🇬🇧イギリス·一般公開

ウェントワース・ウッドハウスのカメリア・ハウス

サウス・ヨークシャー州ロザラム、ウェントワース

ウェントワース・ウッドハウスのカメリア・ハウス, サウス・ヨークシャー州ロザラム、ウェントワース
写真 : Chris Gorringe — CC BY-SA 2.0

2026年9月時点で出典を確認済み

「西洋世界で最も古いものの一つに数えられる19本のツバキが、荒廃から救われたこのジョージ王朝様式のパビリオンで生き延びました。」
年代
1738
建築家
不明(修復:ドナルド・インソール・アソシエイツ、2024年)
様式
大きな上げ下げ窓をもつ、正面がガラス張りのジョージ王朝様式のパビリオン
状況
一般公開中(2024年4月からティーハウス)

ロザラム近郊のウェントワース・ウッドハウスの庭園にある、グレードII*の指定を受けたこのパビリオンは、1738年にロッキンガム侯爵夫人のためのティーハウスとして建てられ、その後、第4代フィッツウィリアム伯のツバキを収めたと伝えられています。最大30本のコレクションのうち19本が生き残り、国際ツバキ協会は、それらを西洋世界で最も古いものの一つに位置づけています。屋根を失って危機遺産登録簿に載っていた建物は、約500万ポンドをかけて修復され、2024年4月に、ツバキに囲まれたティーハウスとして再開しました。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

ウェントワース・ウッドハウス保存トラストによれば、このパビリオンは1738年にティーハウスとして建てられました。ロッキンガム侯爵夫人レディ・メアリー・フィンチ(Lady Mary Finch)が、当時もっとも流行していた飲み物を楽しみながら友人たちをもてなした場所です。ヘリテージ基金は、客人に強い印象を与えるためのものだったと付け加えています。のちには、第4代フィッツウィリアム伯(4th Earl Fitzwilliam)が集めたツバキを収める場所となりました。熱心な収集家だった伯は、1株ごとにハウスメイドの1年分の賃金に相当する額を支払ったと伝えられています。この領地についてのウィキペディアの記事は、これとは異なる年代を挙げており、主に19世紀初頭の建物で、18世紀後半の要素を含み、一族のコレクションを収めるために建てられたとしています。

20世紀に入っても、カメリア・ハウスは一族の憩いの場であり続けました。一族が1980年代に去ってからは荒れ果て、屋根はなく、ガラスの多くが失われた状態で、領地が700万ポンドで売却されて保存トラストが引き継いだ時には、ヒストリック・イングランドの危機遺産登録簿に載っていました。1年にわたる500万ポンドの事業の資金は、ナショナル・ロッタリー・ヘリテージ基金からの400万ポンドと、ヒストリック・イングランドからの614,000ポンド余りで賄われ、工事はドナルド・インソール・アソシエイツ(Donald Insall Associates)が、施工業者のウィリアム・バーチ(William Birch)とともに行いました。2024年3月22日の公式の開幕式を経て、パビリオンは4月2日に一般公開されました。

ウェントワース・ウッドハウスのカメリア・ハウス, サウス・ヨークシャー州ロザラム、ウェントワース — Photograph of the Camellia House in the grounds of Wentworth Woodhouse, South Yorkshire…
Photograph of the Camellia House in the grounds of Wentworth Woodhouse, South Yorkshire, England · Ian S — CC BY-SA 2.0

建築と構造

グレードII*に指定されているカメリア・ハウスは、正面がガラス張りのジョージ王朝様式のパビリオンです。ヘリテージ基金はこのように説明しており、領地側は、国内でも最大級のジョージ王朝様式の上げ下げ窓があることを指摘しています。工事の前は、屋根のない殻だけが残り、ガラスの多くが失われていました。

修復では、新しい屋根を架け、上げ下げ窓を一式復元しました。さらに、カーボンニュートラルな暖房と、ツバキへの水やりとトイレの水に使う雨水の集水システムも導入されています。このプロジェクトは2023年にグリーン・アップル環境賞を受賞し、2024年にはRICSアワードの最終候補に選ばれました。パビリオンは庭園の風の当たらない一角、大邸宅の西側にあり、いずれも指定建造物であるイオニア式神殿とドリス式ロッジのすぐ近くに建っています。

ウェントワース・ウッドハウスのカメリア・ハウス, サウス・ヨークシャー州ロザラム、ウェントワース — Wentworth Woodhouse - Inside the derelict camellia house
Wentworth Woodhouse - Inside the derelict camellia house · Chris Gorringe — CC BY-SA 2.0

植物コレクション

コレクションはかつて、アジア産のツバキが最大30本にのぼりました。領地側は中国から来たとしていますが、ウィキペディアはインドから持ち込まれた植物だと述べています。放置された年月を19本が生き延び、その多くは、領地側によれば19世紀初頭に遡る当初の株と考えられています。ウィキペディアは最も古いものを1792年としています。うち5本は、1806年から1822年のあいだにイギリスで初めて販売された品種と確認されており、国際ツバキ協会は、これらを西洋世界で現存する最も古いツバキの一つに数えています。

低木は今も修復された建物を満たしており、現在は敷地内で集めた雨水を与えられています。ティーハウスは、それらを囲むように配置されていて、世界各地のお茶が、樹齢200年を超えるツバキの間で供されます。

見学案内

カメリア・ハウスは、ロザラム行政区のウェントワース村にあるウェントワース・ウッドハウスの庭園内にあります。一般公開されているティーハウスとして営業しており、夕方にはイベントが開かれ、月曜日は慈善団体や地域のグループのために空けてあります。東正面が並外れた長さで知られる大邸宅のガイドツアーや、領地のフォリー(装飾的な建造物)や記念碑、すなわちニードルズ・アイ、フーバー・スタンド、ロッキンガム霊廟、ケッペルの記念柱とあわせて訪れるのがおすすめです。ツバキの花盛りの時期が、訪れる最高の理由になります。

インタラクティブな地球儀で見る

53.47° N, 1.41° W

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出典 (5)

  1. wentworthwoodhouse.org.uk/news/restored-and-reimagined-the-camellia-house-blooms-again/
  2. heritagefund.org.uk/projects/new-life-wentworth-woodhouses-grade-ii-listed-camellia-house
  3. historichouses.org/news/restored-and-reimagined-wentworth-woodhouses-historic-camellia-hou
  4. en.wikipedia.org/wiki/Wentworth_Woodhouse
  5. openstreetmap.org/way/676287818
見学の計画

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