🇬🇧イギリス·一般公開

ノートン・コニャーズのウォールド・ガーデンのオランジェリーと温室群

イングランド、リポン近郊のノートン・コニャーズ(ノース・ヨークシャー)

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2026年10月時点で出典を確認済み

「18世紀の壁に囲まれた庭の中心に建つグレードIIのオランジェリーで、両側に2棟の温室があり、一方は全面が、もう一方は一部がガラス張りでした。」
年代
オランジェリーは1774年以前(同年の絵画に描かれている)、壁に囲まれた庭は1760年頃
様式
切石積みと煉瓦による古典様式のオランジェリーで、平らな屋根をもち、両側に2棟の温室を従える
規模
中央部は5ベイ、両側の2棟の温室はそれぞれ長さ約11 m
状況
壁に囲まれた庭は2026年4月から10月末まで火曜から金曜に一般公開、オランジェリーも見学可。両側の温室の現状は記録なし

リポン近郊のノートン・コニャーズにある壁に囲まれた庭の中心には、切石積みと煉瓦でできた古典様式のオランジェリーが建ち、グレードIIに指定されています。その両側に、長さ約11 mの温室が1棟ずつ並びます。ヒストリック・イングランドの指定記録によると、左側の温室は全面がガラス張りで、右側は一部だけがガラス張りで、背後にボイラー室と促成栽培室がありました。グレアム家の領地に18世紀半ばに造られたこの庭は、今も邸宅に花、果物、野菜を供給しています。北の壁にふさがれた暖房用の煙道が残り、外来植物の栽培を思い起こさせます。庭が一般に開かれているときは、いつでもオランジェリーを見学できます。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

ノートン・コニャーズは、1624年にリチャード・グレアム(Richard Graham)が領地を購入して以来、グレアム家のものです。彼は1628年に準男爵に叙されました。壁に囲まれた庭は、邸宅から歩いて5分のところにあり、18世紀半ば、ヒストリック・ハウジズ(Historic Houses)によると1760年頃に造られ、当初の設計の要点を今も保っています。個人蔵のニコラス・ダール(Nicholas Dall)の1774年の絵画には、オランジェリーがはっきりと描かれています。公園・庭園登録簿(Register of Parks and Gardens)はこれを18世紀半ばまたは後半のものとし、建物の指定記録は、ガラス部分を「18世紀後半とそれ以降」としています。オランジェリーは1955年7月22日からグレードIIに指定されています。庭の北の壁にはふさがれた暖房用の煙道が残っており、ヒストリック・ハウジズはこれを二重に暖められた壁の初期の例とみなし、ナショナル・ガーデン・スキーム(National Garden Scheme)は外来種の繁殖の証拠と読み取っています。

庭は公園・庭園登録簿にグレードIIで登録されており(最初の登録は1984年5月10日)、1998年の登録記録によると、当時はまだ私有でした。今も、造られた目的のとおり、邸宅に花、果物、野菜を供給するために使われています。庭が初めてナショナル・ガーデン・スキームのために門を開いたのは1935年で、同団体の記事によると、2020年までに56年にわたって公開してきました。2014年、領地はヒストリック・ハウジズ・サザビーズ修復賞(Historic Houses Sotheby's Restoration Award)を受賞しました。ヒストリック・ハウジズによると、これは邸宅の修復に対する賞です。参照した資料は、両側の2棟の温室の建設時期も、その改修時期も記していません。

建築と構造

ヒストリック・イングランド(Historic England)の指定記録は、切石と、フランドル積みの赤煉瓦でできたオランジェリーを記しています。5ベイの中央部の両側に、2棟の温室が付く構成です。中央には、鏡板入りでガラス桟のある木製の、上部が半円形の両開き扉と、同じく上部が半円形でガラス桟のある上げ下げ窓があり、いずれも刳形のあるアーキヴォルトと二重の要石で縁取られています。建物の頂部には深いコーニスとパラペットが載り、屋根は平らです。

2棟の温室は、それぞれ長さ約11 mです。指定記録によると、左側のものはガラスがすべて揃っており、背後には、おそらく庭師の部屋とみられる居住用の建物がありました。右側のものは一部にしかガラスがなく、背後にボイラー室と促成栽培室がありました。この記述には日付がなく、温室の現状については何も述べていません。

2.5エーカー(約1 ha)の壁に囲まれた庭へは、2本の煉瓦の門柱の間にある錬鉄の門から入ります。門はオランジェリーと一直線上に並んでいます。刈り込まれた生垣と花壇に縁取られた小道が、指定を受けた円形の池へと続いており、その中央の台座は像を失っています。

植物コレクション

参照した資料は、オランジェリーにも両側の温室にも、現在ガラスの下で育てられている植物を記していません。記されているのは、壁に囲まれた庭のほうです。そこでは、初夏から11月下旬まで切り花が育てられ、古いリンゴとマルメロの木、しっかり根づいたポタジェ、果物と野菜もあります。ヒストリック・ハウジズは、全体を植物好きのための庭(plantsman's garden)と呼んでいます。

ナショナル・ガーデン・スキームによると、庭には季節になると、金色と銀色の植物の花壇、昔ながらのピオニーとアイリス、野生生物を引き寄せるブッドレア、スイレンの咲く静かな池があります。同団体の言葉では、暖められた壁は、かつてここで外来種の繁殖が行われていたことを示しています。夏には小さな販売コーナーで珍しい耐寒性の植物が売られ、庭で育った植物、切り花、果物、野菜を買うことができます。

見学案内

壁に囲まれた庭は、邸宅から歩いて5分です。オランジェリーの前では二つの小道が合流し、その手前には小さな池があります。窓からは、庭の正門とその先の公園まで見通せます。ヒストリック・ハウジズの会員は、ここで来訪者用の用紙に記入し、2026年6月14日の庭の公開日には、オランジェリーでのお茶が告知されていました。両側の温室に入れるかどうかは、資料に記載がありません。

2026年は、庭は4月から10月末まで火曜から金曜に開き、邸宅のガイド付きツアーは28日間しか行われません。見学は、『ジェーン・エア』のソーンフィールド・ホール(Thornfield Hall)のモデルの一つといわれる邸宅と組み合わせることができます。領地はリポンの北約4マイルにあります。

インタラクティブな地球儀で見る

54.18° N, 1.51° W

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出典 (8)

  1. historicengland.org.uk/listing/the-list/list-entry/1150020
  2. historicengland.org.uk/listing/the-list/list-entry/1001068
  3. nortonconyers.org.uk/visiting-norton-conyers.html
  4. nortonconyers.org.uk/house-and-garden.html
  5. historichouses.org/house/norton-conyers/
  6. ngs.org.uk/norton-conyers-an-inspired-revisiting/
  7. parksandgardens.org/places/norton-conyers
  8. eventbrite.co.uk/e/open-garden-at-norton-conyers-with-tea-in-the-orangery-tickets-19907921
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