🇩🇪ドイツ·一般公開

テュービンゲン大学植物園のトロピカリウム

テュービンゲン、バーデン=ヴュルテンベルク州

テュービンゲン大学植物園のトロピカリウム, テュービンゲン、バーデン=ヴュルテンベルク州
写真 : Otto Buchegger — CC BY-SA 3.0

2026年10月時点で出典を確認済み

「高さの異なる6つのガラスの六角形が1本のコンクリート柱に支えられ、セリ科のカウ・パセリの散形花序を思わせます。」
年代
1969
建築家
ヘルマン・ブロマイアー
様式
コンクリートの1本の中央柱が六角形の屋根を支える、現代的なガラスと鉄骨の温室
規模
2,800 m²、高さ最大15 m
状況
一般公開中

1969年にテュービンゲン北部のモルゲンシュテレに開園した植物園のランドマークであるトロピカリウムは、ヘルマン・ブロマイアーの設計で、2,800 m²、高さ最大15 mの空間に熱帯の低地雨林を収めています。鉄骨で6つの六角形に分けられた高さの異なるガラス屋根は、植物にほとんど隠れたコンクリートの中央柱に載っているため、宙に浮いて見えます。2009年から修復され、新世界の植物がファサード沿いに、旧世界の種が中央に、熱帯のシダの植え込みと熱帯の作物のコーナーも展示されています。

見学の計画

アフィリエイトリンクです。Verrière 経由で予約すると、追加料金なしで、当サイトの調査費用の一部になります。

詳細解説 読了目安:約1分

歴史

テュービンゲン大学の植物園は、かつて町の中心部にあり、今の旧植物園にあたるその場所が1804年から1968年まで使われていました。そこには1839年に石とガラスの大きな温室が建てられ、1866年に、パルメンハウスとして知られる近代的な鋳鉄とガラスの建物に建て替えられました。手狭になったため、植物園は旧敷地を離れてモルゲンシュテレの丘の新しい敷地へ移り、1866年の温室は1970年に取り壊されました。

新しい植物園は、学術面の計画を園長のカール・メークデフラウ(Karl Mägdefrau)が統括し、1969年5月8日に開園しました。建築家ヘルマン・ブロマイアー(Hermann Blomeier)が設計したトロピカリウムは同じ年に使われ始め、以来、植物園の建築上のランドマークになっています。

約40年の使用ののち、2009年春に大規模な補修が始まりました。植物が必要とする暖かく湿った空気と大量の散水によって、コンクリートに水が浸み込み、炭酸化(中性化)が進んで、荷重を支える柱が沈下して支柱で支えなければならなくなり、建物の継ぎ目にもひびが入っていました。バーデン=ヴュルテンベルク州の州有財産管理局の依頼で、レムゼックの企業が、縁部、貫通部、灌水用の水を集める外側の樋の防水を更新しました。

テュービンゲン大学植物園のトロピカリウム, テュービンゲン、バーデン=ヴュルテンベルク州 — View of the water lily pond in the Botanical Garden of the University of Tübingen, with…
View of the water lily pond in the Botanical Garden of the University of Tübingen, with the Tropicarium in… · Dr Alexandra Kehl — CC BY-SA 4.0

建築と構造

トロピカリウムはガラスと鉄骨の温室で、その形は植物の見本に由来します。屋根は高さの異なる六つの六角形でできており、植物園によれば、ヘルマン・ブロマイアーはおそらく、セリ科のカウ・パセリの散形花序からヒントを得ました。鉄骨の部材がガラス屋根を六角形に区切り、全体は1本の巨大な中央のコンクリート柱に載っているので、シルエットは開いた傘を思わせます。柱は大部分が植物に隠れているため、屋根は宙に浮いているように見えます。

床スラブは鉄筋コンクリートで、ファサードは全面ガラス張りです。建物の面積は2,800 m²、最も高い所で15 mに達し、熱帯雨林のいくつかの層を再現するのに十分です。らせん階段で上る小さなプラットフォームからは、林冠を見下ろせます。トロピカリウムは、テュペディアによれば、植物園の北の入口の近くで3,000 m²を超える温室群の一部です。

植物コレクション

温室の大半は、大陸別に配置された熱帯低地雨林に充てられています。新世界の種がファサード沿いに並び、旧世界の植物が中央を埋めています。入口の右側の花壇には熱帯のシダが分類順に並び、西側では階段が有用植物の区画へと続いていて、パイナップルからサトウキビまでが見られます。コーヒー、カカオ、シナモン、コショウ、バナナ、ナツメグの木も温室で育っています。

植物園は多くの珍しい植物を挙げています。大型の竹のゾウタケ(Dendrocalamus giganteus)、不規則にしか花をつけないヒスイカズラ(Strongylodon macrobotrys)、ほぼ一年中咲いている Passiflora vitiifolia、地面の高さに花をつけて菌類に擬態し、受粉を担う小さな羽虫を誘う Aristolochia arborea などです。オオベニゴウカン(Calliandra haematocephala)、Hedychium spectabile、ブルーロータスの Nymphaea caerulea、ヤシに似ていますが別の科に属するパナマソウ(Carludovica palmata)が、コレクションを締めくくります。

見学案内

トロピカリウムは、テュービンゲン中心部の北にあるモルゲンシュテレ・キャンパスの植物園の北の入口の近くにあります。植物園は約10 haの広さがあり、10,000を超える植物種があります。

見学は、隣の温室へと自然に続きます。多肉植物温室、カナリア諸島温室、亜熱帯温室、熱帯水草の水槽です。温室には1時間を見込み、樹木園とロードデンドロンの谷には、もっと時間をとってください。ロードデンドロンの谷には約75の栽培品種と170を超える野生種が集まっており、春が見ごろです。トロピカリウムのプラットフォームは、六角形の屋根を眺められるので、上る価値があります。

インタラクティブな地球儀で見る

48.54° N, 9.04° E

この温室の良い写真をお持ちですか? このページ用に提案する →

出典 (5)

  1. uni-tuebingen.de/einrichtungen/zentrale-einrichtungen/botanischer-garten/der-garten/gewaec
  2. uni-tuebingen.de/de/42343
  3. baumetall.de/reporter/gewaechshausarchitektur-tropicarium-tuebingen
  4. tuepedia.de/wiki/Neuer_Botanischer_Garten
  5. de.wikipedia.org/wiki/Botanischer_Garten_T%C3%BCbingen
見学の計画

アフィリエイトリンクです。Verrière 経由で予約すると、追加料金なしで、当サイトの調査費用の一部になります。