ジュエル・ボックス(フォレスト・パーク)
セントルイス、ミズーリ州

2026年10月時点で出典を確認済み
- 年代
- 1936年
- 建築家
- ウィリアム・C・E・ベッカー(市の技師)
- 様式
- アール・デコ。高窓を備えた5段の階段状に重なる垂直のガラス壁
- 規模
- メインルームは144 × 55フィート(約44 × 17 m)、高さ50フィート(約15 m)、床面積は約7,500平方フィート(約700 m²)
- 状況
- 一般公開中(イベント用の貸し出しも)
1936年11月14日にフォレスト・パークで落成したジュエル・ボックスは、市の技師ウィリアム・C・E・ベッカーが設計し、公共事業局が一部を出資しました。伝統的な温室の曲線屋根とは異なり、高窓で光を取り入れる垂直のガラス壁を5段に積み重ね、長さ144フィート、高さ50フィートあります。2000年に国家歴史登録財に登録され、350万ドルをかけて2002年に修復され、熱帯植物と季節の花の展示が見られます。
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歴史
ジュエル・ボックスの物語は、建物ができる前から始まっています。1916~1917年の冬、フォレスト・パークの主任庭師ジョン・モリッツ(John Moritz)は、既存の温室の一部を、水の演出と座席を備えた花の展示に変えました。煙や汚染が市内の植物を脅かしていた時代で、彼はそれらに耐えられる種を見せる場としてもこれを使いました。季節の展示は1920年代を通じて発展し、1926年にこの展示は「ジュエル・ボックス」の名を得ました。
1933年、市長のバーナード・ディックマン(Bernard Dickmann)は、常設の温室のために75,000ドルを確保しました。市の主任技師ウィリアム・C・E・ベッカー(William C. E. Becker)が設計を描き、ロバート・ポーラス建設会社(Robert Paulus Construction Company)が1936年に建てました。工事費は約117,000ドルで、その約45%は公共事業局(Public Works Administration)が負担しました。コンサバトリー・ヘリテージ協会(Conservatory Heritage Society)によると、雇われたのは未熟練の失業者だけでした。当初「セントルイス・フローラル・コンサバトリー」と名づけられた建物は、1936年11月14日に落成して全国で称賛され、『ポスト・ディスパッチ』紙はこれを展示温室の最新の形と呼びました。1938~1939年には約416,000人が訪れました。
1970年代半ばには、予算の縮小とともに衰退が始まりました。セントルイス・ランドマーク協会(Landmarks Association of St. Louis)の申請により、ジュエル・ボックスは、傑出したアール・デコの温室として、2000年3月14日に国家歴史登録財に登録されました。フォレスト・パーク・フォーエバー(Forest Park Forever)やバンク・オブ・アメリカ(Bank of America)などが支援した、11か月に及ぶ350万ドルの修復は、2002年に完了しました。
建築と構造
ベッカーは、曲面ガラスの屋根という伝統から離れました。ジュエル・ボックスは、片持ちの垂直なガラスの壁を、陸屋根の5つの段に階段状に重ねており、各段は高窓から光を得ています。この配置は、中西部に多いひょうの嵐による被害を抑えるためのもので、コンサバトリー・ヘリテージ協会は、コンサバトリーのモダニズム的解釈の最初期のひとつに数えています。8つの固定アーチが壁と屋根を支えており、その輪郭は、1874年に完成したイーズ橋(Eads Bridge)を思わせます。
主たる展示室は、長さ144フィート、幅55フィート、高さ50フィート(約44 × 17 × 15 m)で、床面積はおよそ7,500平方フィート(約700 m²)です。4,000枚を超える板ガラス、合計16,000平方フィート以上が、木と錬鉄の骨組みにはめ込まれています。来館者は石灰岩の玄関ホールから入ります。基礎は粗面仕上げの切石積みで、木の板張りの天井が鉄の根太に載っています。
2002年の修復では、機械設備が入れ替えられ、暖房と空調が加えられたほか、レセプション用にケータリングのエリアとトイレが設けられました。
植物コレクション
ジュエル・ボックスは、収集のための庭園というより、花の展示ホールです。一年を通して、大きな噴水と池のまわりに、熱帯の樹木、観葉植物、花が展示されます。大きな鉢が水辺に並び、ハンギングバスケットが天井から下がります。2002年の修復の際には、屋根まで伸びて光を遮っていた古い木々が取り除かれ、花壇は両側に移されて、部屋の中央が開けました。
こうした常設の植栽に、市の温室で育てた季節の花が加わります。それを飾るのは、ボランティアの園芸団体フォレスト・パーク・フローラ・コンサーバンシー(Flora Conservancy of Forest Park)と、公園部の園芸課です。年に6回の展示があり、クリスマス、早春、イースター、母の日、夏、そして秋の菊展です。ユリとアザレアが、取り上げられる花に含まれます。
見学案内
ジュエル・ボックスは、フォレスト・パークの Wells Drive と McKinley Drive の交差点にあり、市の公園局が運営する17エーカー(約7 ha)の敷地内です。建物の南では、スイレンの浮かぶ3つの反射池と園路沿いの花壇が、展示を屋外へと広げています。温室とその周辺には1時間あれば足ります。クリスマスから秋の菊まで続く展示の日程が、訪れる時期を決める最良の手がかりです。建物では結婚式やレセプションも開かれ、多くは夜間か週末です。市内のほかの場所では、ミズーリ植物園にクリマトロンとリンネアン・ハウスがあります。
38.64° N, 90.28° W
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出典 (5)
- stlouis-mo.gov/government/departments/parks/parks/jewel-box.cfm
- stlouis-mo.gov/government/departments/parks/documents/upload/Jewel-Box-Rental-Information-
- en.wikipedia.org/wiki/Jewel_Box_(St._Louis)
- tclf.org/forest-park-jewel-box
- conservatoryheritage.org/historic-conservatories-library/20-century/the-jewel-box-conserva
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