🇮🇳インド·一般公開

ロイド植物園の温室とオーキダリウム

ダージリン

ロイド植物園の温室とオーキダリウム, ダージリン
写真 : Bernard Gagnon — CC BY-SA 4.0

2026年9月時点で出典を確認済み

「西ベンガル州で最も標高の高い植物園にある、ヒマラヤのラン2,500株のオーキダリウムです。」
様式
英国植民地時代の園芸用ガラス温室
状況
一般公開中

1878年にウィリアム・ロイドが提供した土地に創設された、標高約1,800メートルの40エーカーのこの庭園は、カルカッタ植物園の別園として造られました。サボテン150種のコレクションを収める温室のほか、別棟のオーキダリウムでは、大半が隣接するシンガリラ国立公園産の、約50品種、約2,500株のランを展示しています。庭園はヒマラヤの絶滅危惧種——シャクナゲ、モクレン、竹——も保全しており、通年開園しています。

見学の計画

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詳細解説 読了目安:約1分

歴史

ロイド植物園は1878年に創設されました。このとき、カルカッタ植物園の遠隔の別園とする目的で、ダージリンに40エーカー(約16 ha)の土地が取得されました。

土地を提供したのは、園名の由来となったウィリアム・ロイド(William Lloyd)です。ある観光関連の資料は、彼を英領時代のダージリンの銀行の所有者としており、土地はアシュリー・エデン卿(Sir Ashley Eden)に引き渡されたと述べています。庭園は、当時の園長ジョージ・キング(George King)の監督のもとで造られ、斜面に沿って3つの段に明確に分けて配置されました。

参照した資料には、温室やオーキダリウムの建設年は記されておらず、修復事業が行われたという記録もありません。庭園は今もダージリンの主要な公共緑地のひとつで、ありふれたものから希少なものまで、ヒマラヤの植物の保全に取り組んでいます。

建築と構造

庭園は、かつてのエデン療養所のすぐ下にある開けた斜面にあり、カート・ロード、ヴィクトリア・ロード、ジェイル・ロード、ハリ・ゴーシュ・ロードに囲まれています。入口は4つの門です。配置は傾斜に沿った3つの区画からなり、上段にはヒマラヤの植栽、中段にはシダ、針葉樹、ガラス温室、下段にはほかの大陸の外来植物が置かれています。

屋根のある展示は2つの建物に分かれています。サボテンの区画などを収める温室と、独立したオーキダリウムです。参照できた資料には、その構造、材料、寸法についての記述はありません。

植物コレクション

温室には約150種のサボテンと多肉植物のコレクションがあり、ダージリンの湿潤な気候のなかでは意外な光景です。オーキダリウムでは約2,500株のランが約50品種にわたって展示されており、その大半はサンダクフーへ続く道沿いのシンガリラ国立公園産です。この在来のランのコレクションは希少とされています。庭園にゆかりの種としては、春に咲く Coelogyne cristata と Dendrobium nobile、秋に咲く Cymbidium tracyanum と Paphiopedilum insigne、冬に咲く Cymbidium grandiflorum があります。

屋外には、竹、オーク、モクレン、テンナンショウ類、コトネアスター、野生のゲラニウム、シャクナゲがあります。また、Cryptomeria(スギ)、Bucklandia、ハンノキの森の一角のほか、ヨーロッパ、東アジア、オーストララシアの樹木があり、そのなかにはイチョウ(Ginkgo biloba)も含まれます。

見学案内

庭園へは、チョウク・バザールのタクシー乗り場からヴィクトリア・ロードに沿って、歩いてすぐです。急な道もあります。温室とオーキダリウムは中段にあるため、ヒマラヤの植栽と外来樹の間を歩く途中で自然に立ち寄れます。ゆっくり見て回るなら、1~2時間が目安です。ランの開花の暦は一年じゅう続くので、どの季節にも咲いている種があります。街なかでは、同じくヒマラヤの種を中心とするパドマジャ・ナイドゥ・ヒマラヤ動物園を、あわせて訪れるのもよいでしょう。

インタラクティブな地球儀で見る

27.04° N, 88.26° E

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出典 (4)

  1. darjeeling.gov.in/tourist-place/lloyd-botanical-garden/
  2. en.wikipedia.org/wiki/Lloyd%27s_Botanical_Garden
  3. darjeeling-tourism.com/darj_00002b.htm
  4. en.wikipedia.org/wiki/Darjeeling
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