オアージ・ロッシのチョウの家(Casa delle farfalle)
ヴェネト州サントルソ(ヴィチェンツァ県)
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2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 2005
- 様式
- チョウが自由に飛ぶ、気候制御された熱帯温室
- 規模
- 1,200 m²超
- 状況
- シーズン中(3月から10月)に一般公開
スンマーノ山のふもと、実業家アレッサンドロ・ロッシが1865年に購入した旧領地では、公園をアントニオ・カレガーロ・ネグリンが設計しており、1990年代から社会的協同組合がオアージ・ロッシを運営しています。ここのチョウの家は、1998年に「ヴォリア・ディ・ヴォラーレ(Voglia di volare)」という計画で始まり、2005年に、1,200 m²を超える気候制御の温室として造り直されました。25~32 °C に保たれ、アジア、アフリカ、中南米のチョウが、鳥、コイ、熱帯の植物の間を自由に飛んでいます。
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歴史
サントルソの地所がヴェネトの産業の歴史に登場するのは、1865年に実業家アレッサンドロ・ロッシ(Alessandro Rossi)が買い取ったときです。当時の地所には、邸宅、公園、そして「ポデーレ・モデッロ(podere modello)」、つまりモデル農場がありました。1865年から1884年までの約20年間、スキーオとヴィチェンツァ北部の多くの仕事でロッシが信頼した設計者である建築家アントニオ・カレガーロ・ネグリン(Antonio Caregaro Negrin)が、邸宅を改築し、公園を整えました。
ロッシの死後、邸宅は孤児院になり、所有地は分割されて、地所はスキーオの慈善施設に渡りました。公園は1995年まで放置されていました。その前年には、協定により公園は協同組合ヌオーヴィ・オリッツォンティ(Nuovi Orizzonti)に委ねられていました。この協同組合は、障害のある人々の就労と地域での暮らしを助けるため、親たちのグループが1980年に設立したものです。公園はその後一般に再び開かれ、現在はオアージ・ロッシ(Oasi Rossi)として知られています。
チョウの家は、1998年に「ヴォリア・ディ・ヴォラーレ(Voglia di volare)」計画として始まり、世界各地の何百ものチョウのための熱帯のオアシスがつくられました。2005年には新しい温室がこれに代わりました。イタリア語版ウィキペディアはそれをイタリアでチョウに充てられた最大の場所と呼び、公式サイトはより慎重に、国内で最も広いもののひとつと述べています。2016年には、科学的な資料を提供する協同組合ファルファッレ・ネッラ・テスタ(Farfalle nella Testa)とともに、教育的な散策路がつくられました。邸宅そのものは、2002年にサントルソとスキーオの両自治体が買い取っています。


建築と構造
チョウの家は、1,200 m²を超える気候制御の温室で、昆虫がガラスケースの向こうではなく、来園者の周りを自由に飛ぶように設計されています。専用に設けられた設備と機器が熱帯雨林の条件を再現しており、気温は25~32 °C、湿度は70%を超える水準に保たれています。この人工的な気候を支えるため、運営者は太陽光パネルと環境負荷の小さい新しい設備に投資してきました。設計者についても構造の詳細についても、公表されたものはありません。
温室が立つ公園は、公式サイトによれば100,000 m²を超えます。隣接するヴィッラ・ロッシの歴史的庭園は約4.4 haで、レジーナ(Lesina)へ向かう道の両側にある「リーヴェ(Rive)」と「ラゲット(Laghetto)」の2つの区画に分かれています。そこでカレガーロ・ネグリンは、曲がりくねった小道、素朴な装飾建築、古代遺跡を模した造作、水の演出、小さな湖、芝生、密に植えた樹木といった、19世紀の風景式庭園の手法を集めました。
植物コレクション
温室には、マレーシア、ウガンダ、フィリピン、エクアドル、コスタリカなど、世界でも特に目を引くチョウの種がいます。チョウは蛹の状態で届くため、来園者は卵、幼虫、蛹化、そして最後の成虫の羽化まで、ライフサイクルの全体をたどることができます。イタリア語版ウィキペディアによれば、昼に飛ぶチョウとガの両方が飼育されています。
チョウたちは、熱帯の気候に特有の濃い植生の中で、植物を食べる数種の鳥、ほかの昆虫、コイ(錦鯉)と空間を分け合っています。温室の隣では、昆虫の展示がケースに標本を並べています。
見学案内
温室は、ヴィチェンツァ北部のスンマーノ山(Monte Summano)の斜面にあるサントルソのオアージ・ロッシの中にあります。公園は3月から10月まで開いており、温室はシーズンを通して暖かいので、夏だけでなく、涼しい春や秋の日にも見学に向いています。チョウのライフサイクルのさまざまな段階や隣の昆虫展示を見る時間を取り、そのあと公園を歩いてください。
見学は自然な流れで、カレガーロ・ネグリンが設計したヴィッラ・ロッシの風景式庭園へと続き、ロッシ家の産業の町であり、この建築家も仕事をしたスキーオまで足をのばすこともできます。社会的協同組合が運営するこの場所には教育的な役割が大きく、学校団体向けに考えられた散策路があります。
45.74° N, 11.39° E
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