伊丹市昆虫館 チョウ温室
兵庫県伊丹市

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1990
- 様式
- 鉄筋コンクリートの博物館に併設された半球形のガラス温室
- 規模
- 床面積約600 m²、高さ15 m
- 状況
- 一般公開中
伊丹市制50周年を記念して1990年11月10日に開館した昆虫館は、昆陽池公園にある4階建ての建物を占めています。中心は、床面積約600 m²、高さ15 mの半球形のガラス温室で、館は関西でも最大級としています。地元産と沖縄産の約14種、およそ1,000匹のチョウが一年中自由に飛びまわり、館内で飼育する500匹以上の幼虫とさなぎから補充されています。標本室や拡大したジオラマも見学を締めくくります。
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歴史
伊丹市昆虫館は、1990年11月10日に開館しました。伊丹市の市制施行50周年を記念する事業のひとつとして生まれ、兵庫県の昆陽池公園に建てられました。当初から、昆虫に関する展示室と、チョウが自由に飛びまわる大きな温室を組み合わせていました。
館は伊丹市の所有です。2019年4月1日からは、公益財団法人のいたみ文化・スポーツ財団が運営しています。博物館法に基づく施設として認められており、日本博物館協会と兵庫県博物館協会の両方に加盟しています。
展示にとどまらず、館は幅広い活動に取り組んできました。2006年からは、鳴く虫の催し「鳴く虫と郷町」に参加しています。2011年の津波の後には、陸前高田市立博物館が所蔵する被害を受けた昆虫標本の修復を手伝いました。また、域外保全のプログラムも運営しており、2026年には8種が対象でした。


建築と構造
館の建物は鉄筋コンクリート造で、一部に鉄骨を用いています。地上4階、地下1階で、延べ床面積は2,986.83 m²、1,800 m²の敷地のうち1,605.09 m²を占めます。
最大の特徴はチョウ温室で、床面積約600 m²、高さ15 mの半球形のガラス温室です。館は、関西地方でも最大級の温室のひとつとしています。このドームの下では、チョウが来園者のまわりを自由に飛びまわります。別棟の栽培温室では、館内で育てる幼虫の食草がつくられています。
建物のそのほかの部分には、生態展示室、特別展示室、ジオラマの第1展示室、そして行事や講演会にも使われる映像ホールがあります。
植物コレクション
一年を通じて、約14種、約1,000匹のチョウが温室に放されています。日本語版ウィキペディアの記事によれば、その中には地元で見られる種と沖縄の種の両方が含まれます。
この個体群は、途切れることのない飼育に支えられています。館は500匹を超える幼虫とさなぎを常に世話しており、自前の温室で育てた植物を与えています。また、8種の域外保全にも参加しています。
隣り合う展示室は、温室の延長です。生態展示室には、外国産の甲虫、地元の種、水生昆虫など、約20種の昆虫の展示ケースが並んでいます。特別展示室には世界各地で採集された標本があり、第1展示室では、小さな昆虫とその生息環境を10倍に拡大したジオラマで見せています。
見学案内
館は、兵庫県伊丹市の昆陽池公園にあります。チョウはどの季節にも飛ぶので、温室は夏と同じく冬にも見ごたえがあり、雨の日の行き先としても向いています。
見学では、温室、生態展示室、拡大ジオラマ、標本室を回り、館を取り囲む公園の散策へと広げることもできます。館内の順路には、かなり急な坂がいくつかあります。希望すれば、職員が手を貸してくれます。
34.79° N, 135.39° E
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