるカフェが入ったガラス温室と、イベントに使われる大きなガラス温室です。

植物コレクション
熱帯温室の植物の多くは、ブラジル、メキシコ、バハマ産です。コーヒー、ショウガ、パイナップル、バナナが、ゴクラクチョウカ、ブーゲンビリア、池のまわりの寒さに弱いランとともに育っています。食虫植物のグループには、ハエトリグサ、モウセンゴケ、北米産のピッチャープラント、モンキーカップ(ウツボカズラ)があります。
サボテン温室には、アガベ、アロエ・ベラ、クラッスラ、ユーフォルビアを含め、数百種のサボテンと多肉植物が展示され、ボリビアとアルゼンチン原産のシルバートーチ(Silver Torch)サボテンや、カナリア諸島のアエオニウムもあります。「Gazetteer for Scotland」は、ヘビ、巨大なヤスデ、シューシューと音を出すゴキブリ、サソリ、タランチュラのいる昆虫・爬虫類のコーナーも記していました。
屋外では、ガラス温室を囲んで、季節の花壇、宿根草のボーダー、シャクナゲ、ヒース園、ハーブ園、整形式の日本庭園、五感の庭があり、見本木のなかではヒマラヤのカバノキが目を引きます。
見学案内
庭園は、インヴァネス市の中心から南南西に約2 km、ネス川の西岸にある Bught Park の中にあり、A82の近く、Bught Lane をはさんでインヴァネス・レジャーセンターの向かいにあります。施設側は1時間から1時間半を見込むよう勧めています。
ガラス温室は、どの季節でも楽しめ、屋外の庭園は、一年じゅう見どころがあるように植えられていて、野草の草地とGROWプロジェクトの秘密の庭が散策を長くしてくれます。園路は樹皮、芝、砂利が混じり、でこぼこした場所もあります。車いすは申し出れば借りられ、入場できる犬は補助犬だけです。ガラスの下にあるカフェ・ボタニクス(Café Botanics)は、川沿いへ向かう前に立ち寄るのにふさわしい場所です。
57.46° N, 4.24° W
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出典 (6)
- highlifehighland.com/inverness-botanic-gardens/
- en.wikipedia.org/wiki/Inverness_Botanic_Garden
- scottish-places.info/features/featurefirst8967.html
- britainexpress.com/scotland/Highlands/gardens/inverness-botanic-gardens.htm
- livebreathescotland.com/inverness-botanic-gardens/
- pressandjournal.co.uk/fp/past-times/5324497/inverness-floral-hall-botanic-gardens/
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