ガイザー温室(マニト・パーク)
ワシントン州スポケーン

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1912年・1974年に再建、ドームは1988年
- 建築家
- ロード&バーナム社(1974年の建物)
- 様式
- アルミ製のフレームによる中央ドームとガラス張りの翼棟
- 規模
- 展示温室は約280 m²(3,000平方フィート)、栽培用温室は約930 m²(10,000平方フィート)
- 状況
- 一般公開中
マニト・パーク内のダンカン・ガーデンの北側に、公園のための植物を育てる温室が1912年に建てられました。石炭で暖房され、クリスマスやイースターなどのまれな機会にしか一般に開放されませんでした。レッドウッドの垂木が腐ったのち、1974年に同じ場所で、ロード&バーナム設計のアルミ製の温室に建て替えられ、エクスポ'74にあわせて来園者に開かれました。1988年に中央ドームが拡張され、外科医デイヴィッド・ガイザーの名がつけられました。ドームと二つの翼棟には、熱帯植物、サボテン、季節ごとの展示が見られます。
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歴史
マニト・パークは1904年にスポケーン市の手に渡りました。造園コンサルタントとしてオルムステッド・ブラザーズ(Olmsted Brothers)が雇われましたが、行ったのは設計ではなく助言でした。最初の温室は、リバティ・パークから移された小さな建物で、公園北部のグランド・ブールバード(Grand Boulevard)の近くに建っていました。資料によって、場所は18番街とも20番街ともされています。
1912年、ダンカン・ガーデンの上にある現在の場所に、温室と新しい栽培用の温室が建てられました。ダンカン・ガーデンも同じ年に整備されたものです。目的は実用的で、苗を育て、植物や道具をしまうことでした。長い冬のあいだ、暖房は石炭で行われました。来園者が入れたのは、クリスマスやイースターなどの特別な機会だけです。大恐慌のあいだ、この温室は閉鎖寸前まで追い込まれました。『スポークスマン・レビュー』紙(Spokesman-Review)によれば、代わりに公園の動物園が、わずか1票の差で閉鎖されました。
1960年代までに、レッドウッドの垂木が腐り、修理が絶えなくなっていました。1974年、エクスポ'74を前に、ニューヨークの会社ロード&バーナム(Lord & Burnham)の設計による、アルミ製の新しい温室と栽培用の温室が同じ場所に建てられ、南側の区画が一般に公開されました。ウィキペディアによると、10万ドルが集められ、そのなかには5万ドルの匿名の寄付が含まれていました。費用が超過すると、コムストック財団が3万ドルを追加しました。
1988年に中央のドームが設計し直されて拡張され、温室には、公園委員会の委員長を務め、1985年に亡くなったスポケーンの外科医で市の有力者デイヴィッド・ガイザー(David Gaiser)の名がつけられました。1999年の公園債は、のちに自動カーテンと省エネ工事の費用に充てられました。マニトの友の会(Friends of Manito)は、2012年に温室の100周年を祝いました。


建築と構造
温室は、ガラス張りの翼棟に囲まれた中央のドームからなります。ドームと最も南の2棟の翼棟が公開区画で、北側の3棟の翼棟は今も生産用の温室で、公園のほかの場所のための植物が育てられています。2009年に『スポークスマン・レビュー』紙は、展示温室を約3,000平方フィート(約280 m²)、栽培用の温室を約10,000平方フィート(約930 m²)としました。
現在の構造は1974年のもので、このときロード&バーナムが、元のレッドウッドの骨組みをアルミニウムに替えました。1988年に設計し直されて拡張されたドームには、滝、魚の池、小さな橋が、熱帯植物のあいだに配されています。自動の省エネ用カーテンのおかげで、同じ新聞によれば、光熱費が約70%減りました。
建物は、ダンカン・ガーデンのすぐ北にある低い高台の上に立ち、庭を見下ろしています。ダンカン・ガーデンは、ヨーロッパ・ルネサンス様式の3エーカーの整形庭園で、大きな花崗岩の噴水と63の花壇を中心に、左右対称に配されています。
植物コレクション
ドームには背の高い植物が収められています。樹齢数十年のノーフォークマツ、ヤシ、フィカス、柑橘類の木です。公開された翼棟では、スポケーンの冬を越せない熱帯と砂漠の植物、ラン、そして多肉植物とサボテンの常設コレクションが見られ、そのなかにはペンシルプラント(pencil plant)、メキシカン・スノーボール(Mexican snowball)、カブズ・ポー(cub's paw)の名で知られる種があります。
展示は季節に沿って変わります。早春は球根植物、夏はイースター・リリー、ベゴニア、インパチェンス、フクシア、秋はキクとシクラメン、そして12月はポインセチアで、何万もの灯りが縁取ります。裏方では、栽培用の温室が、温室のために毎年8,000近い植物を、マニト・パーク、リバーフロント・パーク、近隣の公園、市営ゴルフ場のために約60,000株の一年草を生産しています。
見学案内
温室は、マニト・パークのダンカン・ガーデンを見下ろしています。マニト・パークは、17番街とグランド・ブールバードの角、マニト/キャノン・ヒル地区にある90エーカー(約36 ha)の公園です。ドームと2棟の翼棟は、1時間かからずに見られます。ポインセチアと灯りで飾られる12月の展示がいちばんにぎわい、『スポークスマン・レビュー』紙が2009年に報じたところでは、ひと季節で6,500人が訪れました。
見学は、公園のほかの庭園へも無理なく延びます。ジョエル・E・フェリス・ペレニアル・ガーデン(Joel E. Ferris Perennial Garden、1940年)、コイの池のある Nishinomiya Tsutakawa Japanese Garden(1974年)、1,500株を超えるバラが育つローズ・ヒルのバラ園(1950年)、名前のついた栽培品種が100を超えるライラック園(1941年)です。
47.64° N, 117.41° W
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出典 (6)
- my.spokanecity.org/parks/gardens/gaiser-conservatory/
- en.wikipedia.org/wiki/Manito_Park_and_Botanical_Gardens
- spokanehistorical.org/items/show/66
- spokesman.com/stories/2009/may/07/gaiser-conservatory-holds-much-of-manitos-beauty/
- spokesman.com/stories/2012/jun/14/a-century-of-conservation/
- openstreetmap.org/way/389464459
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